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通勤電車に乗っていると流線型の新幹線車輌が速度を下げながらも目の前を追い抜いていた、12月に入って冷え込みが増すもののそこそこの寒さの師走初頭の火曜日。
今日も仕事が終わって外に出れば、仕事帰りはそれほどの寒さでもなかったそんな初冬の午後八時過ぎだった。
少し前に東急ハンズ横浜店が岡田屋モアーズに移転オープンしたが、そんな8階のレストラン街にこちらが営業しているとして少し前から気になっていた。
そんなわけで岡田屋モアーズの表玄関から入って、エレベーターを利用して8階へやって来た。何処かと探せば、比較的奥まった場所で見つけた。
モアーズ入口にあった館内ガイドブックによれば、大連こそ餃子発祥の地だそうで、その大連の味を追求した餃子がこちらのウリらしい。
さっそく入店すれば、夜のいい時間だけにフロアは中華居酒屋以外何ものでもない店内が広がっていた。単身客であることを告げると、グループ客の合い間にある席へ促された。
そこに腰掛けてメニューリストを広げそこからサンラータンメンと、そこは餃子発祥大連の餃子なら試して見るかともちもち皮の水餃子もオーダーした。
焼き餃子もあったがそちらはいい感じの羽根がついたものらしく、ビジュアル性から考えてもちもちした皮の腹がよく見える水餃子にした次第だった。
2009年6月に麻布十番でオープンした大連餃子基地らしく、その翌月には横浜中華街のメインストリートにもオープンしているようだ。ちなみにバンコクにも、支店を出店しているらしい。
横浜店のこちらは2011年3月に、3店舗目の店舗としてスタートしたそう。程なく水餃子が来て口にすれば、なるほどなかなかのモチモチ具合いで肉餡も実に良かった。
二種の小麦粉を独自の配合で作り上げた皮に、数時間かけて豚骨からじっくりかけてとったスープを鹿児島産黒豚に馴染ませた肉餡だそう。
会社は「好好亭」や「横浜蒸籠」などのブランドを手掛ける株式会社グロウイングコンスで、同じフロアにある南国食堂首里もまた系列店のようだ。
後続客も続いてほぼ満席のフロアで、酒の肴となる一品料理がせわしく目の前を行き来していた。羽根付きの焼き餃子が、やはり人気メニューらしかった。
それもあって、しばし後にサンラータンメンがやって来た。混雑している時は、ごく稀に忘れられているケースもあるので、一応オーダーが入っているか確認させて貰った。
それではと行かせて貰えば、予想以上になかなかの美味しさ。酸味がしっかりと効きながらも、風情も豊かな様々な味わいがとても良かった。
気がつけば完食。店名のDALIANは大連を英語表記したもので、ダリアンと案内するグルメサイトも少なくないが、さりげなく精算時に読み方をお聞きするとやはりダーリェンと発音されていた。
こちらを出てエレベーターで下に降りると丁度午後九時近くで、モアーズはレストラン街以外閉店の時間らしく裏口に出るようガードマンが誘導していた。
午後九時過ぎは、レストラン街の専用入口からだけ入れるようだ。いや、なかなかとても素敵で、実に何とも美味しかった。
(左フォト) サンラータンメン/もちもち皮の水餃子/メニューリストより (2013.12.03)
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