東京味源 東京・神田駅前





木葉が色づいて秋の深まりが強まるものの、南寄りの風が季節をまた押し戻していた、そんな十一月霜月上旬の日曜日。

今日も仕事が終わって外に出れば、その南寄りの夜風の所為か湿度が高めで蒸していた、そんな午後七時過ぎだった。

また味噌らーめん気分となって昨夜の源の文字が付く店名もあってそう言えばとなり、こちらの内神田1丁目にある神田本店を訪れると営業しておらず、それならばとこちらの店頭へやって来た。

結構歩いて戻って来てJR神田駅西口駅前のこちらだけに、思わず最初からこちらにすれば良かったと悔やむしかなかった。さっそく入店すると左手に券売機があった。

財布を開くと1万円札のみで両替して貰い、ボタンに東京味源人気№1と付記されていたみそラーメンと餃子を選んで、テーブル席に促されそこへ腰を下ろした。

こちらも昔から営業していた味源さんで、神田本店は創業20年になるそう。こちらのガード下の神田駅前店も、すでに12年営業するラーメン店であるらしい。

そんなことを、両替してくれた店長さんらしき方に教えて頂いた。

味源の上に東京と付けたのは商標登録したラーメン店があった関係のためだそうで、一味源さんなどがそうした店名にされたのも同じ理由なのだそう。

そちらのお店のレポートでも触れているように、残念にも本家の味源は平成9年に倒産してしまった。

その当時営業していた味源の店舗は、その後ある程度の店舗でのれん会を結成したり、様々な企業が引き継いで店名を残しながらも今日に至って来た。

東京味源もまたそんな一店舗であったりする。振り返った壁面に掲げられていたメニューボードを見ると、こちららしい提供メニュー名のでっかいどうラーメンが異彩を放っていた。

また厨房の前には、店名が染め抜かれた赤い小ぶりの暖簾が威風堂々として垂れていた。

神田本店が営業していなかったことをさりげなくぼやくと、最近の日曜日は昼営業しかしていないことを教えてくれた。程なく到着。

それではと行かせて貰えば、そこは多店舗展開しない20年の歴史ある東京味源さんのこちらだけに、かなりとんでもなく素晴らしい味わいがたまらないもの。

豚骨のゲンコツがベースで鶏ガラもブレンドしているスープだそうで、そこに日高昆布と利尻昆布に様々な野菜を入れて10時間以上炊き込んだものらしい。

中太ちぢれの麺がまた泣ける素晴らしさと言えて、麺は以前西山製麺の方が始めた小林製麺オンリーだったが、最近ではラーメンの麺は札幌製麺になっているこちらだそう。

餃子がまたなかなかの美味しさで、それだけに気がつけば完食だった。

入店した時は先客ゼロのフロアだったが、食べ終える頃には何人もの後続客が続いて盛況な店内となっていた。

中華料理店は老舗店が多い界隈だが、こちらのようなラーメン専門店は創業した頃に営業していた店はことごとく閉店してしまったそうだ。

実はこのサイトを始める数年前に、こちらに入って函館塩ラーメンを食したことがあったが、今夜の味噌ラーメンを口にしてやっぱり味源さんは味噌が最高にいいと思うのだった。

いや、かなりとんでもなく絶大に素晴らしく、果てなく何処までもとっても良かった。

(左フォト) 店頭/みそラーメン/餃子 (2014.11.02)


 北海道らーめん 東京味源 神田駅前店

 住所:東京都千代田区鍛冶町2-13-7  TEL03-3255-1323

  定休日:無休  営業時間:平日・土曜11:00~23:00◆日曜・祝日11:00~22:00

 アクセス:JR神田駅西口下車。西口から外に出たらガード下を右手に進んで程ない右側にあり。



厨房とカウンター席のあいだに店名が染め抜かれた暖簾。

でっかいどうラーメンが異彩を放っていた。

西口を出たらガード下を右手に進んで程ない右側。