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西日本は例年にない寒波にさらされ、新潟周辺を中心に異例の積雪量となった今冬だが、ともあれ立春を迎えた2月上旬の週末土曜日。そんな今日も仕事が終わって外に出れば、また穏やかな午後8時過ぎだった。
先日は某店を訪れるために川崎岡田屋モアーズを訪れたが、その同じフロアーにこちらがあることに気づいて気になっていた。
店名の冠でも判るように徳島中華そばを提供するお店で、川崎店は昨年の3月に「炎の虎」のリニューアル店としてオープンしたようだ。
ネットで調べて見ると、なんと元祖熊本黒拉麺 清正と同じ企業が手掛けているお店らしい。その歴史は古く平成11年9月横浜市保土ヶ谷区に創業したのが始まりだそう。
その後多くのラーメン複合施設に出店を重ねて、そう言えば千葉ラーメン劇場にもその名を連ねており、お台場のラーメン国技館では最強場所でも営業していたこちらだった。
蒲田にも支店があるようだがそちらはFC店らしく、一昨年の4月には本場・徳島にも凱旋本店を営業させていたこともあったよう。
徳島中華そばと言えばすき焼きのような味のスープに豚バラ肉と生たまごが入ったラーメンで、しばらく前にはそれらしきブームが短期間あったものだ。
仕事帰りの夕食として食べるには打ってつけのラーメンと言えて、そんなわけでさっそく訪れることにした今夜であった。
そんなわけで京浜東北線電車に乗って、また夜の川崎へやって来た。モアーズに入ってエレベーターで7階へ上がりこちらの店頭に立った。
ビジュアルインフォメーションの多い店先と言えて、どれを選んでよいか途徹もなく悩んでしまいそうになってしまった。ともあれ賑やかな雰囲気に満ちていた、そんな明るい店頭だった。
ウリの徳島中華そばは、背脂が軽く入ったスープに細麺が泳ぐ昔味と、焦がしネギ油を利かせたスープに太麺という新味の2つがあった。その他にも味噌ラーメンや、つけめんまでラインナップされていたこちらだった。ちなみにご飯をオーダーすると、おかわりが自由らしい。
店頭の案内でしばし悩んでから券売機の前に立ち太麺と背脂に決めあぐねたが、背脂のコッテリが心の中で勝利の旗を挙げて昔味の肉玉そばのボタンを選んだ。
チケットを取って奥へ進めば好きな席に促されて、手頃なテーブル席を選んで腰掛けながらチケットを手渡すと、大盛がサービスだそうで断る理由もなくお願いした。
するとさらに玉子は味玉・温泉卵・生たまごから選べるそうで、味玉を入れた徳島中華そばを想像しただけで苦笑してしまったので、そこは伝統を重んじて生たまごでお願いした。
後続客が続いて俄かに活気づく店内。その方も玉子をどれにするか尋ねられて生たまごにしていた。程なく到着。
それではと行かせて貰えば、なるほどなかなかの徳島中華そばらしい味わいがたまらないもの。魚介・果物・野菜も入れて豚骨と鶏ガラを7対3の割合いで利用したダシは7時間炊いたものだそう。
麺はこちらも菅野製麺所さんのようで、風情の良さが際立っていた。大盛具合も良い量だったが、気がつけば完食。いや、なかなか素敵な徳島中華そばだった。
(左フォト) 肉玉そば昔味大盛/同拡大画像/店頭外観 (2012.02.04)
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