ザボン 東京・西武新宿 ※閉店





大空は色褪せたネガフィルムのようにくすむものの、時折り淡い陽射しを開放させては塞いでいた、そんな二月如月下旬の水曜日。

今日も仕事が終わって外に出れば、冷え込みもなく陽が暮れても何処か春の陽気を感じる午後七時過ぎだった。

昨年の四月にこちらの高円寺店を訪れたものだが、六本木周辺と西武新宿駅界隈に支店があるとしてその一方の西武新宿店へ仕事帰り立ち寄ることにした。

公式ツィッターアカウントによれば昨年の5月9日に改装して、リニューアルオープンを果たしたこちらのようだ。ちなみに6月19日からは、メニューに替え玉150円と全部のせ400円が追加されたそう。

以前は直ぐ近くの新宿区歌舞伎町2-21-4に、概ね昭和50年前後頃に開業した新宿本店が営業していたようだが、閉店してもう四年近くになるらしい。

すると今は本店の直ぐ近くだけに、こちらがその代替店となっているのだろうか?そんなところも気になるところとなって訪ねることにした。

そんなわけで今夜も新宿東口に降り立ち、新宿サブナード出口3周辺から新宿西武駅前通りに入り、その一つ目の信号T字路の場所で営業していたその店頭へやって来た。

店先には赤いネオン管であしらわれた店名が何処か旅情を誘っていて、白い大きな暖簾が時折り行き過ぎるクルマの所為で揺れて、鹿児島トンコツ醤油ラーメンと記された看板がそのラーメンの系統を表していた。

さっそく入店して行くと、カウンター席が七つL字に並ぶ比較的狭いフロアが広がっていた。半分近い席が埋まっていて、入口傍の空いた席に券売機が無いことを確認してから腰掛けた。

透明の下敷きに入れられたメニューリストがあったので手に取り、そこからザボンラーメン並と共に、トッピングも行くかとなって味たまごをお願いすることにした。

厨房に一人おられた店長さんらしき方にさりげなくこちらが本店かお聞きして見ると、昭和53年にオープンしたらしい六本木店の方が後継の本店になっていることを教えてくれた。

たわいない世間話しがしばしだけ続いて、こうした場所で営業していると色々なことがあるようだ。そんなお話しに終始した。程なく到着。

モヤシを置いた上に、目にも鮮やかな千切りされてゆがかれたキャベツが中央に盛られて、その上から揚げネギが多めに振られたラーメンがやって来た。

ドンブリの隅に置かれた煮豚と半熟煮玉子の双方も、実に食欲を誘うものとなっていた。

それではと行かせて貰えば、鹿児島ラーメンらしい豚骨ベースのパイタンスープに細麺の風情も素晴らしく実にたまらない味わい。

豚骨・鶏ガラ・豚足・背脂・鶏足・香味野菜を炊き出したものらしく、それはしみじみと来る風合いとなっていて底に刻んでいたシイタケがまた良かった。

醤油が強く効いたとろとろの煮豚に、トロンとした黄味の豊かな持ち味がまた素敵だった。それだけに、気がつけば完食。

今夜厨房におられた方が作る、気合いの入った鹿児島トンコツ醤油ラーメンは、かなり満足度の高い素晴らしいラーメンであった。

なお、東名高速の上り海老名SAにも同店が営業しているが、そちらは六本木本店・高円寺店・西武新宿店などと違ってフランチャイズ店になるようだった。

いや、かなりとんでもなく絶大に果てしなく、途轍もなく何処までも確実にとっても良かった。

(左フォト) 店頭と周辺/ザボンラーメン並+味たまご/途中の新宿大ガード (2015.02.25)


 ラーメン専門店 ザボン 西武新宿店

 住所:東京都新宿区歌舞伎町2-45-2  TEL03-3200-8159  ※公式ツィッターアカウント

 定休日:日曜日  営業時間:11:30~翌3:00

 アクセス:JR新宿駅東口下車の場合、新宿サブナード出口3傍の新宿西武駅前通りへ入り、200m
       ほど歩いたその通り沿いの右側にあり。



新宿地下街サブナードから行く場合は出口3から出る。

西武新宿駅前の新宿西武駅前通りを大久保方面へ。

一つ目のT字路交差点の場所に位置するこちらだ。

店頭に据えられた鹿児島トンコツ醤油ラーメンの看板。

現在は六本木に本店が変わっている。

店内にあったこちらのおしながきメニュー。