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秋めくはずの風が南風だけに街は気温をまた上げて、時折り強く吹いて目を細めさせた、そんな九月長月下旬の休日木曜日だった。
数日前に小石川某店を訪れるため、東京メトロ丸ノ内線電車に乗って茗荷谷で下車した。
ちなみにその当初のきっかけは、当ラーメンレポートサイトの紹介店が、文京区に位置するラーメン店が少ないことに気づいたからだった。
そしてそこを出た後でレポート作成のため、カフェに入ってスイーツを口にしつつ、いつものごとく文章作成に悪戦苦闘した。
そのカフェはお茶の水女子大学の直ぐ前にあり、またそのカフェの傍にもラーメン店があった。それが実はこの店であり、その日はちょうど休業していたこちらだった。
こちらの前には都バスの大塚2丁目停留所があって、見るとその行き先は錦糸町駅行きで、特にこのあと予定も無いし路線バスに揺られてゆっくり帰るかとなった。
バス停で、やがて来るバスを待つ。こちらが目の前だけに、その建物を見ながら待っていると、数人が店頭に来ては残念そうに離れて行く姿が目についた。その日は定休曜日で無い休業らしかった。
そこでスマホで調べて見ると、なかなかのこだわりを持つラーメン店であることをそこで知った。
店頭にカレンダーがあり、思わずそのカレンダーを覗きこんで、今日が営業しているか確認してその訪問をそこで固く誓ったものだった。
そんなわけで、文京区のお店ということもあって、本日もまた茗荷谷駅に降り立った。改札口から右手へ出て、目の前の春日通りの横断歩道を渡ってから先日と反対側の左手へ歩いて行った。
300mほど進んで行くと、お茶の水女子大前と記された歩道橋が見えて来て、そこにはもう250mほど往けば春日通りが不忍通りを交錯する道路案内板があった。
そして周辺は文京区大塚だが、お茶の水女子大の校門が悠然と佇んでいた。
開校時は名前の通り御茶ノ水にあった大学だが、関東大震災により校舎が焼失してしまい、その敷地は間借りしていたため移転を余儀なくされ現在の地に来て今日に至るお茶の水女子大らしい。
そんな大学の傍で営業している、こちらの店頭へやって来た。2012年7月10日にオープンしたようで、今年で三年目となるラーメン店のようだ。
ネットによれば、本丸亭や純連にらーめん潤などの人気店で修業を重ねた旦那さんが店長で、その奥様が経営するこちらのようだった。
その旦那さんの実家が新潟でこしひかりを生産する農家らしく、店舗で提供されるお米は100%実家のお米だそう。
強い南風が店先に垂れた風情のある暖簾を、まくし立ててはうねる風が逆風を成して元の位置に戻していた。
その風情のいい店頭とは対照的に学割¥0の大きなインフォ看板がそこにあり、よく見ると白めしや海苔やメンマなどが学生さんだけ無料サービスということだそう。
さっそく入店すると製麺室らしきスペースが入口付近にあり、こちらは自家製麺を提供している様子だった。店内には、数人の先客がおられた。
そして右手に券売機があり、そこで焼きあご塩らー麺、背脂醤油らー麺、醤油らー麺、つけ麺の各麺類メニューと、選べるご飯メニューのセットボタンがそれぞれ用意されていた。
ご飯メニューは四つあり、新潟名物甘辛いタレが決め手の鶏タレカツ丼に、極上明太子にしらすと海苔も付く明太しらすの贅沢丼。
さらにはゴロゴロちゃーしゅーに大根おろしと白髪ねぎをあしらった和風ちゃーめしと、ゴロゴロちゃーしゅーにキムチとトローリ玉子も添えられる男めしだそう。
「らー麺には、とびきりうまいご飯を」ということらしい。若干だけ悩んでからネットでも好評だった人気No.1とも券売機に付記されていた焼きあご塩らー麺の選べるご飯セットを選択。
チケットを手渡す際、他の三つに気持ちの整理がつかないながらも、選ばなくてはいけないならと、王道のチャーシューに半熟玉子でキムチも付く男めしをお願いすることにした。
正午少し前の時間ながらすでに周辺の愛される人気店となっているこちらで、入店時は数人だったがその後は続々と後続客が入店して来た。程なく到着。
それではと行かせて貰えば、なるほどこれは美味しいの一言に尽きるもの。自家製麺の平打ちの強く縮れた麺が、また実に良かった。
豚骨と丸鶏を炊き込んだスープに、手間をかけた魚介食材を利用して仕上げたものらしい。
米どころ新潟のこしひかりで、しかも偶然にも本日から今秋収穫したばかりの新米だそうで、もう男めしの美味さと言ったらなかった。肉も玉子も勿論キムチに至るまで、問答無用の素敵なもの。
それだけに気がつけば完食だった。まさしく美味いらー麺に、とびきり美味いご飯と言うものだ。いや、もう絶大に美味いセットメニューで、確実に果てなくとんでもなく無茶苦茶良かった。
(左フォト) 店頭遠景/焼きあご塩らー麺/セット男めし/実家は米生産農家 (2014.09.25)
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らー麺とご飯のたかぎ
住所:東京都文京区大塚3-5-4-1F ※公式サイト ※Facebook ※夫人ブログ
TEL03-6304-1722 定休日:日・祝 営業時間:11:00〜14:30/17:30〜21:00
アクセス:東京メトロ丸ノ内線茗荷谷駅下車。改札を右手に出て往来する春日通りの横断歩道を
渡ってから左手へ進んで行き、そこから300mほど歩いた右側にあり。
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最寄り駅は東京メトロ丸ノ内線茗荷谷駅。 |

セットご飯悩むこと間違いなし。 |

落ち着いた雰囲気の店内に富士の山。 |

焼きあご塩らー麺の薀蓄があった。 |

人気店だけにテレビでも紹介されていた。 |

直ぐ傍にはお茶の水女子大学キャンバス。 |
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