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予報通りの雨が降り続いていた3月下旬の木曜日で、午後9時過ぎに仕事が終わって外に出れば、一時的に雨が止んでいたそんな渋谷駅界隈の街角であった。
昨日は自宅で、そんな渋谷駅界隈のラーメン店を改めてネットで調べて見たが、当分は新店巡りが続きそうなくらいの数が出てきた、さすがそこは繁華街・渋谷だった。
そうして調べ上げた中から本日はこちらに出掛けて見たくなり、渋谷109前のY字路を左手へ進んで行った今夜であった。
微妙に雨は降っていたものの傘をさす程でもなく、一度広げた傘だったが、そんな状況だっただけに仕舞ってさらに先を急いだ。
それにしても渋谷は本当に坂が多く、そんな街だと函館や長崎や尾道などが浮かんだりするが、高低差はそれほどでは無いのかも知れない。しかし、それに付け加えるならばY字路も多く、何れにしても独特な佇まいを有している都会的な街だと言えた。
そんなわけで、そんなY字路とそんな穏やかな登り坂を、人々をすり抜けるようにして進んで店頭に到着した。見える範囲に千人は居るだろうと思えるのは、何処かのイベント会場と、この渋谷駅界隈くらいではないだろうか。
さて、都内と神奈川県内に合計13店舗を展開する、人気チェーン店のこちらの店内に入り券売機を探すとどうやら無いスタイルのようで、振り向くとお店の方に右奥のカウンター席に促されてそこに腰を降ろした私だった。
すると今風のラーメン店のお兄さんが、まるでファミレスのウェイトレスみたいにラミネートされたラーメン店にしては大判のメニューを私の前に広げてくれた。
実はネット徘徊時にこちらの味玉サービス券を印刷して来ていて、メニューを見れば味玉ラーメンに葱豚ごはんをセットしたメニューが冒頭にあり、その直ぐ隣りに味玉を外した同じようなセットメニューがあったので、後者の方をオーダーして先述の味玉サービス券を提示してオーダーした。
するとドンブリは葱豚ごはんでいいのか再度確認して来たのでそれで念を押したが、ふと右側にあったインフォメーションに気が付いて見てみると、その沖縄の天然塩で味付けした「葱豚ごはん」の他にも同じ金額でもう2タイプのドンブリものがあった。
バラ肉のうま煮こみの「角煮ごはん」と、名古屋名物とあった大根・こんにゃく・豚肉が入った「どでめし」がそれで、ともあれそれで既にオーダーが通っていたので今回は「葱豚ごはん」で行く事にした。
後続客が続いて、しばらくすると2階も満員になったらしく、次に来た客にはしばらく時間が掛かる事を告げると、その客はあきらめて別の店を探すように何処かへ行ってしまった。程なく到着。
てっきりニンニクの焦がし油が入っているかと思えば、店名が冠されているらーめんだけのようで、そうでは無かったのでその油が無かったラーメンに味玉が入っていた。
とは言えトンコツの風情の高い香りがふわりと鼻孔について来て、何とも美味しそうなラーメンが目の前にやって来ていた。
それではと行かせて貰えば、やはり中太ストレートの麺に添ってやって来るそのスープは、流行りからそれていない直球ストレート系とも言えそうないい感じのもので、なかなか楽しめたトンコツシフトな醤油味系のラーメンと言えた。
葱豚ごはんもネギシオ焼肉的な路線のドンブリで、クセになりそうな風合いが良かった。そんなわけで気が付けば完食。いやいやいや、良かった。
(左フォト) らーめん/葱豚ごはん/店頭外観 (2010.03.26)
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