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やや夏バテ気味のような、それでも毎日こうしてラーメンを食べているからかそれほどでもないような、ともあれ本日も暑さは全開的な感じの7月後半の日曜日だった。
そんな今日も仕事が終わって外に出れば午後8時過ぎの渋谷の街角だったが、ふと仕事で確認しておきたい事が生じて再度職場に戻り、仕切り直してからまた渋谷の街に出た今夜だった。
そんな状況に今日のラーメンは無理かと一度は諦めたが、こちらで素早く食せば何とか終バスには間に合う事に気が付き入店した私であった。
そんなわけで券売機で悩む間もなく大盛しょうゆらーめんを選んで、チケットを厨房の方に手渡してラーメンを待った。程なく到着。
それではと口にすれば、そこは鶏がら系のあっさり醤油スープに、多加水の中太ちぢれのヤワメの麺の好きなスタイルのラーメンで良かった。
ほのぼのと味わえるそんな一杯に、仕事疲れを忘れて楽しめていたのかもしれない。実際ふくよかな旨みもしみじみと感じられ、この大盛りで480円と言うプライスは有難かった。
そうした所もあって、気がつけば完食であった。仕事も特に問題ない事を確認できた。いや、良かった。
(左フォト) 大盛しょうゆらーめん (2010.07.18)
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夏の前に必ず訪れる梅雨時の予行演習のように、電車が遅延していた朝から雨が降り頻る5月も中旬となった、今日だけいつもと違い就業日の火曜日だった。
仕事が終わった午後9時過ぎでも雨は止む事なく、むしろ雨足が強まっていた夜の渋谷の街角が広がっていた。
当然湿度も高く、また革靴も使い古しを履いて来てしまった事もあって、何度となく店の前を歩いていたこちらへ今回は入店する事にした。
なんとも店名のハイカラと言う文字が目を引くこちらで、古くから起伏の多い街並みだけに、銀座のような戦前から華やかさは無かった渋谷は、何処かもっと違う言葉が似合いそうな気がした。
とは言えそんな風に感じる嫌いがあるものの、現代の渋谷を見渡せば満更でもない雰囲気もあって、それが一種の歯がゆさになっているのかも知れない。
そんなわけで石畳の歩道に雨で小さな小川が出来ていている中、それを避けるようにして歩いて店頭にやって来た。電照看板が雨の所為で乱反射していて、いつもより明るく感じた大通りに面したJR高架下のこちらであった。
折畳み傘をたたんで中へ入ると、左手の奥に券売機があった。特にまだ決めていなかったが、券売機のボタンを眺めて決めた、鶏しおらーめん+ミニカレーのセットメニューを選んだ。
こうした雰囲気の外食店へ入ると、不思議と店内の雰囲気と金額でその量が判るもので、思わずチケットを手渡した方に、ラーメンを大盛りにしたい旨を申し出た。
すると百円の支払いを求められたので、それを手渡してからその前のカウンター席に腰を降ろした。ガードを潜る乗用車の水切り音が、閉めたドアの隙間から聞こえて来た店内だった。
こちらは株式会社デリシャスリンクと言う企業が経営する店舗らしく、その会社は鉄道会館の外食部門として昭和40年に設立された外食系企業だそう。
しかし五年前からJR東日本グループとして展開しているこちららしく、現在多くの中華料理店や洋食店の外食店を都内の他にも営業している模様だった。
ラーメンと洋食を提供する外食店のようだが、洋食類はカレーライスとオムライス等メニューは少ないものの、その一方のラーメン類は様々な味のラインナップが並ぶこちらだった。
目の前には「アール・ビー製麺」と表記された麺箱が置いてあった。程なく到着。
鶏しおらーめんは、やや白濁して黄金色に近いカラーのスープで、いい感じの中太ちぢれ麺が泳いでいて、鶏肉チャーシューに青菜と白髪ねぎが乗っていた。
一緒に来たカレーライスは、駅のプラットホームにある立ち食いそば店で提供されるものとほぼ同じだったが、ラーメンの方は比較的悪くない麺でありつつ茹で手が上手い事もあって、結構満足で着地できたラーメンに仕上がっていた。
ハイカラと言えばモダンな事を示しており、その昔の江戸の時代には、それを「粋」と言って表していたものであった。
時代が変化する度に過去は古臭くなって行き、新しいものが最初の内だけ胡散臭がられるが、いつしか流行となって潮流を作って行く。
誰かがどう言おうと、結局は気軽さもウケる時代だ。そんなラーメン像が、そこにはあった。
(左フォト) 鶏しおらーめん大盛/セットミニカレー/店頭外観 (2010.05.11)
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渋谷ハイカラ食堂 ※企業公式サイトはこちら。
住所:東京都渋谷区渋谷1-27-1渋谷駅渋谷高架下
TEL03-5766-6355 定休日:年中無休 営業時間:10:00〜23:00(LO22:30)
アクセス:JR渋谷駅宮益坂口下車。原宿寄りJR高架下を潜る大通りの原宿側歩道沿いにあり。
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