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雲とも言えない白い水蒸気が青空を淡くさせて、また気温が30度を越える予報が出ていた八月葉月下旬の金曜日。
今日も仕事が終わって外に出れば、周辺の公園の横を歩くとそこから秋の虫の音が聴こえて来て、そう暑いと言うこともないそんな午後七時過ぎだった。
随分前に秋葉原で営業していた上々が、今年の春先頃から尾道らーめん めでたい屋に生まれ変わっていた。それを知るきっかけになったのがこちらで、以前その上々がで営業していただけにそこはよく知る場所だった。
最近では同じ建物の中に、有名人気ラーメン店が営業していたりする。首都圏でノロシと言えば大宮の人気店だが、こちらは函館市内に本店を置く函館ながら味噌ラーメンをウリにするラーメン店らしい。
函館と言うと古いラーメンの歴史を持ち、ご当地ラーメンとして塩ラーメンが知られており、1884年地元新聞に養和軒なる中華店が広告を掲載していてそこには南京そばの記述があると言う。そんな街の札幌では無い函館の味噌ラーメンだけに気になるしかなかった。
そんなわけで今夜こそとなって生温い夜風が吹き始めた頃、今年3月21日にオープンしたこちらの店頭へやって来た。首を伸ばせば、先述した某店の行列が見えた。
さっそく入店すると、こちらもまたなかなか盛況なフロアが広がっていた。秋葉原の浅草橋寄りのどちらの駅からも離れている周辺の午後七時過ぎに、この集客力とはこれから食べるラーメンの期待度が思わず高くなった。
券売機でこちらのウリとも言える味噌らぁめんと、ミニいくら丼がセットになった提供メニューのボタンがあったのでそれを選んだ。
カウンター席の一番入口寄りが空いていて落ち着けそうだったので、そこへ腰掛けながら店長さんらしき方にチケットを手渡した。すると大盛か半ライスがサービスらしかったが今回は辞退した。
本店は函館市富岡で2007年に創業したそうで、現在は同市内の亀田本町で営業しているようだ。函館に長く根付く味噌ラーメンは無いそうで、あくまでもこちらオリジナルの味噌ラーメンとなるらしい。
券売機には北海道知内町特産品のニラで、北の華と言うブランドニラが使われていることが案内されていた。さりげなく麺についてお聞きして見ると、本店がある函館市内で営業する熊さん製麺の麺を利用していることを教えてくれた。
提供メニューの中には函館らしい塩らぁめんだけでなく正油らぁめんもあり、さらにはのろし流と付記された味噌つけ麺や、1日限定5食の絶品ズワイガニとホタテ塩らぁめんもラインナップしていた。また1100円で、いくら丼もあった。程なく到着。
それではと行かせて貰えば、これがなんとも素敵でインパクトある持ち味が実にたまらないもの。多めのスライスした白ねぎに、プリプリしたキクラゲに、チャーシューがまた素敵だった。
擦り生姜が何とも今風だが、函館本店から直送して来るらしい味噌ダレが、そうしたものを払拭させるほど魅力ある風合いとなっていた。
4種類の味噌と香味野菜をブレンドさせて、1週間熟成させたものだそう。熊さん製麺の中太麺が、また実にとても良かった。
イクラ好きな私だが、惜し気もなく入ったイクラめしが、またとても美味しかった。米は知内町・帰山農園で作られる、ふっくりんこと言う国産米だそう。
この米は寒さに強い「ほしのゆめ」と美味しいとされる米国品種の系統米を交配させたものらしく、こしひかりにも負けない粘度がありかなり美味しいご飯だった。気がつけば完食。
自由に使えるコンセントが傍にあり、携帯充電器も用意されているらしい。いや、かなり絶大に素晴らしく途轍もなく、素敵で美味しいそんな味噌らぁめんとイクラご飯と言えた。
(左フォト) 夜の店頭/味噌らぁめん/ミニいくら丼 (2014.08.22)
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函館 麺屋のろし 秋葉原店
住所:東京都千代田区神田和泉町2-8 須永ビル1階 TEL03-5829-4822
営業日:水曜日 営業時間:11:30〜21:30 ※中休みなし
アクセス:JR山手線秋葉原駅昭和通り口下車。徒歩およそ8分。
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券売機に様々なインフォメーションが貼られていた。 |

函館本店直送特製味噌だれの案内。 |

米は全て知内町帰山農園で生産されたふっくりんこ。 |
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