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午前遅い時間から降り出した小雨が首都圏の街のアスファルトを濡らしていた、梅雨どきらしい雨が滴るそんな六月水無月下旬の休日水曜日だった。
本日は悩んだ末にしばらく前に参考にしていた、ラーメンウォーカー埼玉版2013を再度見開いて気になったこちらを訪れることにした。
そんなわけでまた休日ながら京浜東北線電車に乗車し、荒川を越えて蕨で下車。東口の奥に見える交差点の大通りの方を左に曲がってそこに在るバス乗り場から路線バスに乗車。四つ目の宮根バス停で降車し、来た道を戻って程ない芝宮根交差点を横断歩道を渡ってから右折。
その片側2車線の幅広い産業道路を500m程進み往くと、西友ストアー先の左側に充分なパーキングがある敷地にこちらの平屋の建物が風情良く佇んでいた。
戸田で1987年に開業した浦和地区にもある中華ドライブイン柳明館が経営する、2003年にオープンしたネクストブランド店のこちららしい。
雨は強く降るでもなく止む気配もなく降り続いていて、産業道路を走る車から水しぶきを飛ばす音が響くばかりであった。さっそく入店すると、そこそこに盛況なフロアが広がっていた。奥左手厨房前にあるカウンター席の右端に促されてそこへ腰を下ろす。
さりげなくお店の方にラーメンウォーカー埼玉版を見て来たことを告げつつ、メニューリストから本にも映っていた特製塩らーめんに、サイドメニューも行くかと280円の小玉子やきめしもオーダー。すると太麺と細麺どちらか選べるそうで、そこはやはり太麺でお願いした。茹で前の麺フォトを原寸大で見せる、そんな素晴らしい工夫が見られたこちらだった。
公式サイトに練馬大泉にも支店があるようになっていたので、そのことを話題に出すと三年前くらいにそちらは閉店させたそうだ。その公式サイトも前後に、更新がストップしてしまったそう。定かではないが、練馬店の方辺りが担当していたところだろうか。
メニューリストには、冷しラーメンも豊富にラインナップされていた。またカウンタトップには様々な色のドンブリが置かれていて、スープ別にドンブリを変えているらしく「胡麻」とか「しお」とか「しょうゆ」とか店名等の文字が入れられていた。
スープの豊富さをアピールしているところなのだろう。程なく到着。それではと行かせて貰えば豚骨に香味野菜が効いた味わい深いスープ。幸住食品製らしいなかなか個性も豊かな縮れ気味の極太平打ち麺が口内で暴れて、その多加水麺のなかなかの持ち味がたまらないもの。
ゲンコツ・豚足・豚ガラ・豚挽肉・老鶏・鰹節・アゴ煮干・昆布・イカ干物・根生姜・玉葱・ニンニク・長ネギ・人参などの食材を8時間ほどしっかりと炊き上げ、それを冷ましてから冷蔵庫で一晩寝かせたスープだそう。
塩だれは四川省の岩塩を利用しているらしい。こうして口にして見ると、こだわりを標榜する街道系店のラーメンだが、そのこだわり加減がなかなかとなっているだけにとても美味しいものだった。小玉子やきめしも玉子がふわふわして素敵な美味しさで、気がつけば完食。
遠くからいらしたのでしょうと、自家製の濃厚杏仁豆腐をサービスして頂いたが、これもまた良かった。帰る頃になると、ほぼ満席の大変盛況なフロアとなっていた。
ドンブリにスープ名、原寸大の麺フォト、豊富なラインナップの冷しラーメン。そんな戦略性の高さが素晴らしいこちらだ。いや、なかなかとても素敵で良かった、特製塩らーめと小玉子やきめしと自家製濃厚杏仁豆腐だった。
(左フォト) 特製塩らーめん/小玉子やきめし/店舗外観 (2013.06.26)
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柳麺工房 十里 - らーめんこうぼう Jyuri -
住所:埼玉県川口市芝4410 TEL048-261-0118 ※公式サイトはこちら。
定休日:月曜日 ※祝日の場合は翌日 営業時間:11:00〜24:00
アクセス:JR京浜東北線蕨駅東口下車。ロータリー先の六叉路交差点で大通りを左折して程ない
バス乗り場1番・2番より蕨06・蕨02系統に乗車。四つ目の宮根バス停で降車。来た道を
戻って直ぐの芝宮根交差点を右折(帰りのバス停は左折した場所)500m程歩いた左側。
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バスの発車場は駅からやや離れたところに在り。 |

敷地角にあるインフォメーションボード。 |

茹で前の麺フォトを原寸大で見せる素晴らしい工夫。 |

冷しラーメンが豊富にラインナップされていた。 |

ドンブリにスープの文字が刻まれていた。 |

デザートに自家製濃厚杏仁豆腐あり。 |
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