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真夏の青空から今日も厳しい陽射しが注いでいた、世間はお盆となって来る8月半ばの金曜日。そんな今日も仕事が終わって外に出れば、熱帯夜らしい淀んだ空気のような湿度の高い今宵だった。
勤務先が渋谷だった時に当時営業していた渋谷店へ訪れたものだが、そんなばんからさんが立川駅近くにもあるとして気になっていたが、まだだったので今日こそとその店頭へやって来た。
第一デパートの先にあるこちらで、先日訪れた老舗中華店とは目と鼻の距離にあった。早速中へ入って行くと、なかなか盛況な店内。
入り口を入ると直ぐある券売機で特濃ばんからとねぎ豚飯を選んで、奥まで進んでから空いていたカウンター席に腰掛けて目の前のお店の方にチケットを手渡した。
そう言えば渋谷では何を食していたかとケータイでネットチェックすれば、今に始まった事ではないがこれが同じラーメンだった。
季節柄つけめんを食している方が目立っていた。目の前には生のニンニクとそれ用のニンニククラッシャーがあり、利用する人を待っていた。
池袋に本店があるこちらで、そんな事を示すように入口の店名には池袋の地名が添えられていた。支店が更なる増加を見せており、最近では先月3日に川越店がオープンしている。程なく到着。
オーダーした品が全て揃うとその確認がありそれに返事をすると、次回使えるトッピング無料券を手渡してくれた。
味付玉子やノリ3枚など選べるようだが、こちらのそんなサービス券は来月末日の日付が押印されていて有効期限が設定されていた。
それではと行かせて貰えば、渋谷の時とほぼ同じイメージの印象。土佐っ子的なシフトを感じながらも何処よりもこってりとした風合いがたまらないもの。
西洋風を気取るハイカラからもじって、粗野な風采や言動を表す蛮カラと言う言葉だが、まさしくそんなイメージがぴったり当てはまるラーメンと言えた。
圧力鍋で炊いたスープに良質で新鮮な背脂を合わせたラーメンで、表面に浮くラードは札幌味噌よりも凄く投入されている感じだ。
面白いのはほぼ同じラーメンでありながら、ふつふつと来る感覚は、渋谷と立川では何故かかなり違っていた。
渋谷界隈はこってりとしたシフトの店が多いものの立川はそれほどでもなく、そんな所為かこってりの海に浸りたい時はここだなと言う印象が頭の中で形成されていた。
ラーメンと言うものは仕事疲れの身体を癒やす為に食す目的が多いと考えるが、近年そうした思考とは違うラーメンが増えているのも事実。
こちらはそんな中で立派に前者の方のラーメンに入ると思うし、後者の方もそうした需要の中で進化して行けば楽しいだろう。
ねぎ豚飯も美味しかったが、後半こってり醤油スープを掛けて食せばさらに美味しく、それなら単なる白飯にすれば良かったか。
気がつけば完食。ここだけの味、街の味、都会の味、日本の味。人の欲する味は、常に変化しているのかも知れない。いや、かなりとっても良かった。
(左フォト) 特濃ばんから/ねぎ豚飯/店頭外観 (2011.08.12)
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