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数日前よりは若干涼しいような気がする、陽射しも若干柔らかになったような気がした、とは言え気温は30度近くまで上がった9月後半の木曜日。
今日も仕事が終わって外に出れば、やはり何処か秋めいた午後8時近くだった。先日触れたように本日が今回の仕事の最終日で、しばし遅い夏休みを頂いて月明けからまた就業する予定。
さてそんな今夜はどうするかとなって、そう言えばこちらで今日から23日までだけの限定を提供していると思い出して立ち寄ることにした。
そんなわけで秋めいた夜空に軽やかな鈴虫の鳴き声が聴こえるなか、その店頭へやって来た。店先の道路は、ひっきりなしに車が通り過ぎて、時折り大型トラックが速度を落とすことなく通過して行った。
さて、さっそく入店して店主にご挨拶しつつ、限定の冷やし麺をオーダーした。そして左手奥のカウンター席へ行って腰を下ろす。すると冷水が入ったコップを奥様が持って来られて更なるご挨拶だった。
ふと見ると目の前にはいつものように様々な漫画単行本が並んでいる。おや?と思う。
弘兼憲史画「人間交差点〜ヒューマンスクランブル〜」と、ちばてつや作「あした天気になあれ」だけは、何故か第1巻しかなかった。おそらく店主のおめがねに叶わなかったのだろうか。
今夜も隙間風が聞こえて来そうな四畳半で聴くとしっくりしそうな往年のフォークソングが、お洒落な店内空間へ優雅に流れていた。程なく到着。
正式名称は、限定冷やし麺自家製ラー油の塩ラーメンまんぼぉ風とボードに書かれてあった。一見するとスープが見えず彩りの良い生野菜が麺の上に乗っており何となく和えそば風。
思わずそんなビジュアルもあって油そばでそうするように箸を両手に一本ずつ持って掻き混ぜると、なんと下からけっこう多めの冷たい塩スープを吸い込んだご飯が出て来て驚いた。
メニューにご飯添えとか、ずばり冷やし塩ラーメンライスにした方が良いのではと思ってしまった。
時にラーメンライスと言えば四畳半漫画「男おいどん」で、今夜ばかりはフォークソングが不思議としっくりと来た。とは言いながらもこちらの限定も実にお洒落でありつつ、トレンドを踏まえた素敵なものだった。
チゲ風に味付けされた豚肉にはシメジや玉ねぎに生姜も入って、さらに通常のキュウリの3倍はある四川キュウリ、半熟味玉半裁、カボチャの素揚げ、水菜、大葉、オクラ、万能ネギ等と入ってとにかく具沢山。
麺は多加水にシフトした中太麺で、ライスに埋もれながらも、いい風情を醸していた。そして圧巻はやはり「お茶漬け風にしたかった」と店主が語っていたご飯で、まさしくそんな感じとなってとても美味しかった。
いや、今夜もかなりとてもいい仕事だった。
(左フォト) 限定冷やし麺・まんぼぉ風/通常のキュウリと四川キュウリ (2012.09.20)
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夏色に輝く空ながら駆け抜ける風はやや涼しくもあった、もうすぐ9月と言う葉月下旬の水曜日。今日も仕事が終わって外に出れば、やや暑さを感じるそんな午後8時近くだった。
一昨日のオフ会はいつものようにこちらで催されて、美味しい料理に舌鼓を打ち鳴らした夜となった。その日は定休日だけに、ラーメン等にはありつけなかった。
宴たけなわの頃だったと思うが、呑んだ勢いで店主にこちらでつけ麺の限定をやる予定があれば、すぐさま来る旨をお話しをして見た。すると何と現在の夜限定でちょうど提供しているとのこと。
自分で架けた橋だけに、これはぜひとも行かねばだった。そんなわけでオフ会の料理の味がまだ脳裏に残るなか、仕事帰りまたこちらの店頭へやって来た。
さっそく入店すると3人のグループ客の方が先客としておられ、アルコールが少し入っているのか賑やかな店内となっていた。厨房に向かって店主ご夫婦にご挨拶すると、最近髪型を今風にされた店主が奥様の後ろからにこやかに挨拶してくれた。
左奥カウンター席の右隅に腰掛けて、限定の冷しらあめんまんぼお風や鶏白湯カレーらあめんバン麺風も気になったが予定通りその夜限定である鶏白湯煮干つけ麺を麺量300gの方でお願いした。
すると一昨日の料理の一部とその変化球による料理が突き出しのように出てきて、思わずビールが欲しくなったがそこでは我慢した私だった。まもなく店主から餃子があるけど注文するか奥様を介して来られたので思わずそこはお願いした。程なく到着。
前回と同じ強火で長時間煮こんだ濃厚鶏白湯スープの気品ある持ち味を持つつけ汁に、こちらでもしばらく前から利用されている昭和6年創業麺屋棣鄂(ていがく)の独特な風情を持つ平打ち中太麺が素敵なもの。
豚だけでなく鶏チャーシューに野菜も付いて、なんとも言えない贅沢感が良かった。思わずこの時点でグラスビールをオーダーして喉を潤してから、突き出しと餃子を口にしたがこれがもう実に美味しかった。気が付けば完食。いや、かなりとんでもない素敵でなかなかの味わいを持つ鶏白湯煮干つけ麺だった。
(左フォト) 夜の限定・鶏白湯煮干つけ麺300g(麺・汁) (2012.08.29)
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らあめん工房 まんぼぉ ※下記データ(2010.05.14)更新
住所:千葉県千葉市稲毛区小深3-1 TEL043-424-3239 定休日:月曜日・第3火曜日
営業時間:11:30〜14:30(土日曜祝日〜15:00)/17:30〜21:30
アクセス:JR総武本線四街道駅北口下車。ロータリー前の通りを左手へ進んで行き、立派な
エノキの大木がある十字路を左折して県道64号線へ入り、千葉市の標識を越えて
進んだ左側。徒歩およそ12分。
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| 2012.08.29 サービスで出て来た突き出し。 |
2012.08.29 まんぼぉ特製餃子。 |
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※らあめん工房まんぼ@第十回ワインオフ会編(2012.06.15UP)はこちら。
昨日から初夏とさえも感じる気温となって来た、春が加速する陽射しが眩しい4月下旬の水曜日。今日も仕事が終わって外に出れば、冷え込む無ことも無く夜風さえも心地の良い午後8時近くだった。時にこちらの夜限定の鶏白湯バン麺がいいらしい。
だがしかし、諸般の都合でそう長い期間提供するのは厳しいそうで、どうやら今月限りで終わってしまうよう。千葉勤務となって、こちらの夜限定にも手が出せる環境となっただけに、これは是非行かねばと会社帰り訪れることにした。そんなわけで、路線バスに乗ってこちらへ向かう。
いつも高野山で降車しているが、結構店頭まで歩くだけに今回試しに一つ手前の山王越で降りてみた。すると距離的にはこちらの方がありそうだったし、お腹をすかして来ただけに途中のグリルレストランから来る誘惑に多少ぐらつきつつ店頭へ到着した。さっそく入店して店主にご挨拶しつつ、奥の厨房前のカウンター席へ腰を降ろした。
すると店主から隣りにおられる方をご紹介頂いた。ハンドルネームで、みどさんと言うかなりのラーメン通の方だった。オーダーはもちろん正式名称「鶏白湯煮干味噌らぁ麺バン麺風」で、その大盛でお願いした。ご飯割のオプションも用意されていたが、大盛もあってそちらは自重することにした。程なく到着。
この夜限定もまたこちらもらしい、そんなオーラを感じるものだった。最初はそのまま麺を上げて口にして、その後でよくかき混ぜて食せば二つの味わいが愉しめるそう。「それではと行かせて貰えば」と店主のナレーションが前から入りながらも口にすれば、加水低めの独特極まりない太平打ちストレートの面持ちからしてタマらないもの。
こちらの鶏白湯は、鶏ガラにモミジと手羽先を強火で長時間炊き込んだ濃厚スープだそう。そのドロドロの鶏白湯スープは胡麻風味の担々麺スープをイメージして仕上げたものだそうでそれゆえにピーナッツを入れ込んだのだそう。
超濃厚鶏白湯スープを無駄なく提供したいと思っていた矢先、中華シェフ対ラーメン職人の対決番組でバン麺に気づいて思い立った夜限定らしい。しっかり掻き混ぜて口にすればなるほどまた違った風情で、複雑な旨みが織りなす味わいが実に良かった。
後半には手元に来ていた微塵切りのタマネギも入れると、素敵な情緒豊かな瑞々しさが来た。煮干しとか味噌とか入っていたメニュー名だが、鶏白湯柔道一直線の味わいに、ただおそるべしと言うしかなかった。迫り来る帰りのバスの時間を気にしながらも、気がつけば完食。
もうすぐ今度は某大御所サイト関連の限定が始まる予定らしい。精算時にそのお話しを教えて貰ったが、この限定がもうすぐ終わる理由がそれで判った。いや、途轍もなくとんでもない、果てなく素晴らしいそんな鶏白湯だった、美味し鶏白湯煮干味噌バン麺風と言えた。
外に出てバス停まで歩いてもうすぐ来るバスを待つ。夜風が頬を撫ぜる。ふと「旅の夜風」が脳裏を掠めた。 花も嵐も踏み越えて 行くが男の生きる道 泣いてくれるな ほろほろ鳥よ 月の比叡を独り行く
(左フォト) 鶏白湯煮干味噌らぁ麺バン麺風大盛/夜の店舗外観 (2012.04.25)
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