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梅雨の中休みのような青空から陽射しが注いでいた、沖縄近辺の台風が上陸して国内を縦断する懸念がされていた6月中旬の休日月曜日だった。
先日はスカイツリーのソラマチ目当てに2度ほど出掛けたものだが、少し行けば浅草の街でそこからスカイツリーを眺めて見たくなった事や昨夜のラーメン店の名前もあってかこちらへ出掛けることした。
王子の伊藤に初めて訪れてかれこれ8年ほど経つものだが、こちらはその王子店主の次男の方が営業する赤羽伊藤の支店となるお店だそう。
そんなわけでまた京成電車の乗って都内へ向かい、本日は押上で下車することなく浅草へやって来た。やはりスカイツリー開業もあってか、海外観光客も増えている浅草界隈だった。
隅田川の向こうにそびえ立つ東京スカイツリーは、やや離れているが直ぐ目の前に見えて、それだけに玩具のように見えてしまうのは私だけだろうか。
墨田区吾妻橋1丁目に位置するアサヒビール本社と並ぶアングルをカメラに収めてから、駒形橋でもまた撮影してその後程近いこちらの店頭へやって来た。
さっそく入店すると開店まもない時間もあって先客ゼロの店内だった。よくネットで調べないで来たものだから、実はこちらに来てから先述したことを確認させて貰った。
現在の秋田・角館の本家に近い味わいを目指す、2009年5月から営業を始めた伊藤赤羽の昨年10月にオープンした2号店になるこちらだそう。
それならばと1日20食限定のつけそばが気になりながらも、煮干しスープと比内鶏スープを1対1で割ったと言う比内鶏そばを券売機で選んだ。
本来ならチャーシューが入る肉そばを、中盛辺りでがっつりと堪能したいところだが、連食を予定していただけにそこは自重。
スープの少ない伊藤は今も健在のようで、券売機のスープ増し100円のボタンがそれを語っていた。券売機の上にはお品書きとして提供メニューの簡単な内容が表記されていた。
中華そばは大量の最高級煮干しを丁寧に煮出したスープとなっていて、比内鶏そばは比内鶏の丸鶏から取ったスープがベースとあった。
並盛1玉麺量140gらしく、中盛は1.5玉で大盛は2玉だそう。またチャーシュー・ねぎ入り卵かけご飯や、チャーシュー丼に水餃子などのサイドメニューも提供されていた。程なく到着。
それではと行かせて貰えば、これがとんでもなく素敵な際立つ味わい。
麺は秋田のレシピによるものらしく、その食感は日本蕎麦にも通ずるものがあり、8年前の王子を思い出す程だった。
一方のスープは煮干し一辺倒でない、奥深い出汁のシフトがたまらないものだ。
煮干しオリジナル路線を狙う鴬谷の遊に対して、煮干し濃厚出汁だけで無いバランスのいいスープは、近年の秋田伊藤が目指す方向性だそうで見逃せない一杯と言うことをここで知った。
ネギは刻んだ白ネギとタマネギの両方が入っており、ここから来る風情がまたなかなかと言えた。
先述したように伊藤のスープと言えば少ないことで定評があるものだが、この比内鶏そばのスープはスープを割ることもあってか少なからず多からず絶妙なところも良かった。
気がつけば完食。いや、かなりとんでもなく、とても素敵な味わいの美味しさだった。
(左フォト) 比内鶏そば/店頭外観/駒形橋の橋灯とスカイツリー (2012.06.18)
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自家製麺 伊藤 浅草
住所:東京都台東区駒形2-6-9 TEL03-6802-8226 ※本店公式サイトはこちら。
定休日:無休 営業時間:11:30〜16:00/17:00〜20:00
アクセス:都営浅草駅A2−b出口下車。江戸通りを蔵前方面へ100m程歩いた左側にあり。
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| 2012.06.18 券売機上のインフォメーション。 |
2012.06.18 少し歩けば浅草雷門がある。 |
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