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| 麺屋あらき@千葉県習志野市・実籾※閉店 | ||||||
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昔の諺通りの秋の空である。 窓の外は雨♪雨が降ってる〜♪ 勿論ヤリが降るよりは全然良い木曜の休日。ラーメン本を見開き、水曜定休のお店を目にして行き、一番気になったので行く事にした石神本2004年版掲載店。 勿論千葉大御所サイトでも平成13年12月にオープンして紹介されているが当初はあまり奮わなかった感じを受ける。雨降りしきる中、津田沼駅で各駅停車に乗り換え実籾駅で下車。最近出来た駅舎なのか奇麗な駅構内。階段を降りるとこちらのお店がすぐに見える。迷う事は無い。 都心から離れたベッドタウンの所為か、平日の雨という事もあり店内は比較的空いて先客五人程。比較的小さいカウンタ席に、二人掛けのテーブル席が数席。厨房にはベテランのご夫婦に麺屋武蔵に修行されたらしい息子さん。味玉らー麺をお願いする。仲の良い親子が駅前でラーメン店を営業している風情。無化調のお店らしい。程なく到着する。 インパクトに頼らないその醤油味は、やはり武蔵の遺伝子を感じ、丼に顔を近づければ甘い香りが漂い、やや広い奥行き感の高い味で透明感もある。感動のほんの手前で着地しているものの、半歩歩けばその世界。麺も中太ややちぢれのカン水を感じず、コシ高く良い喉越しで説得力があるもの。 チャーシューは与えられた状況の中で巧く作った感じで、味玉が極上に良かった。これは塩らー麺だと、もう一杯食したが塩を高く感じながらも強塩になっていない秀逸なスープであった。醤油を中域音とするならその部分を消した管弦楽を聴いた様なラーメンでありながらその味はそれでも秀逸。 総括的には無化調の王道を惜しみ無く表わして、カツオや海老油が上手く現われたラーメンであった。武蔵にはどの位おられたのかお聞きすると、「半年程です。朝がとても早く夜は終電の時間ですから他の方もそれ位でやめている様です」との事だった。 帰りがけに、ぴ〇編集部にFAXする用紙に脂の多さ濃さを現わす欄があり、それを見せて「そこの記入で悩んでるんですよ」との事で、丁度ぴ〇編集部ラーメン本2003年版を持っていたので、喫茶店をお尋ねしたら、「すぐ裏にありますよ」という事でそこに行っている間、その本を貸して上げる事にした。一日一善、ランチで二杯。よくある標語である(無い無い)。 (2003.11.20) |