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曇りがちながらときおり陽射しが注いで、肉付くように夏の色が濃さを増していた、そんな七月文月下旬の月曜日。
今日も仕事が終わって外に出れば、少し前に通り雨があったらしくアスファルトが濡れて、ときおりまだぱらついていた午後七時過ぎだった。
そんな今夜はこちらもまたかなり前から候補店の一つになっていたお店で、日本蕎麦と中華料理をどちらも提供する老舗中華・蕎麦店として気になっていて今夜こそと立ち寄ることにした。
そんなわけで北浦和バスロータリーから北宿通りに入って、400mほど歩いた場所の信号の右路地を右に入って進み、しばらく先のカーブを過ぎた辺りに位置するこちらの店頭へやって来た。
さっそく入店すると閉店間近の時間ながら常連さんが一人おられて店主と世間話しに花が咲いていた店内だった。
インターネットを見てこちらを訪ねたことを告げると、しばらく前にも同じように来た人が居たそうで快く迎え入れてくれた店主であった。
メニューを見上げてチャーハンも食べたいなぁ半チャーハンないようですねとつぶやくと対応してくれるそうで、それならばとラーメンとその半チャーハンをお願いした。
中華チェーン店や店主不在の中華店では使えないワザだが、こんなケースならば初訪問の店でも案外わがままを利いてくれることが多い。
老舗店であることを知って気になって来たことを告げると、昭和44年創業でちょうど44年目になることを教えてくれた。
以前にも昭和の年号と営業年数が一緒だった時があり、面白い数字のいたずらみたいなものと思ったものだった。
三室寄りの瀬ヶ崎地区にも同じ屋号で同じ中華・蕎麦店があるこちらだ。お聞きするとそちらは店主のお兄さんが営業しているお店だそう。
こちらが営業を始めてから四〜五年遅れて開業した、そんな関連店であることをさりげなく私に教えてくれた。程なく到着。
それではと行かせて貰えば、なかなかの持ち味が素晴らしい中華そば。ワカメが多めに入って、それがまた良い風合いを造作していた。
鶏ガラと豚ガラを香味野菜等と共に炊いたダシに、蕎麦の方で普段使う高級仕様の鰹節を中華スープに合わせたものだそう。なるほど魚介風味に、奥深さを感じるはずだ。
先客の常連さんが日本蕎麦は自家製でこちらで打ったものだと教えてくれたので、中華麺もそうなのか確認させて頂いた。
すると出来ないことはないがワンタンや餃子の皮まで作るとかなりの手間となって、それだけ製麺屋さんに頼むのも悪いので麺と一緒に発注しているのだそう。
半チャーハンは閉店間近だけに多めにして炒めてくれたそうで、ナルトが多めでその分赤色に彩られたもので、これがまた実に美味しいチャーハンと言えた。
出前も対応しているこちらだが、たまにかなり遠い地区からの出前依頼が来る時があるらしく丁重にお断りしているそう。未確認だが大抵出前は精々600〜800m圏内までと言ったところなのだろうか。
気がつけば完食。いや、それにしてもなかなか風情のある、素晴らしい味わいの美味しラーメンと半チャーハンだった。
(左フォト) ラーメン/半チャーハン/店頭外観 (2013.07.22)
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生そば 中華 まつふじ 元町店
住所:埼玉県さいたま市浦和区元町3-13-8 TEL048-886-5616
定休日:火曜日 営業時間:11:00〜20:30
アクセス:JR京浜東北線北浦和駅東口下車。北浦和バスロータリーから北宿通りに入って、400m
ほど歩いた場所の信号の右路地を右に入って進み、しばらく先のカーブを過ぎた辺りの
右側にあり。
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この北宿通りを入って400mほど歩いて行く。 |

この先の信号の右路地を入って行く。 |

入口の左側にサンプルショーケースがあった。 |

店内一番奥に提供メニューがずらりと並んでいた。 |

久しぶりに見た昭和40年代のルームクーラー。 |

創業昭和44年の周辺の老舗人気中華・蕎麦店。 |
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