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春色の青空から春色の陽射しが注いで、気温がまた上がる予報に昨夜のラーメン店に忘れかけたハーフコートをまた羽織らずに出掛けた三月弥生後半の週明け日曜日。
今日も仕事が終わって外に出れば、それほど寒いこともなくどこか春めくそんな周辺の午後七時過ぎ頃だった。
時にどうやらJR浦和駅西口周辺にも、ラーメンを提供する甘味処が営業しているようだ。こうした場合に、二つのパターンが考えられると言える。
一つは店頭にショーケースが設けられて、そこにおはぎ等の和菓子を並べられているニコニコ喜久乃家@松戸や新井屋@大神宮下のような甘味処がラーメンを提供しているケース。
そしてもう一つは美松@船橋や九月堂@渋谷のように、ラーメン店があんみつ程度の和スイーツを提供しているケースだ。
昭和43年に出来た老舗店のようだが、こちらは一体どちらのパターンなのだろうか。そんなわけで気になるところとなって、仕事帰り立ち寄ることにした。
と言うことで駅前の初めて入る路地を少し進めば、風情のいいこちらの店舗が佇んでいた。暗いのでよく判らないが、木造家屋なのか木の風合いが実に素敵な店頭となっていた。
店先には今までテレビや雑誌に多く露出していたこちらのようで、それを証明するかのように雑誌の切り抜き等が貼られたボードが立て掛けられていた。
居酒屋が多く建ち並ぶ路地の途中にある所為なのか、「お酒のない店」と記された電照自立看板があった。よっぽどほろ酔い加減の方が、ラーメン目当てに入店しビールを注文して来るのだろうか。
さっそく入店するとカウンター席があり、店内もまたかなり風情のいいフロアとなっていた。たまたまなのだろう、先客のいない静かな店内だった。
特に店頭で和菓子を販売していることも無く、メニューを手に取るとラーメン店が若干の甘味メニューを用意しているこちらだった。そこから中華そばとあんみつをお願いすることにした。
昭和43年創業の老舗店とインターネットで知って来たことを告げると、昭和24年に千葉・館山で創業したこちらで先述の年に叔母の住む埼玉・浦和のこの地に移転して来たのだそう。
と言うことは創業45年を通り越して、創業64年となるこちらだった。
さり気なくお聞きして見るものだ。厨房に立つ店主は二代目だそうで、以前はホテルニューオータニに勤めるホテルマンだったそう。
昔からラーメンと甘味も提供していたのかお聞きして見ると、その昔はもっと様々なものを提供していたらしい。後で雑誌の切り抜きを見ると、先代の両親は旅館も経営していたようだ。
五目ワンタン麺がイチオシのメニューらしく、味噌ラーメンやつけ麺等も提供するこちらだった。甘味メニューには、クリーム白玉あんみつやトコロテンもあった。程なく到着。
それではと行かせて貰えば、豚骨・鶏ガラ・昆布にに香味野菜を利かせた実に豊かな味わいに、醤油にひと味加えたような素敵なオリジナル性がたまらない美味しさ。
中細縮れ麺がまた泣かせる縮れ具合とその細身具合で、ここのところ全く出会って無かった風合いがとても良かった。
煮豚も美味しかったし、なんと言っても全体が持つバランス加減は感動さえ出来た。
ほうじ茶が付いて、様々なフルーツが入っていた、あんみつもとても美味しかった。気がつけば完食。いや、かなりとても実に素晴らしかった、なかなかの美味しさの中華そばとあんみつだった。
(左フォト) 中華そば/あんみつ/店舗外観 (2013.03.17)
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中華そば あんみつ かめ福 (かめふく)
住所:埼玉県さいたま市浦和区高砂1-5-10 TEL048-822-1702
定休日:金曜日 営業時間:11:30〜20:00
アクセス:JR京浜東北線浦和駅西口下車。ロータリー手前を左手に行き前方やや左寄りに見える
細い路地を入って進み程ない左側にあり。
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風情のいい老舗店らしい店頭が時代を感じさせる。 |

甘味ものも後半に並ぶメニューリスト。 |

路地に入ってそう歩かないでこちらが左手にある。 |
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