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休日・仕事・仕事で始まった正月三が日の後の今日は休日で、青空から眩しい陽射しが注いで風も収まっている事もあって大した寒さでもない、夕方から新宿で呑み会が控えていたそんな火曜日だった。
年末年始の特別限定が花盛りとなって来た今年のようで、昨年までやっていなかったお店までやっておられる感じだった。そんな予定と状況の中でこちらの特別限定が目に止まって、個性が出易い鴨と言う食材だけに、口にして見たくなり出掛ける事にした次第だった。
そんなわけで山手線電車を駒込駅で下車して、また北口に降りてしもふり商店街入口辺りのその店頭へやって来た。正午過ぎのまもない時間で、四人程が外に並んでいた。そう経たないで入店出来て、本日のみの限定の鴨ニシチュウをオーダー。
以前は確か後精算方式だったように思うが、券売機が主流のラーメン店ではうっかり精算済みの気持ちになって帰ろうとしてしまうものだが、そんな事が続いたからなのか、前精算方式になっていて今回は先に支払いを済ませる事になっていた。程なく到着。
なんと鴨の骨から摂った出汁だそうで、鴨肉チャーシューに鶏油ならぬ鴨脂の香味油を浮かして、いつもの醤油ダレを利用したものだそう。
そこに白葱を焼いたものと刻まれた生九条ネギが添えられており、これぞ鴨が焼きネギしょってやって来たラーメンと言えた。中華醤油スープに浮く鴨脂と鴨チャーシューの赤みと黄色い柚子皮、そして緑色の天然色の刻まれた九条ネギが実に妙なるビジュアル性で良かった。
それではと行かせて貰えば、これがなるほどな美味しさ。瑞々しい芳醇と来る淡いうま味と、鴨脂のこってりしたうま味が合わさって来て、立体的なバランスがいい風情をカモしている美味しさだった。
そこに焼かれた白葱が実にスープにいい相性を示していた。自家製らしい細麺は、ややカンスイが感じられるものだったが、そこは胡椒を多少振りかけて鎮めて後半も楽しめた。
魚介は鴨を前に出した分大人しめで、絶妙なバランス感が何とも味わい深くて良かった。いや、なかなか美味しかった。
(左フォト) 1/4限定鴨ニシチュウ/店頭外観 (2011.01.04)
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味の本流、中華そばの探究 西尾中華そば (にしおちゅうかそば) ※公式サイトはこちら。
住所:東京都北区西ヶ原1-54-1 TEL03-5980-9242 定休日:水曜日
営業時間:11:30〜15:30/17:30〜21:30※スープ売切れ次第終了
アクセス:JR山手線駒込駅北口下車。本郷通りを右手に進んで行った左手にある、しもふり商店街
を入って10m程進んだ右側にあり。徒歩およそ5分。
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目覚めて外に出たら大きな水溜まりに雨の降雨を知り、曇り気味の空に天気予報を見直すそんな11月上旬週明けながら明日は祭日の月曜日の朝だった。
そんな今日は駒込に営業で出掛け、ランチ時は以前から気になっていながらも未訪だった、こちらへ入店する事にした。天気予報は曇りながら、怪しい雲行きになって来た午前11時過ぎ。
開店少し前に到着すると、すぐ隣りは白い鯛焼きを販売するお店があり、店頭には3人が順番に並んでいた店頭であった。
まもなく店主が出て来られ、白い暖簾を入り口に掛けられると、中へ引き入れられた私たちであった。店内はけっこう狭くL字型のカウンターに、7脚の椅子が用意されていた店内であった。
メニューはデフォルトの中華そばを考えて来たが、見ると新メニューらしいガリガリ中華そばと言うネーミングのラーメンがあった。
ガリガリって何?となって、何処かに説明書きがあるかと探しても見当たらず、結局一人で勝手に生姜風味が流行っているからそんな所だろうと推測し、それと豚丼を順番が来てからオーダーした。
すぐ目の前には良い色をしたチャーシューブロックがゴロゴロと置いてあり、それはタマらない状況に陥りそうな程に美味しそうであった。
こちらはラーメン凪さんで大番頭をされている方のお店らしく、当初は凪@渋谷の日曜日限定で3月1日から11回ほど程営業していたらしい。そして今年の五月に、こちらで営業を開始したそう。程なく豚丼が先に到着。
おお、厚みのあるチャーシューが多めに白米の上に乗っており、そこに直立不動の白髪ネギが添えられていて、更に刻まれた青ネギが散らされていた。さっそく口にすると、これがどえらく美味しいもので、かなりお奨めな豚丼三百円だった。そしてラーメンも到着。
おお、何とも冴えたビジュアルのそんなラーメンがやって来た。無化調で自家製麺に、地鶏と天然魚介によるスープだそう。一見地味にも見えそうだが、複雑に織り成す食材が一種のオーラをラーメンから放出させており、見るからに美味しそうだ。
それではと行かせて貰えばこれがもう、いやいやいやいやいやいや、美味い美味い美味い美味い美味い美味い美味い美味い。生姜風味はそれ程前には出ていない感じで、甘みがなるほど比較的感じ易いスタイルながら、これが実にラーメンのスープにぴったりと息のあったもの。
ガリだから生姜は合っていたが、もう一つのガリはニンニクガーリックのガリだそうで、それは思いもよらないガリでこれは一本取られてしまった。
そのガーリックは、そう強くは感じないものの、ともあれ香りに顕れていたニンニク感で、そこに粒胡椒など様々な食材が入っていた新メニューだった。
それにしてもチャーシューの美味しさは、トップクラスと言える気になるもので、チャーシューブロックを買って帰りたくなる程のもの。
スープには胡麻ラー油が多めに浮いてそれが懐かしさを呼び起こし、細ストレートの自家製麺は粘度のいいコシがあり、これまたかなりいい風情の麺であった。
それにしても、これぞ温故知新スペシャルバージョン的な支那そば感で、生姜風味バリバリの予測をいい方向に転んだ意味で裏切られた。
あっさりじんわり系は今後の日本を考えると、一番需要のあるスタイルのラーメンで、未来輝く方向性のあるラーメンとも言えた。
お店の立地性も、シルバー層の多い周辺にぴったりのラーメンと言え、入店客も若年層に50代強の方々も多く、そんな世代の交流が店内で繰り広げる事も場合によってはあるかも知れない。
そうして行くラーメンは、ある時は街の味となり、ある時は街道の味となり、ある時は誰かのなくてはならない味となって行くもので、そんなラーメンにまた出会えた瞬間を感じた。
なお気になっていたメニューの一つの鶏中華(塩)は、金曜と土曜の夜の部の限定四杯のみらしい。気が付けば完食。いやいやいやいや、とってもかなり旨かった。
(左フォト) ガリガリ中華そば/豚丼/ブロックチャーシュー (2009.11.02) |