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夏の南風がやや強くそよいで曇りがちながら陽射しが注いでいた、遥かな空に積乱雲の幻影を見た気がした七月文月上旬の水曜日。今日も仕事が終わって外に出れば、暮れなずむ空にそよぐ夜風が軽く草木を揺らしていたそんな午後七時過ぎだった。
最近思うところがあって、ラーメンケータイサイトをラーメンバンクさん一本に絞るようになった。そんな情報を朝方何気なくチェックしていると、こちらが本日から営業すると言う。
ラーメンショーのバトプリと立川のラーメントライアウトの出場経験者で、有名製麺所に勤務していたり有名ラーメン店で修行経験もあるとしてそこは気になるところとなった。
そんなわけで仕事帰りに川口でまた途中下車。今夜は西口に降り立ち、スカイウォークを右寄り奥へ進んで、その先にあった幅広の階段を降りその前方の通りを進んで行った。セブンイレブンを越えた先の十字路を左折。その通りを道なりに直進して行く。
そこをしばらく歩いて右手に小学校の体育館が見えたらその先の十字路を左折。程ない右手の暗闇にぼんやりと祝花が見えてあそこかと判った。
居酒屋さくらの直ぐ右側にあるこちらだった。祝花の中に丸山製麺さんとラーメン大至さんの文字を見つけてなるほどと言うところだった。
さっそく入店するとカウンター席が5つだけの狭い店内のこちらで、あいにく満員御礼だったので外で待つことにした。しばらく外で待っていると先客が二人だけ帰って行かれ、店主が小窓から入店を促されたので中に入り右端の空いた席に腰掛けた。
メインメニューは、らーめん700円と書いてあるだけ。そこに後はちゃーしゅー三枚に続いて豚300円と鶏200円に、比内地鶏の味玉150円と言うもの。
近年稀に見るシンプルなメニューリスト。そこかららーめんに味玉とお願いすると、味玉は売り切れだそうで、それならばとなって豚ちゃーしゅーをお願いした。
福島県いわき市が田舎の店主だそうで、と言うことは少し前の大震災では、原発周辺もあって色々と大変だったことだろう。お聞きすると丸山製麺さんへ入社して製麺技術を学んで、その後そちらの紹介でラーメン大至さんに1年ほど修行されたのだそう。程なく到着。
それではと行かせて貰えば、そこは言わば魅惑の世界が広がる大草原。感動と言う名のレールが何処までも続いているような美味しさ。夏の草原に咲く一輪の花のように愛らしい素敵なラーメンだ。空に星があるように、ラーメンの中に店主のラーメン愛を感じることが出来た。
もう、なんたる美味さなことか。比内地鶏の丸鶏をメインにしたスープだそうで、そこに国産豚のスネ肉とあご焼き干しと真昆布も利用したいわゆる無化調スープだそう。
カエシも自家製らしく、会津地方に位置する若喜商店さんの天然醸造しょうゆを使用しているそうで、しょうゆ本来の香りと旨みを愉しめるよう心掛けたものらしい。
麺は丸山製麺さんに特注したものだそうで、群馬県産国産小麦「絹の華」をメインにして、ローストさせた小麦胚芽も若干馴染ませることによって小麦の香ばしさを強調させたそうだ。丸山製麺勤務時代に開発したものだそうで、卵は卵黄のみを使って小麦の旨みにも着目したそうだ。
豚チャーシューは肩ロース、鶏チャーシューは胸肉を使用。低温調理の技がなかなかだった。メンマは使わずその代わりにタケノコが入って良い風合いだった。気がつけば完食。
大盛りはやはり対応してないそう。一か月ほどして落ち着いたら、限定ラーメンにも取り組んで行きたいそうだ。また来る旨お話しして店を後にして、川口駅に戻りまた東口の太郎焼を堪能。川口でラーメンしたらやはり太郎焼だ。
いや、ラーメンに愛を捧げる店主のとんでもなく途轍もない、かなり果て無く素晴らしかった本物志向の比内地鶏ラーメンだった。
(左フォト) らーめん+豚ちゃーしゅー追加/当店のこだわり/店頭 (2013.07.03)
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らーめん かねかつ
住所:埼玉県川口市飯塚2-14-23 定休日:不定休 営業時間:11:00〜15:00/17:00〜21:00
アクセス:JR京浜東北線川口駅西口下車。西口スカイウォークを右寄り奥に進んで、その先の幅広
階段を降りてその前の通りを歩いて行く。セブンイレブンを越えた先の十字路を左折。その
通りを道なりに直進してしばらく進み歩いて、右手に小学校の体育館が見えたらその先の
十字路を左折。程ない右手にあり。徒歩およそ9分程度。
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西口スカイウォーク右奥に出て、この道を進んで行く。 |

市立飯塚小学校体育館を過ぎたら左折して直ぐ。 |

ステンレスの銘板が鈍く輝く店頭。 |

丸山製麺とラーメン大至で夫々修業した店主。 |

潔過ぎると言えるくらいのおしながき。 |

川口でラーメンの後はやはり太郎焼だ。 |
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