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陽射しを隠す虚ろげな雲行きながら雨が降る予報もなく、ただ北寄りからの季節風が強めにそよいでグレーに染まる街をより冷え込ませていたそんな休日の火曜日だった。
中野づいて来たこともあって休日もその周辺で行くかとネットで界隈のラーメン事情を調べている内に、行こうと思いながらも未訪になっていたこちらを思い出しそう言えばとなって訪ねることにした。
大成食品株式会社の工場勤務経験と麺彩房の修業経験もある佐藤隆男店主が、2009年6月17日から現在の地にオープンさせた塩つけ麺が人気を誇るこちらのようだ。
そんなわけで本日もまた御茶ノ水で中央線快速電車に乗り換え、中野で下車して北口へ降り立った。改札前のサンモールを入り、一番奥まで進んでブロードウェイに入らずそこを右折。
その道路は白線通りで突き当たりを左折して行くと、途中の店先に原寸大フィギュアの燃え尽きた矢吹ジョーを見つけ、さすが聖地ブロードウェイの傍と気づきながらもさらに歩いて行った。
そして二つめの右路地を入り、二つ先の十字路に出ると、左奥側の建物で風情よく営業するこちらが佇んでいた。赤いビニールシートの庇の下に、丸印の中に藤の文字が刻まれた比較的大きな白い暖簾が垂れ下がっていた。
さっそく入店して行くと店主が一人おられる厨房に、客席には数人の先客がつけ麺をそれは美味しそうに啜っておられた。左手のカウンター席が空いていたので、そちら側の席にメニューを確認しながらも腰を下ろした。
あらかじめ決めていた塩つけ麺中盛に、追加トッピングをするかとなり、半分玉子と言うのがあったのでそれもお願いすることにした。注文すると先精算方式のこちらで、代金の支払いを先に済ませた。
ふと見上げるとそこに調理師免許証があり、よく見ると青島都知事時代の平成九年に発行されたもので、こちらの店主がその昔からこうした外食店の厨房に立っていたことがそれで伺えた。
その調理師免許証がずいぶん前に発行されたものと言うことを話題にして店主に話し掛けると、それをきっかけにして世間話しに花が咲いた。
以前はこの周辺で、居酒屋業に長年携わっていたそうだ。その後大成食品に数年間勤務して、調理師免許を持っていることから、麺彩房を手伝うことになったところだろうか。
おそらくはそこで調理した賄い料理の美味しさから、こちらを開業するきっかけが出来たのだろう。
ランチタイムのいい時間に入店したこともあって、店内に後続客が続きに続いて店主が忙しくなりそこまでお聞きすることは難しくなってしまっただけに想像が空想を呼ぶ店内だった。
そうした料理の長い経験を持つ店主だけに、鳥居式らーめん塾の入校もなくこちらを開業させたそうだ。すぐ近くに自家製食べるえび辛と言うものが用意されていた。程なく到着。
何という素晴らしいオーラを感じる塩つけ麺なのだろうか。もう口にする前からその美味しさが香りもあって理解することが出来た。麺もまたむちむちした太麺でなんとも生めかしいビジュアルだった。
それではと行かせて貰えば、こうなれば久々あれを解禁することにして、それはもう絶大に確実にもう美味い美味い美味い美味い美味い美味い美味い美味い美味い美味い。
後半になってから先述した卓上にあった自家製食べるえび辛を投入。これがまた良い風合いで愉しめて、スープ割りもまた素敵だった。それだけにいつも以上に、気がつけば完食だった。
入口寄りの壁面には来月からの夜営業時間が、午後六時から午後九時までになることが案内されていた。それにしても、なんと言う素晴らしき塩つけ麺なことだろうか。
かなりレベルの高い味わいと言えた。いや、かなりとんでもなく絶大に確実に明瞭に絶大に果てしなくとことん良かった。
(左フォト) 店頭と周辺/塩つけ麺中盛+半分玉子(汁・麺) (2015.03.03)
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中野 藤丸 - FUJIMARU -
住所:東京都中野区中野5-42-5 TEL03-6311-0471 定休日:日曜日 ※公式Twitterアカウント
営業時間:平日11:00~15:00/17:30~20:00※2015.4.1より18:00~21:00◆土祝11:00~15:00
アクセス:JR中央線中野駅北口下車。改札前のサンモールを入り一番奥まで進んでブロードウェイ
手前を右折。その白線通り突き当たりを左折し、さらに二つめの右路地を入り、二つ先の
十字路の左奥側にあり。
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改札前のサンモールを入り一番奥まで進んで行く。 |

こんな原寸大フィギュアが、とてもさりげなくある界隈。 |

2009年6月17日にオープンした界隈の人気ラーメン店。 |

おすすめは、何と言っても塩つけ麺のこちらだ。 |

後半になってから入れると良い自家製食べるえび辛。 |

店内はに券売機は無く先精算方式のこちらだ。 |
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