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JR内房線長浦駅から徒歩圏内の場所に、以前は「竹岡らーめん」と言う木更津市内に多く点在する系列店だったラーメン店があった。
しかし数年前に独立して、やはり竹岡式のラーメンを提供して営業している事をネットで知った。なんとそこでは、調節用の醤油ダレを付けてラーメンを提供していると言う。
思わず濃さを変えられる池袋大勝軒君津店を思い出した。それがこちらの「らーめんとも」で、袖ケ浦駅周辺某店の後に予定通り向かった。
長浦駅前ロータリーから延伸する、通りをしばらく歩いて行くと右手にこちらが在った。中へ入ればちょうどランチタイムのいい時間もあって、大変盛況で活気に満ちていた店内が広がっていた。
女性店主らしき方の前のカウンター席へ腰を降ろした。ラーメンに入るチャーシューの数をお聞きすると、今度はこちらは3枚だそうでまたチャーシューメンにする必要無くラーメンでお願いした私だった。
以前はたっぷりの刻みタマネギであるヤクミをラーメンに入れていたようだが、昨今野菜が高値で推移している為に薬味多めを50円増しで対応する旨の案内が壁に張り出されていた。思わず後からそれを追加でお願いする事にした。
昭和57年に営業を始めたそうで、やはり以前は「竹岡らーめん」と言うラーメン店のフランチャイズ店だったそう。しかし5年前にその経営企業の社長が亡くなってしまい、それを契機に独立したらしい。
厨房を見ていると小鍋で麺を茹でており、特に坪ザルなどを使わず麺を器用に持ち上げてスープを張ったドンブリに入れていた。
薬味増しは小皿に別で来て、件の調節用の醤油ダレが入った茶碗と共に受け取り、まもなくラーメンもやって来た。
タレを入れずにそのままラーメンのスープを飲むと、地元でない私でもかなり薄く感じるものだった。しかしレンゲで容器から三回ほどすくってから試しに飲めば、ほぼいい感じの濃さになっていた。
それではと行かせて貰えば、これまたいい風情の竹岡式ラーメン。こちらはチャーシューの煮汁だけでない出汁をとったスープだそうで、醤油ダレからもいい風味が感じられて何ともいい風合いがあった。
チャーシューも濃い醤油の風情がたまらないもので、その醤油も未確認だが梅乃家と同じ醸造元の宮醤油のように思えたものだった。
白いドンブリには5年前までの「竹岡らーめん」の店名が今でも刻まれていた。その店名の横には「登録商標」の文字が更に刻まれていてなるほどそうだったのか、だった。
ドンブリは新調したばかりの時に社長が他界して急な独立となった為、勿体ないのでそのまま利用しているのだそう。
細切りメンマの風合いがこちらもまたいい感じで、気がつけば完食だった。ラーメン自体はほぼ「竹岡らーめん」時代と同じだそうで、チャーシューも実に良くてなんとも手作り感のいいラーメンと言えた。
精算を済ませて挨拶して外へ出て、来た道を辿るようにして駅へ戻る。遠くには京葉工業地帯の煙突群が見えて、その町の背景が役目とオーバーラップして見えた。
長浦駅のプラットホームに立てば、レールばたに春らしい桜の花がこちらでもきらびやかに咲いていた。いや、こちらもまたかなり、とても良かった。
(左フォト) らーめん/調節用醤油ダレ&別皿薬味増し/店舗外観 (2011.04.17)
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らーめん とも
住所:千葉県袖ケ浦市長浦駅前3-3-1 TEL0438-62-6275
定休日:水曜日 営業時間:11:00〜20:00
アクセス:JR内房線長浦駅南口下車。改札を出て左手に降りて行き、駅前ロータリー左手から延伸
する通りを500mほど歩いた右側にあり。
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