夏物の服に一通り袖を入れた今日この頃の、気温がまた上がった分湿度を感じさせる、7月半ば週後半の木曜日であった。そんな今日も仕事が終わって外に出れば、午後9時過ぎの夜の宮益坂を上がって進む私であった。
少し前に閉店してしまったラーメン大戦争のビルだが、賃貸契約更新を機に以前から店舗丸ごと閉店させる計画だったようで、そちらと入れ替わるように先月の16日から同じ会社が経営するこちらがオープンした。そろそろ落ち着いた頃だろうと、出掛ける事にした今夜だった。
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そんなわけで途中にあった閉店してしまったラーメン大戦争ビルを横目にさらに宮益坂を登って行き、大通りに出ると平坦となって歩道橋で向こう側の歩道に渡った。
進行方向の青山方面へまた少し進めば、店頭にはオープンテラスがあって目を引いたこちらが営業していた。
中へ入って行くとまるでカフェテラスのようにお洒落な店内で、店名から和風の内外装に木の香りが立ち込め、一本のカウンターが奥まで伸びるそんなイメージでやって来たが全然違っていた。
そんな風だから券売機を探しても見当たらず、奥まで招き入れられた頃にはフランス料理店かはたまたイタリア料理店にでも紛れ込んだ気分になってしまった。
促されて座った席にあったメニューでそこは間違いない事を悟り、そこでイチ押しになっていた特製熟成つけそばをお願いした。すると大盛りでも同じ金額だそう。
そこでメニューを改めて見ると特盛りまでサービスらしく、それならばとそこは特盛りでお願いして半熟味付玉子の追加トッピングもオーダーした。奥に行くほど高い位置になっており、眺めの良い奥のカウンター席だった。後続が続く店内。程なく到着。
特盛り麺量420gと表記されていたがまさしくその通りのヴィジュアルで、その風情はなかなかのものがあったつけそばであった。
それではと行かせて貰えば、これが何とも独特な面持ちがありながらも、どこかで感じた甘味もあってかその個性に嫌みなどなく、また違った豚骨感がオリジナリティある一つのポジションを有していた味付けだった。スープ割りも美味しく、気がつけば完食だった。
店名の赤兎馬とは三国志において、稀代の名馬として知られる馬のよう。一日に千里を駆ける事が出来たものの、気性が荒く誰でも乗りこなせる事が出来なかった馬だったらしい。
元々は呂布(りょふ)の馬だったが、その後漢羽(かんう)の手に渡り見事その馬を乗りこなしたと言う。
そんな三国志にも出て来る名馬が何故店名になるのか、そこら辺は不思議に初めは思ったものだが、ラーメン発祥の地と言えば明治時代の横浜中華街と言われている。
その中心にある関帝廟(かんていびょう)に祀られているのが漢羽で、そんな所から店名が命名されたのかも知れないが確認していないので定かではない。いや、美味し、オリジナリティ豊かなつけそばであった。
(左フォト) 特製熟成つけそば特盛り+半熟味玉(麺・汁)/店頭外観 (2010.07.15)
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麺儀 赤兎馬 (メンギ セキトバ) つけめん麺量:並210g大盛り315g特盛り420g
住所:東京都渋谷区渋谷2-9-10-1F 定休日:無休 営業時間:11:00〜23:00
アクセス:JR渋谷駅宮益坂口下車。駅前の宮益坂下交差点から宮益坂を上がって青山通りに
出たら歩道橋を渡る。向こうの歩道に行ってから青山方面に向かって少し歩いた右側。
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| 2010.07.15 宮益坂を上がり切ればそう遠くないこちら。 |
2010.07.15 由来は三国志にも登場した名馬から。 |
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