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真夏の大空の表層さえもアイスクリームのようにとろけ出してしまいそうな程に朝から暑い8月も後半の水曜日。今日も仕事が終わって外に出れば、そんな日の夜らしい今宵であった。
こちらは六角家で修行した店主が吉祥寺武蔵家を立ち上げた後で、平成15年1月に独立してオープンさせたお店らしい。
六角家と言えばラーメンの食べ歩きを本格的に再開した頃に出会った、千葉県市川市の麺家市政の店主も六角家出身で、こうして度々目にする事が多く家系の一大巨頭と言えた。
そして六角家と言えば刻んだ生きゃべつとチャーシューを醤油ベースのタレで和えたキャベチャーが直ぐ浮かんで来るものだが、ふとそれが恋しくなった事もあってこちらへ訪れる事にした。
そんなわけで会社帰り、また吉祥寺で途中下車して店頭へやって来た。入口のドアの横には、六角家姉妹店の文字が堂々と掲げられていた。
姉妹店とは経営が同じ事を意味していて、そこは触れ込みと若干違っているが、最近になってそうなったのかも知れない。
入店しようとすると入り口には、ちょうど6人前後の大学生のグループ客が順番に券売機でチケットを購入している最中だった。
それをやり過ごしてからその間に券売機のボタンを見ながら決めた、中盛チャーシューメンをキャベチャーのボタンと共に連打。店内待ち椅子の大学生の後ろへ腰掛けた。
チケットをお店の方に渡す際に好みを聞かれるが、また悪いクセが出て初訪問でありながら、油多め麺柔らかめでお願いする事にした。
大学生のグループ客を見た時にはかなり待ちそうだなと思ったが、それ程でもなく比較的スムーズに流れて促されたカウンター席へ腰を降ろした。
直ぐによく冷えたキャベチャーがやって来た。口にするとシャクシャクした食感が良く、醤油の辛味感になんとも後を引くものがあり、また来たらきっと食べてしまう事だろう。
まもなくかな?と思う頃、麺柔らかめもあって麺カタメの後続客へ先にラーメンが到着したが、それから笑ってしまうくらいにかなりの時間を要してからラーメンがやって来た。
それではと行かせて貰えば酒井製麺らしい太平打ち麺は、なるほど太さはかなり違うものの、意外なほど武蔵家と同じイメージを持つもの。
濃厚豚骨スープは、油多めも相俟って、かなり好みな仕様と言えた。チャーシューが特筆ものに美味しく、大判の海苔が3枚も入っていて良かった。
後半になってからカウンターにあった唐辛子を、少量入れて見たがこれも良かった。ニンニクや生姜なども容器に入っていたが、色々と入れて試して見ても良かったが今回そうしなかった。
中盛りでもかなりの麺量のこちらで、そんな感じなるも美味しさから気がつけば完食だった。山クラゲが入るこちらのラーメンのようだが、チャーシューメンには入っていなかった。
先週の月曜日から今週の月曜日まで夏休みだったよう。6月から9月上旬まで限定でつけ麺も提供しているこちららしい。いや、なかなかの横浜家系ラーメンだった。
(左フォト) 中盛チャーシューメン/キャベチャー/店頭外観 (2011.08.17)
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