ラーメン 龍の家 東京・西新宿







晴れ渡る青空に仙人の白髭のような白雲がなびいて、柔らかい陽射しが煌めいて冷たく吹き下ろしていた風もそれほどでなくなっていた、それでも冬めく二月如月上旬の火曜日。

今日も仕事が終わって外に出れば、それだけに今夜も穏やかに冷え込んでいた、夜空に星が瞬くそんな午後七時過ぎだった。

新宿界隈のラーメン店の探訪が続いているが、こちらもまたそんな中でかなり気になっていた西新宿界隈に位置する一軒だった。

実は先日その店頭に立てば、10人近い行列が入口ドアから続いていて、その日はさすがにその訪問を見合わせて他のラーメン店へ流れたものだった。

今夜はそれほどでもないだろうと、朝方からその訪問を決めていた。帰り際勤務先を出る時に、偶然にも麺屋きころくを奨めて頂いた社内の方に遭遇。

いつもレポートの出だし文面を朝方作っているが、それが原因か店名をうっかり少し言い間違えてしまったが、さすがこちらを既に訪問済みの某氏で、つけ麺がいいことを教えて頂いた。

まだ寒いここ数日だけにラーメンのつもりだったが、そうと聞けばこれはもうつけ麺で行こうとなった。モツが入るらしく〆にお粥が愉しめるらしい。

そんなわけで今夜も新宿で途中下車。西口から改札を抜けて、例によってD5出口から外に出てその店頭へやって来た。

今回はそれでも四人が、寒空の下で店頭に並んでいた。しばし待っていると入店を促された。

入口右手の券売機で、もちろんつけ麺もつ中盛りを選んで、この際だから追加トッピングするかと半熟煮玉子のボタンを連打した。

なるほどオーダーした品がやって来るまでの短い時間に周囲の状況を見ていると、お客さんへのお店の方のきめ細やかな対応に、恐るべしと言うほど素晴らしいものがあった。

店主の父親が博多一風堂の河原成美氏と引き合わせてくれたそうで、河原成美氏の魅力からラーメンの道に開眼。

サラリーマンを辞めてそんな河原成美氏の元で、修業した梶原龍太氏が店主のこちらだそう。その梶原龍太氏が社長を務める、株式会社アペックスフーズが運営するこちらのようだ。

1999年5月14日に創業店の上津店が、福岡県久留米市内でオープンしたのが始まりらしい。

現在では九州圏に八店舗の他、らーめん息吹なる別ブランドでさらに四店舗運営しているようだ。海外にも進出しているこちらだそう。

首都圏においてはこちらもまた、池袋東武の諸国ラーメン探訪区の期間限定による臨時出張店を経てオープンした路面店のこちらだそう。

池袋東武では2007年9月12日から2009年6月30日までおよそ二年間営業しており、その後の2009年7月12日に開業した新宿小滝橋通り店らしい。

さてカウンタトップには、辛子高菜とピリ辛のもやしナムルがボウルの容器に盛られて置かれており、傍にあった小皿に何度となく取り分けて美味しく頂かせて貰った。

ラーメンは「こく味」と「純味」の二つがあるこちらだそう。こく味は龍の家の定番系で、辛みそや香油が加わった濃厚でこってりな味わいのようだ。

また純味は新味らしく、自慢のとんこつスープをストレートに味わえるあっさりまろやかな仕様らしい。程なく到着。

つけ汁にはたっぷりの黒いマー油が浮かんでおり、麺はボリュームよく盛られていて、デフォルトながら多めの具材が中太麺の横にさりげなく添えられていた。

それではと行かせて貰えば、なかなかの衝撃的なスンばらしい味わいがたまらないもの。マー油が予想外の面持ちで、すでにおそるべし。

つけ汁の中には香ばしいほど良く炙られた、豚のモツが数個入っていてこれがもう絶大に素敵だった。しなやかな中太ストレートの喉越しの良さも見逃せない素晴らしさ。

チャーシューは燻製されたものでかなり美味しく、半熟煮玉子もこだわり良く素敵だった。

かつてこれほどインパクトを感じて、これほど嬉しくなれたつけめんがあったろうか。これはもうたまらん旨さに久しぶり行かせて貰えば、美味い美味い美味い美味い美味い美味い美味い美味い。

博多ラーメン店にとってつけ麺は、海のものとも山のとも判らない麺料理だけに、多くの博多ラーメン店では見掛けない中でこれだけの素敵なつけ麺を開発してしまうところが実にすごい。

気がつけば麺が消えて、つけ麺もつ恒例の無料割り粥タイム。つけ汁を手渡しお願いすると、適度な量に調整されたつけ汁と共に、お粥が入った蓋の付いたお碗が到着。

お椀にマー油が浮くつけ汁を投入。それを口にすれば、やはり美味しの一言に尽きた。マー油が根本的に違うこちらだった。それだけに、気がつけば完食。

いや、かなり果てなく絶大にとんでもなく、銀河の果ての遠い彼方まで何処までもとことん良かった

(左フォト) 店頭/つけ麺もつ中盛り+半熟煮玉子(汁・麺)/割り粥 (2015.02.03)


 ラーメン 龍の家 (タツノヤ) 新宿小滝橋通り店

 住所:東京都新宿区西新宿7-4-5 富士野ビル1階  ※公式サイトはこちら

 TEL03-6304-0899  定休日:無休  営業時間:11:00~0:00

 アクセス:JR山手線他新宿駅西口下車。都営地下鉄大江戸線新宿西口駅周辺のD5出口から外に
       出て小滝橋通りを大久保方面へ進んで行く。新宿都税事務所交差点手前の右側にあり。



久留米に創業店がある、博多一風堂の流れを汲むこちら。

ラーメンは「こく味」と「純味」があり、つけ麺はもつ入り。

入口の左上に掲げられた薀蓄が記されたボード。

無料惣菜の辛子高菜とピリ辛もやしナムル。

さらに紅しょうがと龍の家特製焙煎ごま。

つけ麺は麺が無くなったら、割り粥が無料で愉しめる。