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| がいこつ軒@埼玉県八潮市・八潮 ※閉店 | ||||||||
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※2006/07/29現在 夜営業のみ もう何と言えば良いのか、おいおいと言うしかない店名である。すかす、その店名がゆえ、吸い寄せられてしまったのだった。そんな浅草開化楼の麺のお店。 ネットで店舗外観だけを見ると、市内外れの街道沿いにでもありそうな雰囲気だが、市役所そばの市内中枢機関の集まる地域にあった。お店の前には、緑豊かな八潮中央公園もあったのだった。 丁度スキンヘッドの店主らしき方が、バイクで食材を搬入されていて、思わずご挨拶をする。この時開店40分前で、しばし目の前の公園で森林浴の人となるのだった。開店時間近くになって店頭に立つと、店名がやはりインパクト大。血がしたたる様な表現を、ペンキでしてありグロテスク。 何故か手形があるのが笑える。そして目を下に降ろすと、「まずけりゃお代は結構」と生半可で無い事や、「この道28年」とプロジェクトXしてるインフォ(おいおい)。 奥様らしき方に店内へ引き入れられると、外観とは対照的に、レトロな調度品で飾られた店内が広がる。メニューから塩ラーメンをお願いして、後からチャーシューのせにして貰う。 東京・千住の中華店で生まれて、何と親の教育で小学三年生の頃には、お客さんにラーメンを提供したらしい。これは、おそるべしな方。この道28年とはそういう事だったのか、だった。 その後こちら界隈に引っ越して来てから、独立して自分のお店を開業させたそう。何も失うものが無い事から、がいこつとしたらしい。ダシスープが入った大きいズンドウは上が開いた布袋が入っている。おお、チャーシューを炙ってる炙ってる。程なく到着。 いやいや、これは旨そな塩チャーシューなのだった。口にしてもなかなかの白濁したスープで、後追い感無く、すっきりとした味わいを持つもの。野菜が自然に甘く、チャーシューは大振りにして、良いトロトロ感が支配している。麺は中太平ちぢれで、こだわった特注麺。気が付けば完食。 この際だしと、中華醤油つけめんもお願いして食したが、こちらもビジュアルさえ大切にした、一味違う中華店の醤油つけめんを堪能できた。 一見アブノーマル系的なラーメン店だが、東京の下町に根付いた中華店の基礎がしっかりとあり、なおかつそこにプラスアルファのある、美味しいラーメンが提供されていたお店だった。いや、良かった。 (2006.05.17) |