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昨日の台風は関東地方をかすって北上して行き、首都圏はJR運休がクローズアップされた程度で済み、まるで台風が峠のヘアピンカーブを曲がったような弧を描いて日本を去って行った。
そして夜が明けて見れば、上空は台風一過の青空が広がり、余波による強風が昨日を思い起こさせた十月前半金曜日の朝だった。
そんな今日は周辺営業の前に、また稲毛ワンズモール内のラーメン劇場へやって来た。そしてまだ未訪だった、こちらへ入店する事にした。魂麺@本八幡のセカンドブランドで、その本八幡店もある煮干し背脂などがウリのラーメン店だ。
午前11時半少し前に店頭へ到着。店頭には平日数量限定杏仁プリン無料のサービスのインフォメーション。以前こちらの本八幡店で煮干し背脂を堪能して大変良かったし、限定ではキノコがたっぷり入ったタンメンもフォトが貼られて美味しそうだった。
そんな状況の中で煮干し味噌の存在に着目し、その味玉入りを選ぶ事にした。券売機のそばには蘊蓄の張り紙があり、それによると豚肉と鶏ガラのスープには、千葉(九十九里)産と長崎県産の上質な煮干しがふんだんに利用されているらしい。
また味噌は本店と同じ市川市内にある丸京みそをベースに、北海道味噌・信州味噌・八丁味噌と数種類の香辛料をブレンドした味噌ダレだそうで、麺は茨城大勝軒系の麺屋青山謹製による中太麺だそう。
昨日といい本日といい、やはり券売機は入店客にラブメッセージを送る最高の場所と言えた。そんな目に見えないメッセージは、ちょっとしたインフォから伝わって来るもので、それはどんな方でもお見通しで判るものだ。
店内に入ってチケットを手渡し、さりげなく無料杏仁プリンの申請もした。なんとお店の方は全員女性の方ばかりで、こちらは女性がとても入り易い状況を作っていた。程なく到着。
おお、ラーメンの上に具材が綺麗に並べられており、見ていると吸い込まれそうな程に、美味しく見えるその並べ方であった。実は少し前から気が付いていた事が一つあって、それは何かと言えば、女性は男性に較べてラーメンの上に乗せる具材の並べ方が巧いと言う事であった。何もラーメンに限られた事ではなくて、あらゆる料理の盛り付けを綺麗に並べておられると思う。
さてそれではと行かせて貰えば、それはもう美味い美味い美味い美味い美味い美味い美味い。味噌ダレゆえに煮干しが前に来る事はないが、なんともしっとりした風合いが保たれた味噌らーめんだ。
軽い微量の煮干しの苦みが風情を高めており、味噌の甘さがそれで引き立つ絶妙のバランスが見事。そこにトウモロコシの甘味と、ざっくり切られたタマネギの辛味が立体的な味の構築を見せており、さすが味の魔術師と異名を持つ店主のラーメンだった。
メインで利用されている丸京味噌は、行徳にある明治17年創業の醸造所で仕上げられた逸品。行徳と言えば古くは塩田による製塩が盛んだった地で、昭和初期でも存在していたと言う。
醤油には背脂が浮くこちらだが、味噌には背脂どころか油が殆ど浮かないそんな味噌ラーメンで、意外とヘルシーなイメージで気が付けば完食となった。何れにしてもなかなか後味のいい味噌らーめんであった。無料杏仁プリンも、大変に美味しかった。
なお気になっていた茨城大勝軒グループによるラーメン劇場は、今月25日を以て正式に撤退する事が決まったそう。そうするとそれはそれでまた、勢いのある同グループだけに、その後の展開が気になる所であった。
ただし魂麺と新天地は、同じ今月25日から一時休業となり、来月中旬前後頃に営業を再開する予定らしい。やはり今日も、良かった美味かった。
(左フォト) 味噌ラーメン(煮干市川味噌)味玉入り/無料杏仁プリン/店頭外観 (2009.10.09)
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