

 |
冷え込みは厳しくないものの憂鬱にさせる曇天の空が広がり、正午前から降雨の予報が出ていた三月初日の日曜日。
今日も仕事が終わって外に出れば、降り止まない雨が街角を濡らし続けていた午後八時過ぎだった。
若干遅くなってそんな天候に日曜日もあってそれならばと、新宿駅西口改札から程ないメトロ食堂街の中で営業する、パーコーメンでお馴染みのこちらを訪れることにした。
秋葉原家電量販店勤務時代から良く知る肉の万世のラーメン専門店のこちらで、新宿駅構内で営業しているその看板を見つけていて、その訪問の機会を伺っていたこちらであった。
なお、万世橋本店ではパーコーメンを、万世橋酒場のフロアで提供している。
そんなわけで今夜もまた新宿駅西口改札を抜けて、今夜ばかりはそこから直ぐのメトロ食堂街の前にやって来た。
西口改札側からメトロ食堂街へ入りパレットビル寄りへ向かうと、その一番奥寄りに位置するこちらで、風情も良い店頭が待ち受けていた。
メトロ食堂街通路の途中には万かつサンド等を販売する売店や、ハンバーグやステーキを中心にした提供メニューがラインナップするメインブランドの肉の万世も営業していた。
店先には券売機が設けられていて、タッチパネル仕様の最新鋭による画面を送る方式の操作に、戸惑いながらも操作している内に野菜排骨麺を見つけてそれで行こうとなった。
どの画面に何がラインナップされているか、あらかじめ判るようになっていると有り難い。
ともあれ出て来たチケットとおつりを手にして入店すると、中ほど中寄りカウンター席に促されてチケットを手渡してからそこへ腰を下ろした。
すると程なくしてお店の方が、こちらオリジナルのスクラッチカードを手渡してくれた。
よく見ると無料トッピング券の一種で、銀色の膜を削るとA賞からD賞までの当たりがあるようだ。ちなみにA賞がキムチでB賞は麺大盛、さらにC賞が野菜でD賞は味玉子と記されていた。
さっそくコインで削って見ると、B賞の麺大盛が当たった。次回来店の時に利用できるそうだ。
周囲にはフレンドリーな大きな絵が幾つか壁面に掛けられていて、しばしその絵画を見入ってしまった。清水崑氏の作品らしく、お酒の黄桜で登場するカッパで世に広く知られる氏のようだ。
時に万世橋の袂で昭和24年9月9日に創業した肉の万世で、その創業店主は周辺に位置する秋葉原らしく電気部品商を営んでいた方だったと言う。
戦後の混迷の中で折りからの食肉業の統制解除に、そちらへ転業を決めて今日の肉の万世があるそうだ。
今でもこちらの揺るぎない人気商品の万かつサンドは、後楽園ドームのナイターや小田急ロマンスカーの車内販売でも見られ、赤い牛マークの知名度の高さはあまりあると言われている。
なお開店時間から午前11時45分までに入店すれば、麺の大盛サービスの恩恵にあやかれるこちらのようだ。程なく到着。
それではと行かせて貰えば、相変わらず美味しいパーコーで、あっさりした醤油スープにやや太めのストレート麺の面持ちも素敵で、それだけに気がつけば完食だった。
いや、野菜入りは初めてだが相変わらずの風合いに何ともホッとした、懐かしさが味よりも先に来て実に良かった素敵なパーコーメンだった。
(左フォト) 店舗入口/野菜排骨麺/清水崑氏「旺んなり呉越同舟」 (2015.03.01)
|
パーコーラーメンの 万世麺店 新宿西口店
住所:東京都新宿区西新宿1-1-2 メトロ食堂街地下1階 TEL03-3343-0554 ※公式サイト
定休日:ビル休館日 営業時間:平日・土曜10:00~22:00LO◆日曜・祭日10:30~21:30LO
アクセス:JR新宿駅西口下車。西口改札を出たら右手へ進んで程ない新宿メトロ食堂街へ入り、
その一番奥寄りに歩いてメトロ食堂街出入口を出て直ぐの左側にあり。
|
|

JR新宿駅西口改札を出たら右手へ進んで行く。 |

歩いて行くとメトロ食堂街がありここなどから上がって行く。 |

最新鋭タッチパネル式で、送り画面で選んで行く。 |

午前11時45分までに入店すれば、麺の大盛サービス。 |

スクラッチカードで、無料トッピングの運だめし。 |

こちらも黄桜カッパの清水崑氏の作品だろうか。 |

新宿メトロ食堂街内の、万かつサンド等を販売する売店。 |

新宿メトロ食堂街内の、メインブランドの肉の万世。 |

新宿西口改札そばで営業しているメトロ食堂街の案内。 |
|