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朝方は雲間から青空が臨めたが曇りがちな天候は青空を隠して、わずかな陽射しを街角へ送っていた初冬らしいそんな十二月師走前半の休日月曜日だった。
ミスターこと長嶋茂雄氏が命名した中華飯店と言うことから以前から気になっていたこちらで、本日こそとなって入店することにした。
そんなわけでまた元町・中華街駅を降り立ち、中華街へ入りその店頭へやって来た。ポケットに手を入れていないと、手がかじかむほど冷え込んでいた。
ここ最近中華街に何度も来ているが、幾度となく店頭を行き過ぎているだけに、普段頼りにする地図を見ることなく到着した。
店先には980円の刀削麺セットが案内されており、見るとマーラー刀削麺、海鮮刀削麺、タンタン刀削麺、サンラー刀削麺、牛バラ刀削麺の何れかを選んで、そこにショーロンポー4個か高菜チャーハンのどちらかを選ぶものだった。
さっそく入店するとお店の方が奥から来られて、入口寄りの1番と明示されたテーブル席へ案内を受けその奥の椅子に腰を降ろした。
特に何にするか決めてなかっただけに店頭で案内されていた980円の刀削麺セットで行くかとなって、それならと牛バラ刀削麺と高菜チャーハンを選んでそのセットでお願いした。
店内には長嶋茂雄氏の書やフォトが飾られており、他にスポーツ界の著名な方などのも見受けられた。店内の雰囲気は装飾品のセンスの良さが光るものとなっていた。
それにしてもどんな縁で命名に至ったのかそこら辺が気になるところだが、さすがに周囲の方は判らずじまいだった。天より高く行くと言う意味であり、精進していけるようにベスト以上のものを目指すと言う意味だそう。
1985年の昭和60年に創業したこちらで、その当時のミスターの足跡をネットで調べて見ると、現役をすでに引退していて新背番号90で第一次監督時代を終え五年が過ぎた頃だった。
その当時はギネスブックジャパン代表や日本トライアスロン連盟会長等に就任しており、野球以外での社会文化活動に貢献しておられた時期のよう。程なく到着。
それではと行かせて貰えば、適度な辛さで素晴らしい牛バラ刀削麺と言えるもの。刀削麺は極太で、具材として入る牛肉が実に柔らかくとても素敵な美味しさ。
薬膳料理がウリのこちらだが、この刀削麺のスープにも入っているのか、しばらくすると体がほてって来て血の巡りが良い感じを実感するほどとなった。
さりげなくお店の方にお聞きすると、コース料理等ほどではないにせよ、同じ薬膳食材が利用されているそう。思わず体に良いならばとなって、残したスープをさらに飲ませて貰った。
ちなみに薬膳食材がたっぷり入った人気料理であるマーラータンには、甘草・陳皮・丁香・八角・ウイキョウ・草果・砂仁・桂皮・山奈・ビャクズク・甘松・ニクズク・野山椒・ガイヨウが入っているのだそう。
高菜チャーハンにも手をつければ、これがかなり素晴らしい味わいのパラふわチャーハン。少し冷めてから口にしたが、できたてならもっと美味かったことだろう。
気がつけば完食。都内・千駄木にも同じ店名があるが、全く関係ないそう。いや、かなり果てなくとんでもなく何処までも素晴らしい美味しさの牛バラ刀削麺と高菜炒飯だった。
(左フォト) 牛バラ刀削麺/セット高菜炒飯/店頭外観 (2013.12.09)
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