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桜が花開いた街に夜半から吹き出した北風がまた季節を押し戻して、思わずまたコートを羽織って出掛けたそんな三月弥生も下旬となって来た木曜日。
今日も仕事が終わって外に出れば、風が収まった分過ごし易かった午後七時過ぎだった。
時に1月下旬ころ浦和勤務が始まると言うことで、浦和駅周辺で唯一訪問していた羅麺屋匠の近況を調べて見ると何と既に閉店していた。
その後にオープンした福籠と言う店も既に閉店していて更に驚いてしまった。そんな空き店舗を先月某店を訪れた帰り道に通れば、こちらの開店を告知する張り紙が貼られていた。
そこには30代夫婦が営むラーメン店で、アットホームな雰囲気のお店にして行きたいと抱負が綴られていて、思わずその時からその開店を心待ちにしていたものだった。
どうやら先日の15日には、無事オープンをしたようだ。そろそろ色々な意味で一段落した頃だろうと、仕事帰り立ち寄ることにした。
そんなわけで仲町交差点を左折して、しばらく歩いた左手に在るこちらの店頭へやって来た。
さっそく入店すれば、やや右寄りに券売機があり、そこで少しだけ一考してから味玉ORIGAMIらーめん(醤油)に、炊き込みご飯のボタンも連打した。
券売機の場所から左右にフロアがあるこちらの店舗で、羅麺屋匠の時と同じように厨房に隣接しない右手のフロアへ促されて、その左手奥の席に冷水を汲んだコップがあったのでそこへ腰を下ろした。
入店した時は先客が誰一人居なかったが、程なくして後続客が続く店内。さらに続く。外の道路は人もまばらだったが、これが続きに続いて振り向くとほぼ満席に近いフロアが広がっていた。
程なく到着。店主自らオーダーしたラーメンを運んで来てくれた。何気なく話し掛けてお聞きすれば、高田馬場が本店の麺屋宗で2年間修行されたそう。
店名は折り目をきっちり折って作って行く折り紙のように、丁寧な仕事をきっちりして行く信念から生じたものだそう。
それではと行かせて貰えば、絶え間ない安らぎにも似た深い味わいが朝日のように降り注ぐ美味しさと言えば良いのか、実に素晴らしいもの。
大山地鶏の鶏ガラをベースに豚の背ガラも加えているスープだそうで、そこには煮干しやホタテに節類、昆布や椎茸等の食材も利用しているらしい。
醤油だれは三種類の国産の醤油をブレンドしたオリジナルだそう。三河屋製麺製らしい細ストレート麺は、日本蕎麦のようにも感じ取れるもので、それがまたとても良かった。
半熟状の煮玉子の黄身の赤み具合が切なくなるほどグッと心を掴むもので、穂先メンマやアオサの風情もよろしく、チャーシューがまた嬉しいものだった。
ホタテと鯛の身をほぐしたものが入る、炊き込みご飯がまた泣ける味わいで素敵で良かった。気がつけば完食。
折り紙つきのラーメンと巷に囁かれるのも、そんなに遠くない将来かも知れない。いや、とんでもなくかなり素敵と言えた、そんな美味し醤油らーめんと炊き込みご飯だった。
(左フォト) 味玉ORIGAMIらーめん(醤油)/炊き込みご飯/店内 (2013.03.21)
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麺屋 ORIGAMI 〜 オリガミ 〜
住所:埼玉県さいたま市浦和区仲町2-10-12 TEL048-831-0800 定休日:日曜日
営業時間:11:00〜14:30/17:00〜22:00※スープ無くなり次第売り切れ終了。
アクセス:JR京浜東北線ほか浦和駅西口下車。伊勢丹裏にあるイトーヨカドー手前の道路を国道
463号へ向かい、そこに出たら右折して進み仲町交差点をさらに左折して200m程歩いた
左側にあり。徒歩およそ9分。
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開店案内のポスター。 |

JR浦和駅西口から徒歩およそ9分のこちら。 |

メニューは比較的シンプルになっていた。 |
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