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菜の花と蒲公英が咲き乱れるようになって半分ほど花びらが落ちた桜が葉を芽吹かせるようになった、朝からまとまった冷たい雨がまた降り出してやや冷え込んでいた四月卯月上旬の休日火曜日だった。
先日は大宮駅東口周辺で営業する老舗店のラーメンを目当てに訪れたものだが、実は当日もう1軒候補店が在ってどちらにするか随分と悩んでいたものだった。
そのお店がこちらで、雨そぼ降る中また大宮駅の東口に降り立った。今回その前に「ののすけ」と言う名の周辺人気店2軒で修行した店主のラーメン店の店頭へ立ち寄った。
ところが何と今月からスタッフ不足等の理由により、当分の間休業する旨の告知がシャッターに張り付けられていた。
味から見直して準備が整い次第リニューアルオープンする予定だそうで、やむなくそこを後にするしかなかった。
そんなわけでそこからそう遠くない二軒目に訪れる予定だった、こちらへ雨でぬかるむ中だがその店頭へ向かうことにした。
大宮に限ったことではないが、新しい建物とやたら古い建物が交錯する光景は、不思議と複雑な気持ちにさせるものだ。信号待ちして横断歩道を渡って進み、その店頭へやって来た。
ことぶきとおめでたい店名だけに、ネットで調べると国内に実に多くの同じ店名があった。
先日も店頭に立ったが、なんとも歴史を感じる佇まいだ。雨でビニールシートが濡れると、何処かエキゾチックに感じてしまうのは何故だろうか。
さっそく入店すると町の大衆中華店らしい比較的狭い店内が広がっていた。常連さんらしき先客がお一人おられた。
厨房に店主がおられて、女将さんが脇から出て来られ、サービスセットメニューがお奨めとのこと。
それならばと、もう1軒訪れる予定だったが何とかなるだろうと、700円するラーメンとチャーハンのセットメニューをお願いした。
さりげなく例によっていつ頃開業したのかお聞きして見ると、45〜46年くらい前に創業したこちらだそう。
すると横におられた常連さんが「俺が高校生だった頃だな」と言う言葉が飛び出していたが、ともあれ昭和42年頃に営業を始めたこちらのようだ。
壁面に貼られたメニューをあらためて見上げると、こちらもまた中華メニュー以外にカツ丼や親子丼があり、一風変わったやさい炒めチャーハンやカレーチャーハンなるメニューもあった。
ふと振り返るとテレビではちょうど高校野球の準決勝第二試合で、勝ち残っている浦和学院が戦っていて思わず店内の方と一緒に応援していた私だった。程なく到着。
それではと行かせて貰えば、これがまた実に素敵な醤油味のラーメン。チャーシューもなかなかの美味しさで、そこにワカメとメンマが添えられていた。
普段からこうしてよくチャーハンも口にしているが、老練の店主が作るチャーハンは、これがもう名作の領域と言える美味しさだった。
サービスで来た煮付けと冷や奴も、なかなかの味わいと言えた。気がつけば完食。いや、かなりとても実に素敵で美味しいラーメンとチャーハンだった。
(左フォト) ラーメン/セットチャーハン/壁面のメニュー (2013.04.02)
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ことぶき食堂@大宮
住所:埼玉県さいたま市大宮区宮町2-117 TEL048-643-0555
定休日:日曜日 営業時間:10:30〜19:00
アクセス:JR京浜東北線他大宮駅東口下車。東口北階段を降りて前方の道路を左手へ進んで行き
大宮一番街商店街を右折して入って行く。そこを出たら道路を横断してやや右寄りにある
一の宮通りをさらに入って行き、一つ目の十字路を左折して10mほど歩いた右側にあり。
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45〜46年くらい前に創業したこちらの店頭外観。 |

サービスで来た付け合わせ。 |

一番街の周辺にあるこちら。 |
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