野郎ラーメン 東京・浅草橋





北寄りの風が枯れ葉を隅に追いやって、日毎に蝉の鳴き声も聴かなくなって秋が深まっていた、青空に水蒸気の帯が若干だけたなびく九月長月下旬の週末土曜日。

今日も仕事が終わって外に出れば、穏やかな夜風が今夜も夏の色をセピア色に変えるようにそよいでいた、そんな秋めく午後七時過ぎだった。

幾つかの浅草橋界隈の中華店を候補店に浮かべながら夜道を歩いて行く内に、忙しかった一日であったこともあってガッツリと行きたくなり、今夜はやっぱりこちらにしようとなった。

そんなわけで浅草橋駅西口駅前で営業する、そんなこちらの店頭にやって来た。

先月はこちらの秋葉原店を訪れたものだが、いつの間にか浅草橋にも支店がオープンしており実は気なっていた。昨年暮れの2013年12月23日に開業したようだ。

秋葉原店のレポートで触れているように、株式会社Team86の代表取締役社長である林正勝氏が手掛けるこちらだ。

ここ最近浅草橋にも随分通う内に、何度となく店先を通り過ぎていただけに、多忙となったこんな時はきっとこちらに入りたくなるだろうと思っていた。

これもまた未必の故意と言うのだろうかと思いつつ、豚野郎と大きく記された店頭最上部の文字を見上げつつ入店すると、そこそこの先客で賑わう店内が広がっていた。

左手に券売機がありその前に立つと、秋葉原店とほぼ変わらない券売機とその画面だった。

今回はラーメンで行くかとなってトッピングランキング1位と記された味玉野郎にしようとすると、極太平打ち麺と中太ちぢれ麺のどちらかを選ぶようになっていた。

極太気分にならなかったので中太ちぢれ麺の方を押して、決定にしたつもりがリセットになってしまい再度選び直して精算を選択。

最新鋭の券売機に相変わらず慣れない自分に気がついた。疲れている時だから思うのかも知れないが、券売機はシンプルな方が好きだ。

ともあれ振り返るとお店の方が待ち受けていて、その方にチケットを手渡すとオーダーしたラーメンが対象品らしく半ライスがサービスだそうで勿論それを希望した。

するとお好きな席にどうぞとのことで、それならばと右寄りのカウンター席の中ほどに腰掛けた。後続客が続く店内。程なく到着。

それではと行かせて貰えば、こちららしさ全開の味わいがたまらないもの。豚骨・背ガラ・モミジ・豚足を長時間炊き出したスープだそう。

中太でも充分に太く主張してくるちぢれ加減の麺でそれがまた実に素晴らしかった。半ライスはチャーシューをオカズにして美味しく頂いた。

カウンターにあった卓上調味料を見ると、いわゆるカエシらしき味を濃くするパンチ汁と共に、カレー粉やブラックペッパーに一味唐辛子が用意されていた。

それらを後半になってから、それぞれを何度かに分けて、振り掛けて愉しませて貰った。パンチ汁は味濃いめになって良かったし、カレー粉は雰囲気を変えるのに打ってつけと言えた。

以前に別の支店で口にしたものと較べると何処かおとなしめに感じるものだが、それでも中華店などで食すラーメンよりも遥かにインパクトのあるもので何とも素敵なものだった。

気がつけば完食。いや、かなりとんでもなく、絶大に果てなく素敵で良かった。

(左フォト) 店頭/味玉野郎中太ちぢれ麺/調味料類 (2014.09.27)


 野郎ラーメン 浅草橋店

 住所:東京都台東区浅草橋1-23-2  TEL03-3865-2386  ※企業サイトはこちら

 定休日:無休  営業時間:平日・土曜11:00~23:00/日曜・祝日11:00~22:30

 アクセス:JR総武線浅草橋駅西口左手に出た目の前にあり。



JR総武線浅草橋駅西口左手に出た目の前にあり。

慣れない券売機操作は、よく見てからタッチすべし。

味玉野郎オーダーで、半ライスが付いて来た。