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青い空を塞ぎそうなほどの白雲が覆うもののそれほどの厚さも無く、陽射しが薄らいではまた明るくなってを繰り返していた2月上旬の水曜日。
そんな今日も仕事が終わって外に出れば、また穏やかな午後8時過ぎだった。
府中市宮町に本店があって調布にも支店がある、らいおんの姉妹店が従来の店名に亭を足して国分寺で営業しているとして気になっていて、今日こそ行こうと訪れる事にした今夜であった。
そんなわけで会社帰りに、途中駅の国分寺駅に初めて下車。南口側に出て左手に伸びる通りを歩いて行った。ちなみに駅から程近い早稲田実業は、方向は同じでも線路の向こう側となるよう。
まもなくすると三菱財閥岩崎家別邸だった、殿ヶ谷戸庭園の入口があった。夜は入園出来ないようになっていてその入口は堅く閉ざされていた。
PCで出力した地図を頼りに歩いて行ったが更に往くと下り坂の道で、そう言えばそんな地図は坂か否か判らずそうだったのかと思うしかなかった。
およそ8分ほどの道のりで、こちらの店頭に到着した。明るい照明が照らされていて、大きい純白の暖簾がやけに眩しかった店先だった。
中へ入って行くと先客のいない静かな店内に、お店の方が二人厨房におられて、入店して来た私に明るい挨拶で出迎えくれた。
左手にあった券売機で、ラーメンとチャーシュー丼がセットになった、まんぷくセットなるセットメニューを見つけてそれを選んだ。
昭和56年創業のらいおんさんで、創業当時はラーメンハウスと言う冠が付いていた府中の本店。その店名由来は愛される動物でありつつも、百獣の王の逞しい強さを店の起動力にして行こうと言った事からのよう。
昔は今のように食べ歩いていなかったが、それでもその名声は聞こえて来たほどで、現在でも多摩の代表する一店と言える程と言えた。そんな事もあって以前、本店が浜田山にある水道橋の虎ジさんへ訪問したものだった。
そんな事を店長さんらしき方に告げると、三鷹駅近くにもそこで修行した店主が営業しているラーメン店がある事を教えて頂いた。
こちらは平成13年にオープンした直営店だそうで、府中と同じ味わいのラーメンを提供しているそう。ふと見るとコカコーラのレトロな自販機があった事に気が付いた。程なく到着。
何ともな昔ながら風の豚骨醤油色したそんなラーメンがやって来た。何処かで口にしたようなビジュアルだが、レポを上げる処かメモさえ取らない10年以上昔の事で店名さえも覚えていなかった。
それではと行かせて貰えば、これが独特な味わいの豚骨鶏ガラのラーメンで、虎ジさんは香辛料が強かったがなるほど繋がりが感じられるスタイル。
中太の麺がとても素敵で、濃い醤油色の濁ったスープは、やはり遥か昔に何処かで口にした記憶があったような気がした。
チャーシュー丼の方も美味しく、気がつけば完食だった。近くに大学があるものの、今は休みに入ってしまったそうで、その分いつもより空いているそう。いや、なかなか美味い、そんなラーメンだった。
(左フォト) ラーメン/セットチャーシュー丼/店頭外観 (2011.02.02)
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