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本日もまた横浜中華街へやって来た。しばらく前には蕎麦屋の中華そばにハマっていたが、見事にそこから離れて今は上げた片足が中華街と言う名の窪みに着地している。
一軒目は大正創業をキーワードに探し、そちらのチャーシューめんを堪能させて貰った。そして精算を済ませて外へ出て、これならもう一軒行けるかとなって予定通りこちらの店頭へやって来た。
こちらは老舗や元祖をキーワードにしてヒットした老舗中華店で、1945年創業の何と中華街名物元祖シウマイの店と言うことらしい。
その店名も見た時、見覚えのある名前にあそこかとすぐ判った。
以前海員閣を訪れた際に大通りから路地へ入るところの香港路とあるアーチに、同店の広告があったものだがその下にもう一店の店の広告がありそれがこちらのものだった。
そんなわけで一軒目からそう遠くない、狭い香港ロードの途中に位置するそんなこちらの店頭へやって来た。
さっそく入店すると、そこはやはり中華街の中心地周辺だけに盛況な店内が待っていた。奥寄り左手のテーブル席に促されて、そこへ腰掛けるとメニューブックが置いてあった。
それを手にとって麺メニューのページを素早く開いて、そこからネギそばを選びそこはやっぱりこれも行くかと海老・貝柱入り元祖シウマイもオーダー。
そのメニューブックの冒頭に案内があり、こちらの創業者・呉笑安氏の父親である点心師の呉遇孫氏が、1928年に崎陽軒から依頼を受けて同社のシウマイを開発したらしい。
当初はなかなか要望に応えられなかったそうだが、貝柱を入れたことによって生まれたその美味しさは当時見事なまでに素晴らしかったと言う。
なおそこには店名の由来にも触れており、順風満帆に海を往く如く人生の大海原に幸多かれと初代店主が名付けたものだそう。
ちなみにすぐ向かいには、順海閣酒家なる支店も営業している。程なく到着。
それではと行かせて貰えば、なんたる美味さの汁そばなことかと声を大にして言いたい美味しさ。これはかなり実にうまい。
ネギの切り方といい細切りの叉焼といい、麺をすするとその二つが絶妙に口に入って、そのバランスが一種の感動さえ呼び起こすくらいに良かった。
元祖シウマイも思わずその美味しさに帰りがけお土産を思わず購入してしまった。
崎陽軒のシウマイとはまた違うもので、呉遇孫氏が如何に天才点心師だったかか判る美味さで唯一無二の実に素敵な良さがあった。
シウマイ好きな方なら絶対外せない、そんなこちらの元祖シウマイと言えた。気がつけば完食。
精算カウンターで先述したように精算時に12個入りの元祖シウマイを購入。その傍に中国菓子も豊富に販売しており、思わず広東小月餅六個入りまで買ってしまった。
ちなみに大通りの入口には、崎陽軒のお土産店が営業している。いや、かなり果てなく何処までも素敵で素晴らしく良かったネギそばと元祖シウマイだった。
(左フォト) ネギそば/海老・貝柱入り元祖シウマイ/店舗外観 (2013.10.21)
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