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幾つかの候補店の中から選んだ一軒目の中華飯店を出ると、大通りは幾つかの団体さんが繰り出していて平日ながら賑やかさが増していた昼下がりだった。
そんな通りをさらに奥へ進んで行く。そしてアイスコーヒーも提供していてカフェスペースにもなる、そんな聘珍樓の新展開の戦略店舗となって久しいこちらへやって来た。
聘珍樓と言えば古くは炎の料理人として知られた周富徳が総料理長をされていた、日本最古の中国料理店だ。
以前は明治20年創業と伝えられて来たが、現在では明治17年が正しい創業年として広められている。飲食店に限らず昔から得てしてこうした創業年の修正は起こりえるものだ。
善隣門のすぐとなりにある聘珍茶寮で、1階右手はカフェで、その名もザ・カフェ。左側は土産店スペースになっており、月餅などの中国菓子や焼売や肉まんなどの点心類を販売していた。
2階へ上がって行くと折り返しの踊り場に、提供メニューのフォトが沢山案内されていた。そこを更に上がるとファーストフード店と言えば良いのか左手にカウンターが在ったのでそちらへ。
その前に立てば、まるでマクドナルドかモスバーガーと言いたくなる、そんなイートイン形式のカウンター前に数人の方々が列を作って待っていた。
右手寄りにその精算レジがあり左手に受け渡し口があり、どちらかと言えばフードコートのようなスタイルと言った方が適切なのかも知れない。
自分の順番となってカウンターの前に立つ。650円の鶏パイタンラーメンが特別サービスメニューとなって350円とあったのでそれにするかとなってまず麺メニューをオーダー。
続けて季節のフルーツ杏仁豆腐とアイスコーヒーも注文して精算。やはりなんだかポテトもいかがですかと聞かれそうな雰囲気があってマックみたいな感じがあった。
受け渡し口でしばし待っていると、引換レシートに記載された番号が呼ばれた。
オーダーした品を受け取り引換レシートを手渡して、コーヒーフレッシュを所定の場所から取って、飲食スペースへ行き空いていた外が良く見える窓際のカウンター席に腰掛けた。
派手な善隣門が数メートル先に見える場所で、なかなか迫力がある門であることを実感した。
ブランドとしても最高だし、ロケーションとしてもなかなかで、手頃な金額だけに店内はほぼ満員の盛況ぶりだった。
それではと行かせて貰えば、なかなかよく出来た鶏パイタンラーメン。スープは半透明で具材に至るまで美味しく、350円と言う金額だけにもう絶大に良かった。
季節のフルーツ杏仁豆腐もボリュウム良く、最初は在り来りの杏仁豆腐ではと一瞬脳裏を掠めたが、さすが聘珍樓のしっかりした美味しさで、グレープフルーツなどの柑橘類のフルーツに至るまでとても美味しいものだった。
1991年7月にオープンしたこちらで、その後1999年9月に横浜ワールドポーターズにも支店が出来ている。なお1階のザ・カフェは2002年2月から始めたようだ。
北千住と船橋にも数年前に営業していたようだが、今はどちらも既に閉店しているようだ。気がつけば完食。いや、絶大に良かった。
(左フォト) 鶏パイタンラーメン/季節のフルーツ杏仁豆腐/店舗と善隣門 (2013.10.28)
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