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夜半に降った秋雨も上がり、雨雲を見上げる朝となった、気温の低い11月中旬の月曜日だった。
また某店へ行こうと、昭和通りの横断歩道を渡り、そこへ向かって行く。先日は別のお店に入ってしまい、この前はちゃんと入店出来た。今日はまず問題ないだろうと歩みゆく。先日のチャンポンのお店の路地にさし掛かると、よく見るとそこは十字路になっていて、左にも幅が広くなった道路が続いていた。
ふと「大勝軒」と読める、外食店が遠目に見える。ふふふ、そんな事はアルマーニ、だった(おいおい)。いや、もしかして、無名の人形町系がここにも?と近づいて見る(そこはラオタのサガ)。
するとそこは台湾料理のお店で、店頭の看板には何と「大勝城」とあり(汗)、近くで見たら今度は大阪城と読んでしまいそうな店名だった(おいおい)。ラーメン類も扱っているか確認すると、タンメンの文字があり、半炒飯も付いて650円となっていた。これは安いランチセットだった。
そ、そんな訳で、今日はこちらだった。ランチタイムの遅い時間の所為か、比較的広い店内には数名のみの先客で、道路寄りの明るいテーブル席に案内を受けて腰を降ろした。
先述の上海風肉野菜と冠がある、タンメンのセットメニューをオーダー。程なく到着。おお、何とお手製感のある、杏仁豆腐まで付いて来た。デザートは、たまたまなのか、いつもなのか?
タンメンは上海風となっていたが、街の中華店のタンメンとほぼ同じ仕様だった。麺はチャンポンの麺を、細くした感じの中太やや細ストレート麺で、低加水感がありながらコシがとてもよい麺で、これがいい感じだった。
それではと食べ進めれば、これが旨い旨い旨い旨い旨い旨い。650円だから量も旨さも、それなりかと思えば然に非ず。タンメンには、キャベツ等の野菜がボリュウムよく入り、美味しさも予想範囲を軽く越えるものと言えた。
何気なく普段のメニューリストを見れば、中華そば350円となっていた。また具が豊富に入っていそうな、麺類や炒飯は全て600円で統一されており、おそるべしな価格設定だった。チャーハンも、コーンとニンジンが中心の具材ながら、卵がふんわりとして、これまたなかなかの美味しさ。杏仁豆腐も甘く冷たいデザートで、周辺の中華店をよく研究している事が伺えた。
気が付けば完食。客スペースのお店の方は、アジア系のおそらく台湾か上海辺りの方みたいで、精算時に台湾とかに大勝城と言う、砦見たいな建築物があるのかとお聞きすると、そうしたものは無いそう。
試しに大勝軒の名前を口にして見ると、「ああ、それは池袋にあります」と教えてくれて、その店名を知っていて「なるほど」と言う所だった。日本の城の美しさに感銘したのか定かでは無いが、大勝軒としていない所が微笑ましくもあり、何れにしても安くて美味しい、セットメニューだった。
(左フォト) 上海風肉野菜タンメン/半炒飯/店舗外観 (2008.11.10)
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