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太平洋上の台風は四国へ上陸したようで、関東地方はごく一部で通り雨が降って薄暗い雲が浮遊しているものの、青空から比較的強い陽射しが街へ注いでいた9月らしい残暑が続く上旬の金曜日だった。
木更津の街に麺や七彩で修行した、まだ若干二十歳の店主が営むラーメン店が5月1日にオープンしたらしい。しかもせたが屋などで経験を積んだ、心強い実兄と共に営業しているらしい。
その店主はやはり実兄と一緒に七彩の店舗で、「牛魔王」なるブランドで営業していた事もあったそう。
七彩と言えば少し前に東京駅構内の東京ラーメンストリートでも営業がスタートして、国内で広く知られるようになったお店だけにその影響力は計り知れないものがあるブランド店だ。
それだけに気になっていた一店で、そろそろ落ち着いた頃だろうと、今回出掛ける事にした私だった。総武線緩行電車で千葉まで行き、そこから内房線電車に乗り換えて木更津へやって来た。
路線バスは西口ロータリーから1時間に1本の割合いと言う事であらかじめ調べて来た。
まもなくやって来た平日のみ走るソニー木更津行きに乗車して浜美橋で降車。そのバス停から程近いセブンイレブンの隣りにあるこちらへ到着。
人通りの少ない通りの正午前の開店まもない時間ながら、そこそこ入店客が続いていて既に人気店の様相のこちらであった。
入ると直ぐ右手に券売機が鎮座していて、予定通り味玉醤油らーめんのボタンを選択。
厨房出入口辺りのカウンター席に腰掛けると、ちょうど丁度目の前に店主がおられた。そこで世間話しが開花。
思わず最近作って見たサイト管理人の名刺を差し出して店主にご挨拶すると、名刺に店主と入った名刺を頂いて店内で名刺交換の図となった。
そして店名由来は麺の小麦をばバクとも読む事から、沢山ばくばくと食べて欲しい気持ちを込めて命名した事まで教えて貰った。
ラーメンの丼が独特な小盆の上に乗せられて来て程なく到着。そのビジュアル性からして良い。見られる事を充分に意識しているもの。そこから発せられるオーラがまたいい感じだった。
それではと口にさせて貰えば、2種の生醤油をブレンドして火入れしたそうで、そのカエシは丸みのある味わいで実に美味しい。
出汁は種鶏の丸鶏に六白黒豚のゲンコツを利用しているものだそうで、無化調の下地をよく理解してバランスが成立している感じが良かった。
自家製麺を冠にするほど麺へのこだわりを見せているこちらで、その細ストレートの麺は3種の国産小麦をブレンドしているものらしい。
実際どうだったかと言えばしなやかにして小気味よいコシで、表面に浮く油を適度に絡める所も含めてその完成度はかなり高かった。
半熟味玉に穂先メンマも良い風合いがあり、レアに近いチャーシューもしっかりと真空低温調理しているらしくその質感のレベルも良かった。
気がつけば完食。いや、かなりとても良かった美味し味玉醤油らーめんだった。
(左フォト) 味玉醤油らーめん/製麺機/店舗外観 (2011.09.02)
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