梅雨と初夏の季節がオーバーラップして行く、文月・七月も中旬の土曜日。さえない青空、熱いアスファルト、風薫る晴れ間の東京。ここの所、高度経済圏の拡張化に、地球温暖化による異常気象など様々な要因により、世界の食材の価格が高騰している。小麦もその渦中にあり、小麦の麺類を扱うラーメン店も、他の食材値上げもあり、幾ら値上げしてもたまらない所だと思う。
そんな中にあって米穀の流通は比較的堅調に穏やかで、そうした意味で米粉による麺類が現在国内で見直されている。更なる食感の改善も研究中らしい。新宿・麺屋武蔵では、この米粉が用いられた麺が使用された、限定ラーメンが最近提供されたらしい。世界各国では、ベトナムのフォーや、中国のライスヌードルなど、そうした文化が根付く地域も多い。小麦粉に対して低カロリーと言う事もあり、メタボの言葉が交錯する日本でも、流通が本格化する可能性も高い。ブーム如何によっては、安定供給と低価格化が捗り、小麦麺に代わると言うよりは、並行販売させる面白さもある。
そんな米粉の麺類の一つにビーフンがあり、都内で一番人気のビーフン店と言えば、昔からこちらと言える程に、皆さんの中でもご存じの方が多いはずの人気店で、過去にテレビや雑誌に数多く露出して来た有名店。
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また新橋に所用と言う事で、本日はそんなこちらへ行って見る事にした。ここ数年はラーメンに没頭していた事もあり本当に久々で、ほぼ十年ぶり程。もう、ビルの入り口の場所を、忘れてしまった程だった(それは無い)。
正午を少し過ぎた頃に入店。平日に較べて、まばらな客の入り。土曜日の新橋は、サラリーマンの姿も少なく、こちらも昼のみの営業時間体制。
10年近く前に来店した事を、何気なくお店の方に話しかけ、「随分昔から営業してるんですよね?」と投げると、駅前ビルは昭和41年の竣工で、オープン当時からこちらもテナントとして入っていたらしく、そのおよそ10年近く前から、開業している中華ビーフン店と言う事を教えて頂いた。
ゆうに五十年を越える、老舗店でもあったこちら。味も進化しているそうで、さらに美味しくなっているらしい。
以前の時と同じ様に、豚肉・野菜に海老・椎茸・筍・玉子が入る五目ビーフン小盛500円に、肉やうずら玉子にピーナッツも入る、こちらではバーツアンと呼ぶいわゆる中華ちまき600円もオーダー。いつも焼きビーフンだったが、今日はラーメンを意識してスープビーフンにして貰った。程なく到着。
まずバーツアンを食べ易くする為に、三角立方体の形を中の具が見えるまで崩す。そして具ともち米を箸で食して行く。やはりもう言われない旨さが素晴らしいもの。そして五目スープビーフンにも手を付ければ、いやいやもう旨い旨い旨い旨い旨い旨い旨い旨い旨い。
後味はシンプルだが、それゆえにごまかしが効かないその味わいは、すっきりとした淡泊なもので大変に美味。野菜などの個々の具の旨みが、夫々が夫々に味わい深い。
細麺のビーフンも、歯でぷっちりと切れるその食感は、さすが50年近くの老舗ビーフン店の技術だった。気が付けば完食。いや、しみじみと来て良かった、ビーフンとバーツアンだった。
なお余談だが、バーツアンをオーダー時に、婆さんと言っても通じる(おいおい)。
(左フォト) 五目スープビーフン小盛/バーツアン/ほぐし割ったバーツアン (2008.07.12)
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ビーフン 東 - AZUMA -
住所:東京都港区新橋2-20-15新橋駅前ビル1号館2階 定休日:日曜日・祝祭日
営業時間:11:30〜14:00/17:00〜21:00 ※土曜日は、昼営業のみ。
ランチタイム(11:30〜14:00)メニュー
並(豚肉と野菜) 一人前550円 小盛400円 大盛750円
五目(豚肉・野菜・海老・椎茸・筍・玉子) 一人前750円 小盛500円 大盛850円
蟹(蟹と野菜玉子) 一人前750円 小盛500円 大盛850円
※夫々とも、焼きビーフン又はスープビーフン。
バーツアン(ちまき)肉うずら玉子ピーナッツ入り 一個 600円
アクセス:JR新橋駅下車。ゆりかもめ駅側の新橋駅前ビル1号館(左側)2階。
ビル中央に出入り口があり、エスカレーター2階を降りたら左後ろの廊下を進み、
突き当りを左折して少し歩いた右側。
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駅東側にある昭和41年竣工の駅前ビル。 |
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駅前ビルが出来た時からある人気店。 |
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