ラーメン凪 炎のつけめん
東京・西新宿 ※リニューアル閉店





やや曇り気味の天候ながら淡い陽射しが街に注いで気持ち気温と湿度を高くしていた、本日も都内に所用があり総武線緩行電車に乗って出掛けた9月最終日の金曜日だった。

それもあって今年の1月11日に店名改称してウリのメニューも変わって気になっていたこちらへ訪れる事にした。

そんなわけで1階が特級煮干そばの店頭へ到着すると、ちょうど開店時間の時だった。

お店の方がこちら特有の丈の長い白い暖簾を1階の店先に掛けて、そうしてからこちらへ通ずる2階のドアを上の方に確認してから全開させていた。

徐に木で出来た階段を上がって行けば、きしむ音がふと渋谷喜楽の階段を連想させていた。上がり切ると厨房におられた方から、入店挨拶の後でカウンター席へ促されて着席。

年明けに1階を訪れたものだがその際は居酒屋営業を止めて「つけ麺 凪」と改称する予定だったよう。

しかし結局店名は現在のようになったようで、夜は居酒屋タイムでありつつもラーメン・つけめんも提供しているらしい。

辛いのは多少なら大丈夫だが近年中辛仕様でも結構辛いケースが多いだけに、今回はどうすべきかと悩みつつここまでオーダーを決めかねて来た。

つけ特級銀河と言うメニューがネットで紹介されていたので、それもいいかなと思って来たがそれは夜のみの提供なのだそう。

店名にもなっている炎のつけめんは口の中がボヤ程度と形容していた1辛程度なら、そう大した事はないそうでそれならばと腹を決めてその400g大盛100円増しを味付け玉子と共にお願いする事にした。

5辛まである炎のつけめんの上には、さらに地獄のつけめんなるメニューがあるそうで、実際そのオーダーも結構出ているのだそう。自称日本一の超激辛つけ麺と言うことらしい。

一反も麺は50%盛りで50円増し、100%盛りで100円増しで対応するようになっていた。またこちらの手作り餃子は、皮を粉からこねて作るこだわりのものらしい。程なく到着。

なるほど麺は辛いマーボー豆腐を合えた太麺に、一反も麺が2枚添えられたもの。またつけ汁は鶏ベースに煮干しを利かせた濃い醤油色したものだった。

それではと行かせて貰えば出だしはそれほどの辛さも感じなかったが、こちらも花椒を使っているようで麺を汁に潜らせる度に辛くなって行き後半から吹き出した汗がどうにも止まらなくなった。

ともあれ実に美味しい辛いつけめんで、確かに今までの激辛に比較すれば可愛い方で、辛さを楽しめながら口にする事が出来た。

味玉もホクホクしていい感じで、棒状にカットされたチャーシューも美味しく、スープ割りもつけ汁を少しだけ麺が入っていた器に入れて楽しんだ。

気がつけば完食。いや、かなりとっても良かった炎のつけめん1辛大盛だった。


(左フォト) 炎のつけめん1辛大盛+味玉(麺・汁)/店舗入口 (2011.09.30)


 ラーメン凪 炎のつけめん (特級煮干そば2階)

 ※公式サイトはこちら。 ※下記データ(2011.09.30)更新

 住所:東京都新宿区西新宿7-13-7大森ビル2F  TEL03-3365-0290  定休日:日曜・祝日

 営業時間:11:00〜15:00/17:30〜23:00 ※土曜は昼の部のみ

 アクセス:JR山手線新宿駅西口下車。大久保方面へ進み、新宿大ガード西の交差点を青梅街道
       へ進んで行き、新宿警察署前交差点手前の右路地を入って行く。120m程進んだ十字路
       を越えてまもない右側にあり。



  2011.09.30 黒板には辛さのレベルが判り易く表記されていた。   2011.09.30 グラスが綺麗に並んでいた店内。


※以下は「naginicai」時代。




1階を出て2階に上がると言えば、本来は喫茶店にでも改めて入店しそうなシチュエーションであったりするが、これが同じ店ながら店名を変えて営業している場所となる。

今しがたも中華そばを口にしている時にオツリが足りないらしく、上へ上がってその調整で厨房の方が往復していた。1階が中華そばに限定ものも提供して、2階は昼営業の時だけつけ麺を提供し、夜営業はバーになるいわゆる二毛作営業を行っているこちらであったりする。

店舗左手の階段を上がって行くと、前回と同じようになんとも言えない時の扉を開けてしまったかのような、タイムスリップしてしまった感じが面白い店内。

前回の時はプレオープンだったが、既に本オープンして営業していた。黒板にはアナログ時計をモチーフにして、営業時間と営業内容が記載されている。

営業が軌道に乗って来たので、この2階でも「nicaiのラーメン」なるラーメンメニューの提供を始めているようで、そんなインフォメーションがやはり黒板に表記されていた。さてそんな店内はやはりいい時間もあって満員で、丁重に「しばしお待ちくださいませ」と促された。

若干だけ待っていると間もなく窓側のテーブル席が空いて、食器が下げられてそこに「相席ですが・・・ 」と注釈をつけて案内して頂いた。下で一杯食べたばかりだけに、麺量が大盛400gまで選べるつけそばにしたが、並盛200gでお願いした私だった。

周辺のサラリーマンらしい、ワイシャツ一枚の方々で盛況な店内。さらに来た後続客は、テラス席と称した半3階の席に案内を受けて上がって行った。

するとにわかに床がその反動で揺れて、木造の建物であった事を思い出した。近くの道を大型の車が通るだけで、立っていても気が付くほど揺れるそう。

この前はカウンター席だったので気が付かなかったが、窓際にある比較的大きい4人が座れるテーブル席には、2階の店名に世界地図が描かれていた。

このテーブルで夜な夜な密かに世界へ進出する青写真を描く、秘密会議が行われているのかも知れない。最初の海外支店はバンクーバー店か。(特に意味なし)

ところで前回は「もめんつけそば」だったが、先ほど下で口にした「味玉特級中華そば」に入っていた「いったんも麺」よりも厚く感じられて、違う仕様のように感じた。程なく到着。

それではと行かせて貰えば、なるほど前回とは違う明らかに改良が施されたつけ汁で、更なるうま味を実感する事が出来た。

極太麺の上には辛味料が付いた鶏肉のソテーが食べ易い大きさに切られて置かれていてそれがまた美味しかった。いや、またとっても良かった。

(左フォト) つけそば並盛(汁・麺) (2010.08.24)


  2010.08.24 黒板には様々なお店の情報がインフォされる。   2010.08.24 特級煮干そば2階にあるnaginicaiの窓ガラス。







少し前に新宿煮干ラーメン凪(新宿店)へ訪問した際、昨年10月にオープンして諸般の事情で翌月末から休業していた凪の西新宿店が、あらためて7月に再開する事をお聞きしていて気になっていた。

今月の10日から無事スタートしたらしく、そろそろ落ち着いた頃だろうと、直ぐ傍の一店に訪れた後でその「特級中華そば凪」へ立ち寄った。

お寺の敷地の付近らしく塀越しにお墓が見える道を抜けて店頭にやって来た。今しがた暑いなか近くでラーメンを口にしたのもあって、こちらではつけめんがあればと思いつつ入店。

すると直ぐ券売機があり、その前で財布を開くと一万円札しかなくお詫びして両替して貰い、そこでゴールデン街の新宿店の煮干しそばとの違いをさりげなくお聞きして見ると、こちらの方が煮干しをマイルドにさせているそう。

ともあれ気分はつけめんモードだったので、その方を横にしてつけめんのボタンを探せば、なんとこれが見当たらなかった。

それはさすがに不自然だったのでその方にお聞きすれば、なんと二階もこちらのお店だそうでそちらでつけそばを提供している事を教えて頂き、上へあがる事にした次第だった。

外に一歩出ると、なるほど店舗左手に新宿ゴールデン街の支店を彷彿とする風情のあるやや急な階段があった。

その入り口には別店名の「naginicai」と言う文字があり、読んで見ればそれは「凪二階」で、さて店名なのだろうか?そのようだったが、仮名かも知れないが定かでは無かった。

そんなわけでそんなやりとりの結果により、今回は「特級中華そば凪」ならぬ、その二階にある「naginicai」のレポートとなったわけだった。

足元に注意しながら上がって行けば、これまた何とも風情豊かな二階の店内が広がっていた。空いていたカウンター席に促されて腰を降ろした。

メニューが壁に判り易く表記されていて、そこにあった「もめんつけそば」の文字に興味津々となってその味玉入りでオーダーをお願いした。

こちらで「もめん」と言えば幅5センチ近い超幅広麺の「いったんも麺」で、こちらで更なる変化を経て提供しているそう。

なお並盛200gと中盛250gが同じ料金で自由に選べるそうで、二軒目だけに並盛と言う所だが勿体ないので中盛でお願いした。程なく到着。

こちらの煮干しスタイルのつけめんは初めてだが、ラーメンの時に感じられた煮干しの風情はほぼ同じように感じられたもので、これまたヴイジュアルからしてやはりそこはなかなかと言えるものがあった。

それではと行かせて貰えば、そこは凪ニボワールドの一大リゾートアイランドのように広がるワンダーランドで、幅5センチ近い「いったんも麺」は更に数センチ幅広になって厚みも増えてその分コシも良くなった感じがあった。

チャーシューがやはり劇的に美味しく、つけ汁も適度にこってり加減が良く、鶏そぼろかと思った具材は背脂のミンチだそうでこれがまたいい感じだった。ネギはタマネギも入っているかと思えば、刻まれた長ネギだけだそうで気がつけば麺が消えてしまった。

1階のオープンから11日ほど遅れて21日からプレオープンした「naginicai」だそうで、味の調整の真っ最中らしく明日からまた鶏も加えたシフトへ移行予定だそう。仮の店名では無いようだ。

そして来月2日からグランドオープンを迎える予定で、昼のみつけそばを提供し、夜はアルコールを提供するバーになるらしい。小学校にあるような黒板にはそんなバータイムに提供される、こだわりの高いワインのインフォが成されていた。

精算を済ませて外に出れば隠れていた陽射しが顔を出し、いつの間にか周辺を照らし出していた。その明るさがすぐ近くにある新宿副都心の高層ビル群との距離感を縮めていた。

そんなビル群の奥には入道雲が見えて、真夏の風景が今日も繰り広げられていた。いや、また再び訪問したくなったその味わいが良かった。

(左フォト) 味玉もめんつけそば(汁・麺)/店舗入口は左手階段 (2010.07.30)


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