ドラムカンスープ 天鳳 東京・六本木





朝方からやや強い南風が吹いて、まさしく新春に相応しく気温が気持ち緩んで、空は曇りがちながら午前中は比較的明るく陽に照らされていた、そんな一月睦月松の内六日の休日火曜日だった。

昨日は上海家常小菜天鳳@中野坂上が展開する、昨夏西荻窪にオープンした麺や天鳳を訪れて、一昨年の秋に足を運んだらーめん春友流@横浜戸部の店主が修業したドラムカンスープ天鳳のことを思い出したものだ。

そこで確認させて貰うと、そちらとドラムカンスープ天鳳とは全くの無関係であることを教えてくれた。

そう言えば六本木にその系列店が営業しているとして、横浜勤務時代の頃からそこを宿題店の一つにしていた。今回その訪問がきっかけとなって、そんなこちらへ今日こそ出掛けて見るかとなった。

というわけで有楽町で地下鉄日比谷線に乗り換え、六本木に出て六本木交差点周辺に位置する東京ミッドタウンのミッドタウンウエスト正面に在るこちらのテナントビルの前にやって来た。

ビルの入口には他のテナントの案内と一緒に、こちららしく大きなドラム缶が看板としてドンと置かれていて、そこには札幌ラーメン横丁 ドラムカンスープ天鳳 ロック&ロックビル1階と文字が刻まれていた。

さっそくビル中央の通路を奥へ進んで行くと、店先に西山ラーメンの木製麺箱が積まれたこちらが営業していた。

中へ入って行くとなかなかの盛況な店内。券売機の無いこちらで、カウンター席の右端に促されてそこへ腰掛けた。昨日から今年の営業が始まったようだ。

左手に大きなメニューボードが用意されていたが、右手の壁面にもメニューが記されていた。見ると味噌や塩味もあるが、なるほど醤油の下にめんばり・一三五・普通と言う記述がなされていた。

テーブルの方に小型立て札の案内があって、それによれば一三五は醤油ラーメンの普通より①麺硬く③油こく⑤しょっぱくと記され、②麺やわく④油うすく⑥しょっけ薄くの方にはバツが付いており判りやすくそう案内されていた。

なおめんばりとは一三五よりも、麺硬く油こくしょっぱくさせたものらしい。それならばとこちらで一番人気らしい、醤油の一三五をお願いすることにした。

ふと見るとめしと表記された下に、タダと記されていたのを見つけワンテンポ遅れてそれを希望した。

1974年の昭和49年に開業した札幌ラーメン横丁で営業する本店で、六本木店のこちらは1985年の昭和60年に開業したようだ。場所柄多くの芸能人に愛されて来たこちらだそう。

ちなみにドラムカンスープ天鳳@札幌は、当初昭和25年創業の旭川ラーメンの老舗店「特一番」の暖簾分け店「味特」として営業した時代を経ているらしい。

その後現在の店舗を開業させたラーメン店で、ゆえにこちらは旭川ラーメン店の一軒として数えられているようだ。なおドラムカンでスープを作ったのは創業当初だけで、現在では札幌も勿論六本木もズンドウなどで炊いている。程なく到着。

それではと行かせて貰えば、なるほどなかなかの味わいが実にたまらないもの。魚介ダシが利いた濃厚豚骨スープで、西山製麺のやや細めの中太ちぢれ麺で持ち味がまた良かった。

確かに塩気が強く脂が濃いめだが現代的な濃厚スープよりは落ち着いている感じだ。そんな風に若干穏やかにも見て取れると思ったが、後半になるとクセになりそうな唯一無二の風合いが胸ぐらを掴まれるようなインパクトとなって実に素敵だった。

最後の方になってから、残ったスープをタダとして貰ったご飯茶碗に軽く流してオジヤのようにして愉しませて頂いた。

気がつけば完食。いや、かなりとんでもなく絶大に途轍もなく、何処までも果てしなく彼方まで壮大的なスケールで良かった。

(左フォト) 店頭/醤油一三五/テナントビル (2015.01.06)


 ドラムカンスープ 天鳳 六本木店

 住所:東京都港区六本木7-8-5 ロック&ロックビル1階  TEL03-3404-6155

 定休日:日曜日  営業時間:11:00~23:00(当分のあいだ)

 アクセス:東京メトロ日比谷線他六本木駅下車。4a出口より外に出て、目の前の十字路を左手に
       300mほど歩いて行った左側の建物の1階右奥にあり。



外苑東通りの向こうは東京ミッドタウン。

多くの芸能人に愛されて来たこちらだそう。

オススメは醤油味の一三五とめんばり。

系統としては旭川ラーメンとなるこちらのようだ。

西山ラーメン札幌直送天鳳謹製と刻まれた木製の麺箱。

半ライスはタダらしい。(ランチタイムだけか不明)