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まるで高山地帯の草原に見るような、手が届くかと錯覚にする程の位置に重層状の青雲が漂い、それはまぶしい陽射しが注いでいた。
そんな陽射しが街角に光と影を造形していた、ゴールデンウィークも遂に最終日となった、九月後半水曜日の午前中だった。
このようにラーメンを食べ歩いていると、インターネットはなくてはならないもので、毎日のようにネットを徘徊して、訪問するラーメン店を定めている。
それを常に繰り返していると、こだわりのラーメンを提供して評判が良いと判って行こうと思っていたのにも拘わらず、行ってなかったラーメン店が湯水のように増えて来る。
こちらもまたそんな一店で、サイトの千葉ラーメン序禄の地図を更新している際に、栄町が一店も紹介していない事から気が付いて出掛ける事にした。
そんなわけで常磐緩行線電車に乗って我孫子駅に着くと、ちょうど成田線電車が出たばかりだった。
30分近くも駅のホームで待つ事となり、やっと来た電車に乗り、久々に成田線の車窓が目の前を流れて行った。
都心へ向かう他の路線の電車と同じように快走するが、右手下の車窓に線路はなく歴とした単線路線で、途中には交換駅がありそこで上り電車とすれ違っていた。
成田駅の二つ手前だけに、そこそこ電車に揺られ、ともあれ安食駅に到着。平屋木造で渋みある駅舎の改札を、スイカで出て面白い気分が味わえた。
そしてこちらを目指すため駅の反対側に出ると、栄町役場による栄町観光案内図が、誰もいないロータリーにやや朽ちかけながら佇んでいた。
しばらく比較的新しいニュータウンの中を歩いてゆくと、大きいショッピングセンターが前方に現われ、こちらのお店がその向かい側にあり、広い敷地の中で入店客を待っていた。
中国四千年の料理の世界で、三十年に及ぶ経験がある店主が営むお店だそう。中華の道は、一日して成らずである。
以前は安食台4丁目にあった小じんまりとしたお店だったそうで、昨年ここへ引っ越して来られたようだった。和風レストランチェーン風のような構造物のお店で、そう言った意味では誰もが入り易い、そんな雰囲気に満ちていた。
店内へ入って行くと人数を確認されたので、一人と告げると目の前のカウンター席に促されて腰掛けた。メニューを手に取りそこから塩ラーメンと、トッピングで味付け玉子もお願いした。程なく到着。
おお、黄金色で白濁した風情のいいスープに、中細麺が優雅に泳いでいた。それではと口にすれば、なるほど旨い旨い旨い旨い。
豚・鶏・牛による白湯スープだそうで、その味わいは何処とも違う風情があり、それぞれのバランス加減は絶妙で、いいコク味もあって良かった。
具類も丁寧に仕上げており、それは気が付けば完食だった。いや、旨かった。
(左フォト) 塩ラーメン+味玉/店舗外観/緑豊かな周辺のニュータウン (2009.09.23)
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麺屋 一番亭 (めんやいちばんてい)
住所:千葉県印旛郡栄町安食2172-1 定休日:月曜日(祝日の場合は火曜日)
TEL0476-95-8859 営業時間:11:30〜15:00(LO14:30)/17:30〜21:00(LO20:30)
アクセス:JR成田線安食駅下車。改札を出たら左手にある連絡橋を渡って北側のロータリーに
出る。右手にある道を道なりに進んで行き、突き当たりを右折して行く。ショッピング
センター・ナリタヤの向かいにあり。通りの右手、徒歩およそ10分程度。
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