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夜半の雨も上がってアスファルトはまだ生乾きで、空は夏と秋が交錯するように低い雲と高い雲が交錯していた、そんな9月上旬の週明け日曜日。
今日も仕事が終わって外に出れば、また一時だけ時折り雨が強く降って、それも午後には収まっていたそんな今夜も湿度の高い午後8時近くだった。
しばらく前に稲毛本店を訪れ、その類い稀なると表現したくなるほど、美味い塩らーめんを堪能させて貰った。その際に2号店であり幕張店である、其ノニのこちらを知ってその訪問を考えていた。
そんなわけで今夜こそ行って見るかと、総武線電車に乗ってからその気になって立ち寄ることにした。途中下車して南口に出て、京成の踏切を渡り国道14号へ向かって行った。
5〜6分も歩いた頃前方に国道14号が見えて、その手前の左手の路地の少し先にこちらの看板が見えあそこかとなった。
店頭に立つと店内が見える。本店もそうだが、こちらもまた独特な佇まいでありつつも、なんともお洒落な雰囲気に包まれていた。
さっそく入店すると券売機の無い店内。ふと見ると冷水機とコップがドア近くにあったので、とりあえず冷水をついでそれを持って奥のカウンター席まで行って腰掛けた。
そこそこ盛況な店内だ。手元にメニューブックがあったので手繰り寄せる。それを広げるとこちらだけで提供しているらしい、豆乳らーめんとテールらーめんがあった。
豆乳らーめんは特製豆乳ソースをミックスさせたものだそうで、一見すると白濁豚骨スープだが豚骨は使用していないだけにヘルシーだそう。
またテールらーめんは白ゴマ風味のスープに、コラーゲンたっぷりの牛テールを乗せたものらしい。こちらは5食限定だそう。また夏季限定として冷やし中華もあるようだった。
それらでもいいかなと思ったが、日替わりらーめんのインフォが店先にあってそちらもいいなと思って入っていた。その日替わりらーめんの案内が、広げたメニューに折り込みチラシのようにして在った。
その用紙には名古屋発祥の台湾らーめんであることが記載されているだけでなく、台湾料理店「味仙」の賄い料理として生まれたことまで案内されておりこれは思わず勉強になった。
そう言えば稲毛本店でも日替わりらーめんを提供していた。今回初訪問ながらこれで行って見るかとそれをオーダーすることにした。
こちらもまた細麺と中太麺を選ぶスタイルで、そこは中太麺の方でお願いする。程なく到着。なんとも赤いスープに緑の色がカラフルに彩られた、そんな綺麗なビジュアルからして目を奪われるものだった。
それではと行かせて貰えば、和牛の骨を弱火で炊いているらしいそのスープは、味わい深くやはりとんでもなく美味しい。
豚挽肉を輪切り唐辛子とスライスにんにくで、ピリ辛に味付けしてモヤシとニラも入ったもの。仕上げに花山椒を振りかけているそうで、まさしくスパイシーな一杯だった。
こちらの台湾らーめんは塩味だが、本来の台湾らーめんは醤油味だそう。それにしてもしみじみとじんわりと来る美味いスープで、中太麺もさりげなく素敵なものと言えた。
気がつけば完食。いや、果てなくかなりとんでもない、それは実に美味しい台湾らーめんだった。
(左フォト) 日替わり限定・台湾らーめん/幕張店限定メニュー/店頭外観 (2012.09.02)
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