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青空から注ぐ陽射しの勢いがまた増して来て、「目には青葉 山ほととぎす 初鰹」と思わず口ずさみたくなる時季となって来た五月皐月も後半の週末土曜日。
今日も仕事が終わって外に出れば、また穏やかな夜風が心地良いそんな午後七時過ぎだった。
また阿佐ヶ谷で新規開拓で行くかと考え、途中下車して予定していたラーメン店の店頭に立てば、なんと悲しくも臨時休業らしくシャッターが閉まっていた。
別の新規店に流れるかとも思ったが、ふとそんな中で先日隣りの店舗に入ったこともあって、久しぶりまた寄って見るかとなった。
そんなわけでこちらへ入店すると、先客一名に店主夫妻が厨房におられて、右奥のテーブル席に促されてそこの奥側の席に腰を下ろした。
メニューリストを手に取り少し悩んでから、ワンタンメンと半チャーハンをお願いすることにした。
いつも以前とは違うオーダーを心掛けているが、後で以前とそう変わらないことに気づいて苦笑したりするがそれが今回もそうだった。。。 程なく到着。
それではと行かせて貰えば、そう言えば鰹味の醤油スープのこちらで、この味わいは粒子の細かい魚粉によるものだろうか。何とも言えない豊かな面持ちが、何処か新しく素敵なラーメンと言えた。
とは言え新しいこれからのラーメンを求めている反面、伝統と格式を重んじた老舗ならではのいわゆる昔ながら中華そばを求めている自分に気づかされたそんな今夜だった。
それにしてもこちらの半チャーハンは、風情も良く好きな仕様と言えた。
ドアの上に古いテレビが置いてあるこちらで、見上げるとブラウン管には懐かしい寅さん映画が映っていた。若い頃の沢田研二さんが、ゲスト出演している作品だった。
それを見て気がついたことと言えば、さくらの旦那役の前田吟さんの声は全く変わらないと言うことだった。気がつけば完食。いや、今夜もなかなか良かった。
(左フォト) ワンタンメン/店舗と周辺 (2014.05.17)
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阿佐ヶ谷 丸長
住所:東京都杉並区阿佐谷北2-1-1 TEL03-3338-6464
定休日:水曜日 営業時間:平日11:30〜翌1:00/土日祝日11:30〜23:00
アクセス:JR中央線阿佐ヶ谷駅北口下車。ガード沿いを左手に進んで行き、スターロードに入って
まもない右側にあり。
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定食メニューも豊富な阿佐ヶ谷駅前にある丸長。 |

オーダーした半チャーハン。 |

阿佐ヶ谷栄楽に端を発するこちらだ。 |
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青空に綿菓子のようにふっくらとした入道雲かと思えば、嵐でも待つような薄暗い雲が交錯してまた陽射しが真夏らしかった、まるで子供の顔の表情のようにめくるめく天候の8月上旬の金曜日。
そんな今日も仕事が終わって外に出れば、湿度の高い今宵だった。先日阿佐ヶ谷駅前に新店が出来たと知って来て見れば、これがなんとこちらと肩を並べる直ぐ隣り。
その美味さからまた行きたいと思っていただけに、それがいいきっかけとなってまた会社帰りに阿佐ヶ谷駅で途中下車した私だった。
すると浴衣姿の方が多く見掛けられてやけに賑やかだなと見れば、ちょうどたまたま阿佐ヶ谷七夕まつりが今日から開催されていた阿佐ヶ谷駅前だった。
改札を出て右手に出て様子を伺うと、仙台に負けないような大きく立派な笹飾りに、張りぼてが吊るされてなかなかの見応えがあるもの。
駅南口左手のアーケード商店街の阿佐ヶ谷パールセンターが昭和29年から始めた七夕まつりらしく今年で58回目となるらしい。
来週の火曜日まで開催されるよう。その景色にしばしのあいだ、見とれてからこちらへやって来た。
中へ入るとそんなお祭りもあってか、近隣に住む方同志で呑み会がちょうど始まるところだった。テーブル席が空いていたので、そこに腰掛けてから野菜つけ麺を大盛でオーダーした。
丸長@目白が建物建て替えのため長い長期休業に入ったばかりだけに、そこで初めて口にしたものと同じメニューを見つけて思わずそれを選んだ。つけそばが丸長の中でどんな違いがあるのか較べて見ても面白い。
荻窪丸長と全然違う目白丸長。勝田台丸長は荻窪を踏襲していたものだった。
ラーメンは中華料理店の要素を感じる面があった。程なく到着。予測通り荻窪でも目白でもない、そんなビジュアルのつけそばがやって来た。
それではと行かせて貰えば胡椒は入ってない感じで酸味が来る分目白シフトに近いが、別皿で来た麺はどことも違うやや縮れ気味の中細麺だった。
これがつけ汁に入る野菜はしっかり炒められていおり、お酢の酸味はそれ程前に出ていない分独特感のある魚介感がいぶし銀的な満足感を有するもの。
中細麺も夏の夜空に輝く天の川のようにそれは素敵な麺だった。結構な量の大盛であったがそれだけに瞬く間に麺が消えてしまった。スープ割りもしみじみと来てかなり良かった。
あらためてメニューを見ると、半チャーハンが手頃な金額で提供されている事に気付いて追加オーダーしてそれも愉しんだがこれがまた実にうまいものだった。
気がつけば完食。行列が美味しさのバロメーターでない事を、痛切に感じた今夜と言えた。いや、しみじみとかなり良かった、つけそば&半チャーハンだった。
(左フォト) 野菜つけ麺大盛(汁・麺)/半チャーハン/七夕まつり (2011.08.05)
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青空から陽射しが燦々と注いでいた、春もそう遠くなくなって来た、そんな3月も半ば近い木曜日。今日も仕事が終わって外に出れば、また穏やかな午後8時過ぎだった。
栄楽@中野でも触れたように、戦後まもない昭和26年に創業した栄楽@阿佐ヶ谷を、昭和45年引き継ぐように開業したこちらのよう。
ふとした事で先日こちらを思い出して、出掛ける事にした今夜だった。
そんなわけで何度となく通り過ぎて来た、JR阿佐ヶ谷駅のプラットホームに初めて足を下ろし、改札口を左に出てまもないこちらの店頭へやって来た。
駅からこんな傍に丸長があるとは思わなかった。思わずしげしげと眺めてから、その店内に入っていた私だった。
それにしても阿佐ヶ谷とは、今まで縁が無かった地域と言うしか無かった。
少しでも何かしらあって駅を降りて北口に出る事があれば、今日までこちらに来なかった事は無かった筈と言えそうだった。
そんな阿佐ヶ谷栄楽に端を発するこちらだが、東池袋大勝軒もまた山岸マスターが中野大勝軒を任される前のお若い時、こちらがまだ栄楽だった頃修業された場所。
それだけに系統図があれば、そこから線が下りる事になる。それにしても店先も店内も大衆中華店のそれで、並ぶメニューもそんな感じ。
ただ麺は自家製のようで、そんな案内が何処か誇らしげに見えた。
さて何を選ぶかとなって今まで丸長と言えば大抵はつけそばだったが、ラーメンが何とも豊富にあっただけにそちらと言う気分になって、悩んだ末ワンタンメンを大盛でお願いする事にした。
荻窪丸長の創始者が青木勝治氏に対して、阿佐ヶ谷栄楽はその実弟の青木保一氏が開業させたが、現在のこちらの店主は樽沢衛氏と言う方だそう。
荻窪丸長二代目店主青木明史氏の娘さんのご主人が営業しているらしい。
すると荻窪丸長の支店の可能性も考えられるとして、さりげなく丸長の荻窪と目白にも行った事がある事を告げてみた。
すると他にも沢山の丸長がある事を教えてくれたので、そこから考えれば夫々が別々に個人経営しているような感じであった。こちらも言うまでもなく、やはり丸長・大勝軒系だ。
そう言えば千葉県にも勝田台に丸長が存在しているものの、今回の阿佐ヶ谷訪問で2009年8月頃からずっと休業している事をネットで知った。再開の見込みは未だに未定らしい。程なく到着。
やや多めの香味油が浮く醤油ラーメンがやって来た。
麺が丸長にしては比較的細いような情報があったが、確かにつけそばだけの目白丸長等と違ってそうだったものの、通常のラーメン店からすれば中太のような雰囲気だった。
それではと行かせて貰えば、自家製らしい麺の持ち味が唸りたくなる程素晴らしいもの。また醤油スープは荻窪丸長のような酸味感もなく、煮干しを強めにした事もないむしろ鰹を前に出した仕様。
それが何処かと似ている事も無く、実に存在感の大きい感覚が在った。
チャーシューは小さかったが、とても美味しかった。なおワンタンは薄手のもので、イメージは昭和枯れすすき的だった。
奥のテーブルでは周辺のサラリーマンの方々が、打ち上げのような呑み会で盛り上がっていて、店内は結構賑やかだった。
ブラウン管テレビが入口の頭上の天井近くの台に置かれていて、放送がアナログ放送である事を頻りに表示していた。
そんなテレビは今でもこちらのような、外食店で度々見受けられる事が多い。大盛り具合も良い量ながら、気がつけば完食だった。いや、なかなか味わい深い美味しさだった。
(左フォト) ワンタンメン大盛 (2011.03.10) |