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白んだ青空に瑞々しい清流の流れを模すような白雲が広がって、淡い陽射しが時折りだけ早春を春に変えさせていた、とはいえ残雪がまだ多く残る春遠からじな二月如月後半の水曜日。今日も仕事が終わって外に出れば、また穏やかに寒いそんな午後八時過ぎだった。
幾つかのまだ気になりながらも訪れていないラーメン店があるが、こちらもまたそうした一軒で本日こそとなって仕事帰り立ち寄ることにした。
東戸塚周辺で営業する鉄板焼勝治が2013年2月18日にオープンさせたラーメン店らしく、そこで提供するラーメンは何とがんこ相模原分家譲りのものらしい。
そちらと言えば元祖一条流がんこ総本家店主の実弟が営業されていて話題となったものだが、残念ながら昨年10月末日を以て閉店してしまったようだ。
というわけで、また自宅とは逆方向の行き先の京浜東北線電車に乗車して関内駅で下車。北口を出て程ない大通りを右手に進んで歩いて行ったが、曲がるべき右路地を行き過ぎてしまった。
そこでまた地図上の何処にいるか判るスマホアプリを立ち上げ歩いて、ここを曲がればよいのかと入って行くと右手に麺上げする看板が異彩を放つ店頭となっていた。
近年において麺リフトと言う言葉自体が市民権さえ得ているが、そんな麺上げをしているドンブリが店頭にあり一瞬だけ驚いた。しかしそこは北浦和の中華店でマイクを持つドンブリを見ているだけに、それ以上に驚くほどのことでもなかった。
さっそく入店して券売機の前に立ち、塩らーめんとチャーシュー丼のチケットを購入。後続客が続いたので一番奥へ進んでから2枚のチケットを手渡した。
そしてスマホで食べログのこちらを紹介する画面を開いて、平日17〜21時限定の無料サービスハーフ餃子のクーポン画面を見せてそれを希望した。
昨日でちょうど一年となるこちらで「おかげさまで1周年」と記された案内に、明日より土曜日までらーめんをワンコインの500円で提供する旨が表されていた。
ふと見ると17〜21時対応らしい夜のタイムサービスとして、おいも豚のねぎ丼が用意されていた。ランチタイム時に日替わりご飯を無料で提供していることは知っていたが、夜も同じような対応しているようだ。既に無料のハーフ餃子を依頼済みだけに、それを頼むことは無理だった。
ところでがんこ総本家分店が閉店してしまい、その店主はどうされてしまったのか気になってお聞きして見ると、最近は昼時こちらの厨房に入っておられるのだそう。
それは驚いた。するとこちらでのラーメン等の撮影は大丈夫なのか確認させて貰うと、問題ないそうでそれはとても良かった。奥にもドアがあり洗面所かと思ったらそこも出入口だそうで、先客がそこから勢いよく帰って行った時はこれまた驚いた。最近何かと驚くことばかりである。程なく到着。
それではと行かせて貰えば、なるほど絶大に素晴らしい滋味深い素敵な味わいがたまらないもの。近江牛の骨と岡山の吉備鶏を利用したスープだそうで、チャーシューがかなり良く、麺もがんこらしい持ち味があってこれまた良かった。
無料で頂いた餃子も肉餡ぎっしりで途轍もない旨さで、チャーシュー丼も絶妙過ぎる肉の旨みに酔いしれるしかなかった。気がつけば完食。
それにしても塩分高めでありながら素晴らしい美味しさ。いや、かなり果てなく絶大にとんでもなくとっても実に何処までも良かった。
(左フォト) 塩らーめん/チャーシュー丼/店舗遠景 (2014.02.19)
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