尾道らーめん めでたい屋
東京・麹町 ※閉店





蝉の喧騒がシャワシャワと響くようになると、暑さもひときわな気がする夏窮まる時季の八月葉月も下旬となって来た、ともあれ節気はもうすぐ処暑と言うそんな休日の木曜日だった。

どうやら神田和泉町店で知ったらーめん上々が、今年の春先に店名を変えてリニューアルオープンを果たしたようだ。

秋葉原勤務が始まって和泉町店があった場所にまだ未訪だが函館ラーメン店が営業していて、そう言えば上々は変わらずに営業しているだろうかとネットで調べてそれに気がついた次第だった。

そんなわけで錦糸町から東京メトロ半蔵門線に乗り換え半蔵門で下車。出口2から外へ出て前方の麹町大通りを左折。60mほど進んだ左手に、らーめん上々ならぬこちらが、風情も良く佇んでいた。

さっそく入店すると右手に券売機があり、広島つけめんも提供メニューにラインナップしていて気になったが、やはり店名の冠にもなっている尾道らーめんの味玉入りを選んだ。

そしてサイドメニューも行くかとなって、ランチタイム時は100円安くなっていたチャーシューご飯のボタンを連打した。奧のテーブル席に促されて、そこへ腰掛けお店の方にチケットを手渡すとラーメンは大盛かチャーシュー増しが選べるそう。

そう言えばその昔にこのサイトの中で、「ご当地らーめんチャーシュー豊富の法則」を説いたものだが、そんなことを思い出しながらもチャーシュー増しでお願いすることにした。ふと見ると直ぐ奥に麺を小分けしている方がおられた。

さりげなく声を掛けると、やはりよく知る店主だった。5年ぶりとなる久しぶりの再会に、笑顔でその再会を喜びあった。

豚骨醤油らーめんを作り飽きたことが発端で、違うらーめんの味に変えようと思い付いたそう。様々なラーメンを食べ歩いていて、そんな中から自分が一番好きな尾道らーめんにしようと決めたそう。

そこでなんと尾道まで出掛けて尾道市内等で営業する尾道らーめんの老舗店から町の愛されるラーメン店30店舗近くを全て食べ歩いて来られたらしい。

そして本格尾道系インスパイアとも言える現在提供しているラーメンを完成させたそう。この首都圏で本格尾道らーめんと言うと、近年では麺や太華@戸塚が思い出される。

2014年2月6日に新川店を先行オープンさせて、2002年10月29日に開業したらーめん上々麹町店を閉店させ、3月24日に本店とも言えるこちらのリニューアルオープンを果たしたようだ。

ユニークな店名のめでたい屋は、瀬戸内海の渦潮に育まれ強く大きく生きていく鯛をイメージして店名に取り入れたそうだ。程なく到着。

それではと行かせて貰えば、なるほどこれはかなり素晴らしい味わい。目をつむれば脳裏に、遥かな瀬戸内海の島々が見渡せるほど。もちろん以前から変わらぬこちらもまた大成食品の麺を利用するラーメン店で、国産の小麦粉を利用したこだわり抜いたものらしい。その中太平打麺がまた良かった。

鶏ガラと瀬戸の小魚をメインにしたダシだそうで、店名にも入る鯛も瀬戸内産を中心に利用されているらしい。その関係で新川店では、鯛めしも提供しているそうだ。

広島地方の刺身醤油で多く利用される香川坂出のマルムラサキ醤油の甘露醤油をタレに利用して、チャーシューを多めにした尾道らーめんを愉しんで貰う戦略らしい。

大手町の尾道観光教会の方がよく新川店の方に来られるそうで、尾道ラーメンよりも尾道らしいとその方にも好評を博しているそう。店内に貼られているポスターも、その担当の方から貰えるらしい。

新川店も定休日に営業時間など同じだそうだが、向こうは15時から18時まで中休みがあるそうだ。なお九条ネギらーめんが、一番人気となっているそう。広島つけめんは言ってくれれば、かなり辛くしてくれるらしい。

ご当地らーめんらしくチャーシューたっぷりで、これがまた素晴らしい美味しさだけに、気がつけば完食。いや、老練の店主が作り上げたその味わいは燻し銀的な風情も出ているもので、とてもかなり絶大に素晴らしく途轍もなく果てなく良かった。

(左フォト) 店頭と周辺/味玉尾道らーめん/チャーシューご飯 (2014.08.21)


 尾道らーめん めでたい屋 麹町店

 住所:東京都千代田区麹町2-3 麹町ガーデンビル1階

 定休日:日曜・祝日  営業時間:平日11:00〜23:00◆土曜11:00〜15:00

 アクセス:東京メトロ半蔵門線半蔵門駅下車。出口2より出たら麹町大通りに出て左折し、60m程
       歩いた左側にあり。



夜はラーメン居酒屋にもなるこちらのようだ。

東京でなかなか手に入らない地酒もあるらしい。

さりげない薀蓄が壁面に貼られていた。

調味料卓には鰹節やタレで使用する醤油もあった。

ポスターを頂く観光協会の方も絶賛してくれるらしい。

新川店とこちらの麹町店で営業している。

※以下は、らーめん 上々 麹町店 時代。




昨日ほどは暗くない薄曇りながら、それが日中も続いて夕方には若干の湿りが予測されていた、九月前半木曜日の朝だった。

このサイトが始まって落ち着いた頃、秋葉原に程近い神田和泉町に、一軒のラーメン専門店が営業していた。そのお店こそが、麹町にお店がある、こちらの和泉町店であった。

中野の麺彩房で修行して大成食品の麺を利用するお店で、店主がおられた頃もそんな塾名があったか不明だが、鳥居式らーめん塾の初期の卒業生と言う事になるのだろうか。

そんなラーメン店だったから、頻繁に訪問したお店だったが、或る日突如として閉店してしまい、こちらに訪問しようと思いつつも行かないでいると、木場店がオープンしたものだった。そこでこちらの店主と、再会を果たしたのであった。

そんな思い出が詰まる上々さんだが、本店とも言えるこちらの店舗は結局まだ訪問していなかったので、本日の営業がてら出掛ける事にした正午前だった。

東京メトロ半蔵門線を利用し、半蔵門駅で下車する。店頭に到着すると、開店の午前11時数分前だったが暖簾が掛けられ、本日の営業がスタートしたばかりであった。その店頭には自家製麺のインフォもあった。

中へ入ると店主がおられず、お店の方にお聞きすると、じきに帰って来るとの事であった。券売機で特製上々らーめんのボタンを選び、左奥の席に腰掛けると、昼前サービスがこちらでもやっていて、数あるサービスの中から小ご飯をお願いした。

午前11時45分までに来店すれば、ラーメンやつけ麺などをオーダーすると、味付け玉子1個・チャーシュー2枚・麺大盛り・小ご飯の中から選ぶ事が出来るサービスであった。

しばしすると、後続客が二人の店内。壁には和泉町店や木場店でも見たような、インフォメーションが多めに貼られていた。

何度か店頭を見る機会があったが、中に入って食すのは先述のように今回が初めて。入り口を見ると、中の雰囲気はある程度判るものだが、想像するより意外と狭い店内であった。それでも15人近くのカウンター席があった。ふと見ると、店主が帰って来られ、思わず御挨拶。程なく到着。

おお、濃淡の違いは若干あるものの、香って来る魚介風味のスープの香りは、こちららしい変わらないものだった。それではと口にして行けば、それはもう、いやいやいやいや、美味い美味い美味い美味い美味い。

自家製麺らしい中太麺が、やはりいい感じだったが、つけめんの太麺だけでラーメンの中太麺は変わらない大成食品さんなのか定かではないが、どことなく以前からの麺のようなラーメンであった。スープの方は、和泉町店の時よりずっと濃い魚介豚骨スープだったが、少し前よりは濃さを抑えて口にし易くしているそう。

チャーシューがまた、プリプリしたものでかなり良く、メンマや味玉子もレベルが高いものだった。最後にスープの中へご飯をダイブさせ、オジヤとして楽しみ、気が付けば完食となった。いやいやいやいや、やっぱり良かった美味かった。

(左フォト) 特製上々らーめん/店舗外観 (2009.09.03)