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浦和勤務は昨日までだったものの、気になる蕎麦屋のラーメンを求めて、性懲りもなく本日もまた浦和の地を訪れた。その後夕方前に都内浜松町で所用があり、喫茶でまったりしてから上野行きに乗ってとんぼ帰り。京浜東北線電車に乗り換え、その浜松町で下車。
そう言えばここ最近自宅周辺の蕎麦屋のラーメンを教えてくれた方が更にメールを送って来られて、しばらく前の来集軒シリーズがいたく気に入って貰えたことが綴られていた。そしてそれがきっかけだったのか、そこに都内の一軒の店が紹介されていた。
麺は自家製で佐野よりもピロピロとした麺で、スープは昭和の素晴らしい東京風情が感じられるそう。何を隠そうその店こそがこちらで、これは良い機会とばかりに時間にも余裕があったので訪れることにした。そんなわけで地下鉄大門駅から程近いこちらの店頭へやって来た。
場所は大門アーバニストと名が付いた、そんなビル1階の左端にあった。さっそく入店するとランチタイムの時間が過ぎていたものの、そこそこに盛況なフロアで普段から人気のある店であることが判った。
入口に精算レジがあり、何にするか確認があったので前方にある提供メニューを見ながら、手打ちが付くと太麺になるそうでそれを受けて手打ラーメンをお願いすることにした。先精算かと財布を出すと後精算だそうで、お好きな席にどうぞとの事で厨房前のカウンター席に腰を下ろした。後続客が続いてやはりかなりの人気店のようだ。
さりげなく例によって開業年を確認させて貰うと、およそ60年前に創業したこちらだそうで、するとだいたい昭和28年前後に開業したところだろう。程なく到着。それではと行かせて貰えば、なるほどこれはかなり素晴らしい味わいの東京魚介醤油中華と言えるもの。
麺はどちらかと言えば喜多方風で、スープは創業年と立地がそれを物語る味わい。気がつけば完食。来集軒と縁がありそうな店名だがさりげなくお聞きして見ると、レジ係の女将さんらしき方が「全然関係ないんですよ」と笑顔で答えてくれた。
精算を済ませて挨拶して外へ出る。大通りに出ると瓦斯燈と記された案内板があり、見ると明治7年に金杉橋から京橋までの間に85基のガス燈が設置されたことが記されていた。文明開化が始まった頃の日本は、そんな風にして新しい時代を迎えていた。いや、なかなかの持ち味が素敵でとてもかなり実に美味しく、よき昭和がドンブリの中にあった。
(左フォト) 手打ラーメン/店頭入口 (2013.10.01)
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中華そば 集来 (シュウライ)
住所:東京都港区芝大門2-3-6 TEL03-5472-0178
定休日:土曜・日曜・祭日 営業時間:11:00〜15:00/17:00〜20:00
アクセス:JR山手線(京浜東北線快速停車駅)浜松町駅北口下車。改札前の通りを左手に進んで
行き、第一京浜の国道15号の大門交差点を越えて一つ目の左路地を入って50mほど先
の右側にある大門アーバニスト1階にあり。都営地下鉄大門駅よりすぐそば。
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およそ60年前に創業したこちらだそう。 |

急ぐときはチャーシューメンやワンタンメンがいいらしい。 |

文明開化を迎えたころ周辺ではガス燈が設置された。 |
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