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くすんだ空に、少しだけ気温の上がった、どこかで春の草が芽吹いてそうな、三月弥生も中頃の火曜日の朝だった。
それでも、満員の通勤電車から見えるのは、中洲を走る首都高速道路の渋滞と、車内のアイポッドを操る若いサラリーマンに、ケータイのメールを返すOLで、目を外に移せば、カーヴを過ぎた電車は速度を上げて行き、春も加速してゆくであろう、都会の弥生月。
そんな今日は外へ出れば、天気が持ち直していたランチ時だった。そしていつもの様に、中央通りを歩いていると、ふとこちらの店頭の立て看板に目が止まった。そこには「タイラーメン・ベトナムフォー」の文字が躍っていた。
以前からラーメンの定義に触れているが、ベトナムフォーはいわゆる米粉の麺で、カンスイも入っておらず、法律的にはラーメンと言えない。しかしスープは大変にラーメンらしく、広義に見れば、フォーもラーメンと考えたい。そんな訳で、こちらでラーメンを楽しむ気持ちで、入って見る事にした。
入り口には、akibaカレー館とあり、「全品値下げ致しました」のインフォが、どこかパソコンショップに入店するみたいだった。(笑)
その三階がこちらのフロアーの様で、中へ入ってすぐ左手に狭い階段があり、そこを登って入店した。ちょうどグループ客が精算している、真っ最中の賑やかな店内だった。その方たちが出て行くと、お店の方一人と、閑散とした店内が広がった。
程なくして後続客が、一人入って来た。メニューをおっとり見ていたが、これにするかと、カレー・ミニフォーセット(サラダ付き)900円をオーダー。
開店から午後二時までのランチタイムは、サラダがランチセットにつく様だった。また曜日毎に夫々サービスがあり、今日は火曜日で、更にソフトドリンクのマンゴーラッシーが付くそう。
ちなみに月曜日は女性百円引き、水曜日は定食セット百円引き、木曜日はカレーセットのナン&ライスおかわり無料、金曜日は学生百円引きらしい。タイ・ベトナム食堂と冠が付くこちらで、店内の内装はまさしくアジアンテイスト。
先にサウザンアイランドドレッシングが、たっぷり掛けられたサラダが来て、それを口にして見ると自家製ドレッシングなのか、これがやけに美味しいサラダだった。程なく到着。
おお、見た目はもうラーメンで、これがカレー共々に、いい感じのビジュアルだった。それではと行かせて貰えば、もう旨い旨い旨い旨い旨い旨い。
米粉麺は、春雨が太薄平形状になったイメージのもので、まるで低加水麺を意識した様な、ザラつき感があるものだった。
スープは、やはり中華の塩スープ見たいで、台湾ラーメンの様に揚げネギが浮いていて、パクチーも入っていて、よりラーメンっぽさが際立っていた。ただし、タマネギが多めに入っていた事により、コンソメスープ風でもあった。
半分以上フォーを口にした後で、サラッとしたタイプのカレールーを、ライスに適量ずつかけて楽しめば、これまたここはインド料理店?と、言いたくなる程に美味しいものと言えた。
ミニと付いたフォーは、どこがミニなのか、すると一人前のフォーはかなり多めなのか、と思う程にボリュウムがあった。 と言いつつも、マンゴーラッシーも良く、その美味しさに気がつけば完食だった。
(左フォト) カレー・ミニフォーセット(サラダ付き)※マンゴーラッシーサービスデー (2009.03.10)
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