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小雨とも霧雨とも言えそうな真夏の雨が朝から滴り落ちて、路線バスのダイヤを乱して街の色をグレートーンに染めていた八月葉月初日の木曜日。
今日も仕事が終わって外に出れば、勤務先周辺は雨降ることなく陽が暮れた、また穏やかに暑いそんな午後七時過ぎだった。
時に赤羽駅前界隈もまた数年前からラーメン激戦区の様相を呈して来た感がある。
しかし私にとって赤羽と言えば麺高はしであり、そんな流れの新店が出来たとして赤羽に駆けつけても、その吸引力にそちらへなびいてしまったものだった。
浦和が勤務先ならば赤羽は途中駅であり、帰宅時間に途中下車してもその店はすでに閉店しており、そんな気になる周辺店を訪れるには格好のタイミングと言うしかなかった。
そんなわけで以前から気になっていたものの、まだ訪れていなかったこちらへ今夜こそとなって訪れることにした今宵であった。
人気店「らーめんしおの風」と同じ企業が2010年2月4日にオープンさせた、そのほかに「北海豚骨麺屋銀鈴」や「九州豚骨うまか楼」も営業する系列店のこちらだそう。
と言うことで赤羽で途中下車して、その店頭へやって来た。実は先日新幹線が下を走る神社へ向かう際にこちらの店先を通ってそう言えばと思い出していたこちらであった。
さっそく入店すると左手に券売機があり、一度テレビか何かで紹介されていたゴージャスなつけ麺が最初から目当てで来たので予定通りそのボタンを選んだ。
並盛りの麺量が不明だったのでお店の方に確認させて貰うと、およそ200gほど程度だそうで大盛50円券を買い足せば280gになるそう。
それで行こうとなって、大盛ボタンも押して出て来たチケットをお聞きした方に手渡して、奥の冷水が入ったコップの席に促されてそこへ腰を下ろした。
目の前に冷水ボトルがあるものの、入口周辺にはドリンクバーを用意しているそう。
思わずそこへ行って何があるか確認して見ると、アイスコーヒー・アイスティー・アイスウーロン茶・アイスジャスミン茶がボトルにそれぞれあった。
なお店内はなかなかお洒落なフロアーで、陽が暮れてよりいっそう雰囲気のある客席となっていた。
まるで六本木辺りのカフェバーのようだった。特選つけそばは優越感にひたりながら口に出来るそうだ。程なく到着。
なるほどこうして目の前にすると、またさらなるゴージャス感が呼び起こされるものと言えた。チャーシューさえ地味に見えたほど。
素揚げしたようなおこげにジャンが乗り、リンゴウッドで燻して作り上げたらしい厚みのある自家製ベーコンがまた美味そう。
薬味は小口切りされた白ネギと西洋ワサビ、麺は2段せいろのように積み重ねられた陶器製の容器に、浅草開化楼製の細麺とポキポキの博多麺がそれぞれ入っていた。
コーヒー豆で焙煎した香味油は、後半の細麺の最後の方で麺に振りかけてから汁に浸して楽しむものだそう。
楕円の黄色い物体は一体何ものかと思えば、クチナシの果実から抽出した成分を利用して色付けした煮玉子だそうで、黄身だけの煮玉子かとも予想していただけになるほどそうかとなった。
金字塔だけに当初は金色にしたかったそうだが、途中でその色を出すのは無理だと言う結論に達してこうなったのだそう。
それではと行かせて貰えば、とんでもなく素晴らしい美味しさ。 鶏ガラやモミジにゲンコツ等をオーブンにより低温でローストしたのだそう。
それを炊き込むことで焙煎調理と言う手法によるスープとなり、細麺を汁にくゆらせてすすれば風情のある鶏の旨味極まる味わいがたまらないもの。
近年のつけめんと言えば魚介風味が主流となるが、それが一切感じられずその分鶏がさらに際立ち、前半の細麺はそんな中でも浅草開化楼の豊かなコシを主役とさせていた。
後半の博多麺は残ったスープとコーヒー豆の香味油で最後まで飽きさせないとは流石以外の何ものでもなかったと言うしかなかった。
スープ割りをお願いすると、玄米茶が耐熱ガラスの専用ボトルに入れられて来て、それを入れて口にするとなるほど焙煎の手法を最後まで愉しんで貰うのに相応しいそんな美味しさで満ちていた。
自家製調味料を用意しているこちらで、見るとそれは柚子胡椒にスパイシーフライと海老ゴマなるものだったが、そこまで気が回らないほど満足な提供メニューとなっていた。
気がつけば完食。いや、これは果てなくとても素敵で途轍もなく何処までも良かったなかなかの特選つけそばであった。
(左フォト) 特選つけそば大盛(汁・具・麺1・麺2) (2013.08.01)
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焙煎汐蕎麦処 金字塔 (キンジトウ)
住所:東京都北区赤羽1-62-5 TEL03-5249-0355 定休日:無休 営業時間:11:30〜24:30LO
アクセス: JR京浜東北線他赤羽駅北改札東口下車。ロータリー左手の道の横断歩道を渡ってから
線路ガード沿いの道路を浦和方面へ400mほど進んだ右側にあり。徒歩およそ6分。
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赤羽駅線路寄りの道路を荒川へ向かって行った場所。 |

多彩なお奨めメニューがこちらの実力の高さを示していた。 |

なかなか落ち着ける雰囲気がありながらお洒落な店内。 |

入口付近にドリンクバーが用意されていた。 |

自家製調味料も多彩に用意されていた。 |

つけそばのスープ割りは何と玄米茶のこちらだ。 |
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