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それにしても陽気のいい本日で、行き過ぎる風が春を加速させていた4月間近の休日金曜日だった。今回藤沢市内の人気ラーメン店へ2軒訪れようとやって来た。
一軒目は長後某店で塩ラーメンを堪能して、小田急江ノ島線電車でUターンして藤沢駅に戻って来た。そして予定通りこちらの店頭へやって来た。
支那そばやで修業した店主が2007年11月にオープンさせた、揺るぎない人気のラーメン店だそう。藤沢駅からそう遠くない路地裏にあり、すぐ傍には割烹料理店らしき店舗があり周辺の風情を高めていた。
さっそく入店するとカウンターが奥まで続く店内で、盛況なフロアーの椅子はどこも塞がっていた。ともあれ券売機で考えていた醤油ラーメンのチケットを購入する。
振り返ると店主のお父さんのような方が入店客の座る場所を交通整理していて、チケットを手渡すと壁際の椅子でしばし待つよう促された。
そうしない内に先客が数人が帰って行き、空いたその1席に促されて腰を降ろした。ちなみにご飯は岩手県横手市産あきたこまちを利用しているらしくそんな案内を見つけた。
冬期のみ味噌ラーメンを提供しているこちらのようだが水曜・金曜・日曜のみで、それ以外の月曜・木曜・土曜は塩ラーメンを提供しているようだった。
今日は金曜日でその味噌ラーメンを提供している日だけに、近くの先客が口にする味噌ラーメンの香りがして来てそそられた。もう既に春時だが、来月の四日が味噌最終日らしい。
何気なく目を厨房に移すと、目の前はちょうど麺を茹でる中型サイズのズンドウだった。店主らしき方が1玉そこへ投入すると、箸でほぐしながら湯の中で麺を踊らさせていた。
そうしていたかと思うと、手に持っていた平ザルを仕切り板にして区分けし、空いた場所にそこへもう1玉を投入。片手で平ザルを持って麺同士を分け、それぞれをもう片手の箸でほぐして行く。
器用だなあと見ていると、更にそのズンドウにフックで掛けていたテボにも麺をもう1玉入れ、計3玉を箸でほぐして時間差で平ザルの上に乗せて湯切りし、既にスープが入った各々のドンブリに麺を滑らせて入れていた。
その麺に執着する店主の姿は、何処の店主の目よりも光っていた気がした。北海道産小麦100%使用の自家製麺だそう。程なく到着。なかなかのオーラがみなぎる、そんなラーメンがやって来た。
さりげなく撮影していると後ろから私の撮影しているデジカメの液晶画面を見て、先述の店主のお父さんのような方が「近頃のカメラは明るくない場所でも綺麗に撮れるんですねえ」と来られた。
「そうなんですよ」と返して世間話しをすることができた。その方は店主のお父さんでは無いそう。常連さんと豆に打ち解けあっておられ、ともあれこのお店になくてはならない方だった。閑話休題。
それではと行かせて貰えば、名古屋コーチンから来るような地鶏の染み入るような脂の風情がたまらない味わい。北海道産天然1等ラウス昆布や、広島産干し牡蠣も利用しているスープらしい。
こちらも無化調だそうで、醤油にもこだわりがあって紀州の古式醤油を利用しているそう。その自然な持ち味も良かった。チャーシューも絶品もの。そして細ストレートの滑らかな麺は、これぞ王道の中の王道と言える、とんでもなく素晴らしい風合いと言えた。
さすが支那そばやの店長職に着任されたことのある店主のラーメンと言えるものだった。気がつけば完食。いや、かなり果てしなく、素晴らしくとんでもない良さだった。
(左フォト) ラーメン/ラウス昆布インフォ/店頭外観 (2012.03.30)
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麺処 ら塾 (らじゅく)
住所:神奈川県藤沢市鵠沼花沢町2-16 TEL0466-50-9016
定休日:火曜日 営業時間:11:30〜15:00/18:00〜21:00頃※売切次第終了
アクセス:JR藤沢駅南口下車。線路沿いの道を辻堂寄りに進んで、一つ目の左路地を左折する。
少し先の十字路を右折して若干歩いた左側にあり。
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| 2012.03.30 湘南電車を藤沢で降りて、南口から少し歩いた場所。 |
2012.03.30 藤沢駅の傍にあるとは思えない路地裏にあり。 |
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