月と鼈 東京・新橋





鉄道が好きになったのは、一体いつ頃からだろう。物心ついた頃から、枯草色の京成電車を見て、はしゃいでいた記憶がある。

高校時代は鉄道研究会の会長も務めたが、上野駅辺りに行って最終列車をカメラに収める程ではないものの、今でも鉄道関連古物の収集に精を出している。

鉄道趣味の店舗が新橋に以前は三店営業していたが、現在は残念ながら二店になってしまった。今日もそんなショップをハシゴしながらラーメンも既に一杯ほど食した。

ふと歩いていると、某ケータイラーメンサイトでも紹介されたばかりのこちらが偶然にも目の前に現れた。気になる事もあったりしたので、入店する事にした昼下がりであった。

そこは以前玄々があった場所だ。以前その店主とお話しする機会があったのをふと思い出した。

ビジネスビルが建つ予定でそこを出たそうだが、結局ビル建築の話し自体が頓挫してしまったそうで、それでまだここにこの建物が残っている事をお聞きした事があった。

さてそんな場所にある新店を見上げると、なるほど新宿煮干し某店のような造り酒屋の登録商標とある感じの似たような看板が黒光りしていた。

そう言えばデザイン的には西新宿凪風だが、その色合いはどちらかと言えば大ふく屋風と言え、やはり狙って作成した感じなのだろうか?

実は鉄道関連ショップへ向かう途中の往路で見つけたが、正午まもない時間だけに周辺のサラリーマンの方々が列を作っていた。

しかし午後一時近い時間その復路にまたその店頭を見れば、直ぐ入店出来る状態でそれならばと中へ入って行った。すると直ぐ左手に券売機があり、そこで特濃煮干つけ麺並盛のボタンを選んだ。

特盛480gまで同料金でお店の方から再確認もあったが、先程ラーメンを食したばかりだけに、そのままの並盛240gでお願いした。

今月11日にオープンしたばかりのこちらで、すぐ傍には乾物食材商らしき川越轟屋とある、立派な蘭の祝花が置かれていた。

容器を暖めておく配慮があったりお店の方のその動作は丁寧で、看板だけを見た時は何だったが、単なる流行を追った店とは何処か違ってしっかりしたプロデュースがある感じであった。程なく到着。

特濃煮干しつけ麺とは最新のトレンドを抑えたつけ麺で、箸でつけ汁に太麺を置けば瀞み豊かな感じが確認できた。

それではと行かせて貰えば、結構愉しめたシフトの汁で沈んでいたチャーシューも美味しかった。

特濃煮干しと言う看板でやはり西新宿凪と比較してしまうが、その煮干し感は大人しく瀞みはベジポタ的であり何れにせよ今風パラダイスなつけ麺と言えた。

店名の「月とスッポン」は俗的な諺で比較できない程差がある事を指すが、それに自嘲的な意味合いが感じられ日本的な風潮によるものだが、こちらのつけ麺もなかなかと言えるものと言えた。

もう気がつけば完食で、スープ割りもまた良かった。太麺はT食品かと思いきやカネジンさんだそうで、某新宿煮干し店とは全くの無関係だそう。

いや、美味し特濃煮干つけ麺並盛であった。

(左フォト) 特濃煮干つけ麺並盛(汁・麺)/店舗外観 (2010.09.24)


 つけ麺 中華そば 月と鼈 (つきとスッポン)

 つけめん麺量/並盛240g・大盛360g・特盛480g

 住所:東京都港区新橋4-27-7   定休日:日曜日  営業時間:11:00〜22:00

 アクセス:JR新橋駅烏森口下車。日比谷通りに方面に向かい、手前の赤レンガ通りを左折。
       しばらく歩いて新橋4丁目東交差点を左折した程無い左側。



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