東京老拉麺 東京・新宿 ※閉店





午前八時の朝方でも暗く街灯が点灯するほど分厚い灰色の雲に覆われていた、そんな雲行きから小雪がちらつく一月睦月も下旬を迎えた水曜日。

今日も仕事が終わって外に出れば、一日舞い降りた小雪も本降りになることもなく、それでもまだみぞれ雨のような滴がしたたる午後七時過ぎだった。

それだけに吐く息は白くひどい寒さで、駅から外に歩いて出向く気にさえなれなかった。何処かこんなに日にちょうど良い場所がないかと思えば、こちらが直ぐに浮かんで仕事帰り立ち寄ることにした。

そんなわけでまたしても新宿駅に降り立ち中央西口の改札口から出て、地下ロータリー左手を歩いて小田急エース南館通路を入って行った。

その通路は途中から京王モール街となる中央西口から都営地下鉄新宿線へ向かう地下一階の通路で、西口側からだとそのモール街の入口近くで営業しているこちらの店頭にやって来た。

2011年6月1日にオープンした、そんなこちらのようだ。店先前の通路は人の波が途切れることのない場所で、毎日何万人もの人々が行き来しているだけに店頭撮影のタイミングも大変だった。

よく利用する通路の途中で営業しているこちらで、以前からその存在は気づいていた。しかしネットで調べると、赤坂離宮総料理長の譚彦彬氏がプロデュースするラーメン店で、そうだとは知らなかった。

赤坂離宮と言えばその昔に昨春悲しくも他界してしまった周富徳氏が総料理長を務めていた広東料理の銘店で、その周富徳氏から総料理長のバトンを受け取ったのが譚彦彬総料理長だった。

赤坂離宮の店名と譚彦彬総料理長が紹介されている店先だが、こちらもまたJR東日本グループ企業の株式会社日本レストランエンタプライズが運営するラーメン店らしい。ともあれその店頭で何を食すかそこにあるメニューの案内にしばし悩むところとなった。

そして徐に店舗入口左手の券売機に立ち、当店人気No.2と付記されていた細切り叉焼とネギ入りつゆそばを選んだ。この際だからサイドメニューも行くかと案じて、そんな中からネギ叉焼丼のボタンも連打した。

ちなみに当店人気No.1は離宮担担麺と言うメニューで、季節限定らしい海老と高菜のピリ辛つゆそばもそこかしこに案内されていた。

奥へ進むとなかなかシックな雰囲気の店内で、中ほどまで進んでからハンガーにハーフコートを掛けて足元にバッグを置いて20席あるカウンター席のほぼ中央辺りの場所に腰を下ろした。

チケットをお店の方に判るように置くと、程なくそのチケットをお店の方が受け取りに来られて、簡略化した言葉でオーダー名を仲間に伝えていた。

1943年横浜の中華街で生まれた譚彦彬氏だそうで、京王プラザホテルや都ホテルにホテルエドモンド等の中国料理店の料理長を歴任して来られた方のようだ。程なく到着。

それではと行かせて貰えば、さすが赤坂離宮譚彦彬総料理長がプロデュースする、その名前に恥じない素敵なつゆそばと言うしかない味わいがたまらないもの。細ストレートの麺も素敵な風合いで、その上にのる具材等も実に素晴らしかった。

既存のラーメンとは一線を画した、広東料理をベースに完成された格調あるものだそう。広東料理でスープを上湯(シャンタン)と呼ぶが、その料理がベースであれば金華ハムと薬膳なども利用されているものだろうか。

干貝柱などの高級食材をふんだんに利用した、そうしたつゆそばなのだろうと思ったが然にあらずだそう。聞いて見るものだ。魚介や野菜などの材料は一切使わず、豚の腕肉と鶏のガラをベースにした広東二湯スープと言うことらしい。

ネギ叉焼丼も美味しく、それだけに気がつけば完食だった。いや、かなりとんでもなく絶大に素晴らしく、何処までも果てなく途轍もなく実に良かった。

(左フォト) 店舗入口/細切り叉焼とネギ入りつゆそば/ネギ叉焼丼 (2015.01.21)


 東京老拉麺 - TOKYO LAO RAMEN - 新宿駅京王モール街店

 住所:東京都新宿区西新宿1-1 新宿駅南口地下1階京王モール街  TEL03-3346-0525

 定休日:年中無休  営業時間:11:00~23:15

 アクセス:JR新宿駅下車。中央西口改札等から出て地下のロータリー左手に進み小田急エース
       南館通路を入って行き、途中から京王モール街となる地下1階の通路で、その程ない
       右手にあり。



京王モール街の西口寄り入口で営業している。

JR東日本グループ企業運営だけにスイカの利用もOK。

赤坂離宮総料理長の譚彦彬氏がプロデュースするこちら。

魚介や野菜などの材料は、一切使わないこちらだそう。

シックな雰囲気が素敵なフロアに20席のカウンター席。

季節限定らしい海老と高菜のピリ辛つゆそばインフォ。