麺や 天鳳 東京・西荻窪





朝方から霞みがちながら爽やかな青空が広がって、以前よりは勢いを感じる陽射しが注いでいた、そんな一月睦月松の内五日目の月曜日。

今日も仕事が終わって外に出れば、今夜も穏やかに冷え込んでいた、やはり冬めく星空の午後七時過ぎだった。

少し前に訪れた西荻窪某店へ伺った際に、こちらの前を通り過ぎていて気になるところとなっていた。

天鳳と言えば、らーめん春友流@横浜戸部の店主がかなり若い頃修業した六本木にも支店があるドラムカンスープ天鳳が思い起こされるが、そちらの流れを汲むこちらなのだろうか?

今年の8月21日にオープンしたばかりのようだ。こちらの西荻窪店と共に方南町店を紹介する、そんな公式サイトを見つけている。おなかがすいたらいらっしゃい、と言うことらしい。

どうやらすでに、三日の土曜日から年明け営業をしているようだ。そんなわけで、そんなこちらに仕事帰り立ち寄ることにした。

と言うわけでまた西荻窪で途中下車して、駅からそう遠くないその店頭へやって来た。

さっそく入店すると奥までカウンターが続く、盛況で広いフロアが待っていた。入口に鎮座していた券売機で少し悩んでから特製つけ麺玉子入りを選択。

比較的入口寄りの空いていたカウンター席へ腰を下ろした。券売機に冷やもりとあつもりの他にぬるもりがあったので、そのぬるもりでお願いすることにした。ぬるもり?

随分前にこのサイトの中で、私がオリジナルの表現をしたぬるもりを、ここで目にするとは思わなかった。人間が考えることに大した違いはないというところだろうか。

そして家系ラーメン店みたく味などの好みの確認があり、それは全て普通でお願いすることにした。

ふと周囲を見回すと、店内の壁面は流行りの家系ラーメン店のそれで、派手でカラフルな案内が所狭しと描かれていた。

さりげなく厨房の方に札幌のドラムカンスープと言うと理解して貰えず、そこで六本木の方を引き合いに出すとそことは全く関係が無いことを直ぐに教えてくれた。

どうやら創業40年にもなる上海家常小菜天鳳@中野坂上が展開する、ラーメン専門店の麺や天鳳@中野坂上で修業した、そんな店主の暖簾分け店となるこちらだそう。

中野坂上の麺や天鳳1号店自体も、ネットで追って見ると2000年4月7日開業と、今年でもう15年にもなるようだ。

それにしても見応えのある、背中の壁面の西荻窪店と言うしかなかった。なおネットで調べると、東中野と高円寺と練馬や中板橋に、長野佐久や新潟長岡にも系列店が在るらしかった。

ふと見ると、自家製唐辛子調味料を奨める案内が目を引いた。なるほど調味料卓にそれが置かれている。なかなか辛そうな色合いに、今回利用を見合わせることにした。程なく到着。

それではと行かせて貰えば、なるほどこれはなかなかの美味しさがたまらないもの。麺は極上の小麦粉と新鮮な卵を練り上げて、じっくり寝かせた特注熟成中太ちぢれ麺だそう。

大量のゲンコツに豚足と鶏がらをたっぷりの野菜と共に、12時間以上炊き出したスープらしく女性にも人気らしい。それだけに、気がつけば完食。

本店の冠に家常とあったがカジョウとはありふれたという意味で、さりげなくも人気店となっている、そんな本店の肩の張らない冠にその人気の秘密があるのかも知れない。

いや、なかなか素晴らしい味わいで、風情も素敵で実に良かった。

(左フォト) 店頭/特製つけ麺玉子入り/壁面 (2015.01.05)


 麺や 天鳳 - TENHOU - 西荻窪店

 住所:東京都杉並区西荻南3-8-7  TEL03-5336-7870  ※公式サイト ※公式twitter

 定休日:無休  営業時間:平日・土曜11:30~翌1:00◆日曜・祝日11:30~24:00

 アクセス:JR西荻窪駅南口下車。南口駅前を左手に進んで、突き当たりを右折。50mほど歩いた
       左側歩道にあり。



一番人気はこの特製つけ麺玉子入りらしい。

わかりやすく配置されたこちらの券売機ボタン。

それにしても、圧巻の薀蓄インフォ。

家系ラーメン店みたいに好みを希望できる。

調味料卓に、さりげなく自家製唐辛子調味料。

最寄り駅はJR西荻窪駅で南口から近い場所。