番外編
トゥッカーノ グリル&バー
東京・秋葉原





朝方わずかに落ちる微雨が黄葉して行く木々を濡らして、北寄りの風が冷え込ませどんよりとした空がそれを助長していた十一月霜月中旬の水曜日。

今日も仕事が終わって外に出れば、今夜も穏やかな夜風がそよぐそんな午後七時過ぎだった。実は半年近く続いた秋葉原勤務も本日が最終日で、明後日からまた吉祥寺勤務となる予定。

ともあれそれまでは麺無し日で行くかとなって、ブラジルの国旗があるこちらが以前から気になっていたので今回仕事帰り立ち寄ることにした。ブラジル市街地ではポピュラーになっているグリル料理を提供するガレッテリアを、地元のスタイルそのままにして営業するブラジル料理店だそう。

この秋葉原店は、2007年7月23日にオープンしたようだ。昨年の7月29日には、そう遠くない千代田区立昌平小学校の周辺に、秋葉原2号店が営業を開始している。渋谷店が2005年にオープンしたのが最初のこちらで、今年の9月19日には池袋店がオープンしているようだ。

と言うわけで、その店頭へやって来た。ブラジル国旗のグリーンカラーに、店名そのままにブラジルのマスコット的存在の鳥であるトゥッカーノが、まるで神社の狛犬のように対になって描かれていた。

さっそく入店して行くと見掛けるといつも盛況なこちらだが、先客一人でこれはラッキーと言うしかなかった。その先客の隣りに促されてそこへ腰掛けると、大きなメニューリストを手渡してくれた。

それを広げると様々なグリル料理が案内されており、思わずどれにするか悩むところとなった。そこでこちらでよく出ているのは、どれなのかさりげなくお聞きして見た。

すると牛ランプステーキ100gと鶏モモ肉のガレット270gとローストポーク100gがセットになった、メニューリストの左上に紹介されていた肉重量合計510gとなるメガプレートが人気でよく出ていることを教えてくれた。

それならばとそれをライスと日替わりスープとサラダが付く、Aセットと共にお願いすることにした。ちなみに単品提供メニューでは、極選旨み牛ステーキがよく出ているそうだ。

一人の後続客が入って来たかと思えば二人連れで、その後もばらばらと来店客が続いて来て、ものの数分でほぼ満員御礼のフロアになったこちらだった。

目の前にある油はね注意を促すインフォメーションペーパーには、こちらならではの来店特典が記載されていた。

一つは2月9日と毎月29日は肉の日として、肉汁噴き出すスモーキーリングイッサを全てのお客様にプレゼントすること。そしてもう一つは、雨の日ライス食べ放題・スープ飲み放題&百円券プレゼントと言うことらしい。

最初にサラダとスープが直ぐ来たので、それをフォークを利用して口にして行く。サラダはドレッシングが掛けられたレタスに、コーンとスライストマトがあしらわれたもので、日替わりスープはいわゆるオニオンスープだった。

目の前には肉料理に入れる、付け合わせソースのようなものが置いてあった。一つは刻みタマネギをビネガーに漬けたもので、もう一つは擦ったニンニクを唐辛子と合わせたものだった。

程なくオーダーしたメガプレートが、ジュージューと音を立てながら到着。それを先述したオニオンビネガーソースとニンニク唐辛子ソースを、それぞれ少しずつ試すようにしながら入れて口にして行った。

その二つの対極的なソースもあって、なかなかのたまらない美味しさ。この上ないジューシーなグリル料理で、これはかなりとんでもなく素晴らしかった。

どれもが肉汁ほとばしる素敵な肉料理で、牛ランプステーキはレアに近いものに、鶏モモ肉のガレットはなるほどなボリューム感。そこにローストポークまで付くのだから、もう満足しないわけがない。

付け合わせの野菜もほっくりして美味しく、ライスもデフォルトで多めの量で、満足感が途絶えることなく気がつけば完食だった。いや、かなりとんでもなく絶大に素晴らしく果てなく何処までも実に良かった。

(左フォト) 店頭/メガプレート/メニューリスト (2014.11.12)


 トゥッカーノ グリル&バー 秋葉原店

 住所:東京都千代田区神田花岡町1-1ヨドバシakiba 1階 ※道路沿いに入口あり

 TEL03-5295-2611  定休日:無休  営業時間:10:30~22:30  ※公式サイトはこちら

 アクセス:JR秋葉原駅中央改札口下車。通りを上野方面に進み信号を右折して少し歩いた右側
       にあり。



Aセットのレタス・コーン・スライストマトのサラダ。

Aセットの今夜はオニオンスープらしい日替りスープ。

Aセットのなかなか盛りの良いライス。

雨の日ライス食べ放題・スープ飲み放題など特典あり。

オニオンビネガーソースとニンニク唐辛子ソース。

周辺のヨドバシクリスマスイルミネーション。